エラン(6099)初値予想と考察記事になります。この手のサービスは助かりそうですが、IPO的には爆発力にかけますね。


ただ幹事を見ると当選は困難なので全力申込を考えています。


エラン初値予想 6099


業種:サービス業
市場:東証マザーズ
公開予定:11/07
BB期間:10/20~10/24


【事業内容】
当社は病院に入院される方や、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、グループホーム、ケアハウス等の介護施設(以下「介護老人保健施設等」という)に入所される方たちに対して、衣類、タオル類の洗濯サービス付きレンタルと日常生活用品の提供を組み合わせたサービス「CS(ケア・サポート)セット」(以下、「CSセット」という)を展開しております(介護医療関連事業)。
CSセットの内容をより具体的に述べると、入院中や入所中に実際に利用する方(以下「利用者」という)が衣類・タオル類や日常生活用品を用意する代わりに、当社が衣類・タオル類の貸与と日常生活用品の販売を組み合わせ、CSセットのサービス名で提供するサービスです。これにより、入院・入所中に必要な衣類・タオル類の洗濯・交換や日常生活用品の補充の手間・心配を本人またはその家族から省くことができ、利用者は「手ぶらで入院・入所し、手ぶらで退院・退所する」ことが可能となります。

まとめると⇒ 「手ぶらで入院・入所、手ぶらで退院・退所」が可能となる衣類・タオル類の洗濯サービス付きレンタルと日常生活用品の提供を組み合わせたサービス(CSセット)の運営



【資金使途】
手取概算額739,200千円については、「1 新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限227,286千円と合わせて、新規の営業拠点開設に伴う設備資金として10,000千円(平成27年12月期:10,000千円)、システム関連費用(営業支援系システム費用、物流関連システム費用等)として60,000千円(平成27年12月期:30,000千円、平成28年12月期:30,000千円)、長期借入金返済資金として195,000千円(平成26年12月期:195,000千円)、残額については、病院・介護老人保健施設等の新規開拓や顧客サポート体制の強化、営業拠点網の拡大に伴う営業部門の増強及び今後見込まれるCSセット利用者数の増加に伴い業務量増加が見込まれる管理部門(請求業務関連部門、システム関連部門等)の増強のための人件費、申込受付業務・請求業務・物流業務における業務効率化の推進等を目的とした通信費・外注費等の運転資金に充当する予定であります。 



100株単位
公募株数 500,000株
売出株数 517,000株
合計株数 1,017,000株(10170枚)
※オーバーアロットメントによる売出152,500株(1525枚)


想定価格 1620円⇒ 16.2万円必要!
仮条件  1620円~1750円


【幹事団】
野村證券(主幹事)
みずほ証券
SMBC日興証券
SBI証券
マネックス証券
いちよし証券
岩井コスモ証券
エース証券
岡三証券
高木証券
日本アジア証券 


仮条件は1620円~1750円となり、上限算出では吸収金額がアップします。
上限1750円でオーバーアロットメントを含めて算出すると約 20.5億円となり
マザーズにしては少し荷もたれ感があります。


エラン(6099)売上と利益
↑クリックで拡大します


介護医療関連事業100%の売上で14年12月期の経常利益は1.7%増となっています。
2013年に福岡へ進出し、本年度は北海道に進出しており売上拡大に取り組んでいます。
高齢化が社会問題になっている現状では必要とされる事業ではないかと考えます。
ただネット媒体の様に急成長をする分野ではありませんので、利益が倍々にはなりませんが
地味に利益を伸ばす期待があります。


エランIPO初値予想2250円


他の企業で同社のようにシステム化している企業は少ないようです。
CSセット(ケア・サポートセット)を導入している企業は460施設となっており今後も拡大
傾向にあるようです。
さらにカスタマーサポートセンターも拡大しサービス向上を狙っているようです。
デメリットとして類似企業が出てきた場合には業績が鈍るでしょう。
衣類やタオル類の洗濯、交換の頻度や日常生活用品の使用量を気にせず安心して
入院や入所生活をする事が出来るシステムとなっており、入院日数や入所日数で
計算がされることになっています。使う方も必要なだけ使用でき良いと思います。


【幹事配分】
野村證券  814,000株
みずほ証券 30,500株
SMBC日興証券30,500株
SBI証券    20,300株
マネックス証券20,300株
いちよし証券 20,300株
岩井コスモ証券20,300株
エース証券  20,300株
岡三証券   20,300株
高木証券   10,100株
日本アジア証券10,100株


【業績等の概要】
当事業年度の売上高は6,024,780千円(前年同期比30.9%増)
営業利益は402,689千円(同31.7%増)
経常利益は401,000千円(同29.7%増)
当期純利益は247,794千円(同34.2%増)


【類似企業】
総合メディカル(4775)PER13.44倍
フランスベッドホールディングス(7840)PER29.19倍
トーカイ(9729)PER12.77倍


EPS81.02を基にPERを算出すると、約21.6倍となります。
類似企業と比較するとあまり魅力はありません。
配当は5円出るようですが、無いよりはまし?程度です。
⇒ エラン(6099)IPO新規上場承認記事はこちら


ベンチャーキャピタル保有がありませんが、ニッチ企業なので上場直後のみ売買
が活発になると思われます。そもそもIPO的に人気業種ではありません。
ただ野村證券主幹事なので初値売りも限定的でしょうか(客層を考えて)
ロックアップは90日間ですが、経営陣や従業員なので売りも限定的でしょう。
市場の落ち着きもありIPOに資金が入ってきているようです。

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