2024年のIPOを振り返りたいと思います。利益は200万円程度出ましたが残念な年だったと思います。


3月までは何とか堅調な相場を維持できましたが4月から初値が上がらず苦しい環境が長く続きました。ここ数年で一番盛り上がらなかった年だったと感じます。


2024年のIPO総括


IPOに当選できなくて悔やむ年ではなく、単純に盛り上がらなかったと思います。


kimukimu

初値が飛ばずIPOをやめる人も出てきました。正直1単元(100株)の当選で2万円~3万円利益だと馬鹿らしいと考える気持ちもわかります!



逆に上場サイズの拡大により当選しやすい現状もあります。これまで10億円~15億円規模のIPOが多かったと思います。しかし2024年は20億円~25億円規模のIPOがどんどん出てきました。


IPOが盛り上がっていない環境で上場規模が大きくなるということは需給を考えると初値高騰が難しくなります。


この繰り返しになり個人投資家の資金がIPOに入らなくなったのかもしれません。確かに日本の金利上昇局面と言われグロース株には良い環境とは言えませんでした。


しかしこれからも同じことが続くわけです。1年を通してこれほど盛り上がらなかった年はここ数年でないと思います。2025年もこのまま人気が見込めないと言われています!


2024年に当選した銘柄を確認してみました。東京メトロに救われる

2024年に当選できた銘柄は19銘柄になります。


上場数は87社で1社が上場中止になるため86社と考えると当選確率22.1%にもなります。計算してみると驚きの数値でした。


  • SOLIZE
  • Veritas In Silico
  • トライアルホールディングス×2枚
  • JSH
  • カウリス×3枚
  • マテリアルグループ
  • グリーンモンスター
  • アストロスケールホールディングス×2枚
  • PRISM BioLab
  • カドス・コーポレーション×2枚
  • フィットイージー
  • タイミー×2枚
  • Faber Company
  • アスア
  • インターメスティック×5枚
  • Schoo
  • 東京メトロ(東京地下鉄)×15枚
  • ククレブ・アドバイザーズ
  • 黒田グループ×2枚


特に印象に残った銘柄はカウリス300株当選と東京メトロ15枚当選です。この2銘柄がなければ利益200万円には程遠い状況です。


カウリスは公開価格1,530円で初値2,875円だったため300株で約40万円の利益です。


東京メトロ(東京地下鉄)は公開価格1,200円で初値1,630円だったため1,500株で約64万円の利益です。2銘柄合計で104万円の利益になります!※税引き前


インターメスティックも5枚だったので20万円くらい利益がありました。こちらは棚ぼた状態で嬉しかったです。


kimukimu

おわかりでしょうか?他の銘柄の収益が下がっているためまとまって当選しないと利益につながらないことを・・・



2025年はIPO投資のスタイルを変更したほうが良いのかもしれない

2024年のIPOは結果的に例年と変わらないような利益を上げることに成功しました。2023年は約342万円の利益でしたけどね。


コロナショックだった年は流石に利益が減っていますがそれ以降は200万円程度の利益が続いていました。


2025年はIPOのスタイル変更で利益を狙う


2024年は個別に盛り上がる銘柄も少なくセカンダリーも盛り上がらない銘柄ばかりでした。


公開価格割れも普通に見かけるようになり公募組にとっては特に悲惨な年だったと言えそうです。公開規模が大きくなりIPOには当選しやすくなっても1単元あたりの利益が減っています。


IPOは儲かると言われていた時代が終わりに向かっているのかもしれません。


maronmaron

店頭組で富裕層だとIPOで大きな利益を上げているって知ってますか?



実は店頭組の一部の投資家は1単元あたりの利益が減っても数で補っています。そのため大きな利益を上げている方もいます。


お金の力って凄いですよね。普通に千株単位の配分でIPO株を貰っている方もいます。IPOに当選できないと嘆いている方は店頭で申込してみると配分があるかもしれません。


2025年のIPOは割安銘柄は売らずにセカンダリーまで引っ張ったほうが良いのか?まとめ

2024年12月に上場した銘柄でセカンダリーに資金が入っている銘柄があります。


2025年のIPOは投資スタイルを変更したほうがいいかも


吸収金額が低い銘柄、割安な株価設定、このパターンだと見直されて買われることがあるようです。初値が飛ばなくてもセカンダリーで利益を上げることが出来れば良いですよね。


ただセカンダリーは値動きが激しいためお勧めできる投資ではありません。


しかし割安だと観測されたIPOに上場後に資金が入ることも増えているため利益を考えるとチャレンジしたいと考える投資家も出てきそうです。


既に初値で売らずにそのまましばらく保有する方も出てきています。ファンド案件じゃなくても割安案件はボチボチありますからね。


maronmaron

初値が上がらなくても割安ならセカンダリーにチャレンジしてもっと利益を狙う方法も良いかも?でもリスクが高いためよく考えましょう。



結局は自己責任になりますが、IPOの初値売却で利益が出せなくなったらセカンダリーで人気が見込めそうな銘柄にそのまま投資してみるのも良いかもしれません。


なかなか難しいとは思いますがリスクを許容できる方には面白いかもしれません。


kimukimu

もしくはIPOを細々と続けながら他のリスクが低い投資を始めるのもいいと思います。私の場合は2016年くらいからクラウドファンディングに投資をはじめました。



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kimukimu

IPO投資の他に何か始めないと利益が落ちるので私も色々工夫して投資しています。FXの自動売買や暗号資産にも投資しています。でもこちらはハイリターンハイリスクなんですよね。

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