ヴィスコ・テクノロジーズ(6698)初値予想とIPO分析記事になります。画像処理検査装置の製造・販売を行っている企業です。個人的に地味な事業だと感じますが、初値はそこそこ高く付く予想が出ています!公開株数がOAを含め23万株程度しかなくIPOに当選することも難しい案件ですが、当選するためにもれなく申し込んでおきたいと思います。


ヴィスコ・テクノロジーズ(6698)初値予想とIPO分析記事


業種:電気機器
市場:JASDAQスタンダード
公開予定:12月13日
BB期間:11月27日~12月01日


100株単位
公募株数 85,000株
売出株数 113,800株
合計株数 198,800株(1988枚)   ←株数が少ない!
※オーバーアロットメントによる売出し29,800株


想定価格 4,820円 ⇒ 48.2万円!
仮条件  4,720円~4,920円
公開価格 12月04日


【幹事団】
みずほ証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券      auカブコム証券
岡三証券    岡三オンライン証券
いちよし証券
SBI証券
岩井コスモ証券   ←後期型IPO申込を採用



ヴィスコ・テクノロジーズ(6698)IPOの評判と分析


仮条件上限が想定発行価格よりも、100円引き上げられ4,920円に決定しました。
市場からの吸収額は約9.8億円、オーバーアロットメントを含め約11.2億円となります。最近は思いもよらぬ銘柄が吹き上げることがあるため初値買いに向かう方も多いのかもしれません。


ヴィスコ・テクノロジーズ(6698)IPOの評判と分析
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ヴィスコ・テクノロジーズ(6698)IPO業績
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筐体型画像処理検査装置の開発や製造、販売を行っています。
日本では、いまだに人手に頼った目視検査を実施している製造現場もあり、同社のサービスを今後利用する企業が増える可能性があります。
海外市場では日本の製造現場と較べ目視検査を主とした製造現場が多くあり、人件費の抑制や製品品質の安定化に向けて画像処理検査装置の導入が進無可能性もあるようです。


ヴィスコ・テクノロジーズの画像処理検査装置は、コネクタ部品を初めとする電子部品業界、半導体業界、自動車業界、食品業界等の様々な製造現場において利用されているそうです。


ヴィスコ・テクノロジーズは画像処理検査装置(製品)を完成させるファブレスメーカーであり、連結子会社及び国内外の代理店が、国内外の顧客に対して製品を販売している企業になります。



ヴィスコ・テクノロジーズ(6698)IPO初値予想と幹事引受株数

ヴィスコ・テクノロジーズ初値予想5,800円


【幹事配分株数】
みずほ証券179,300株
三菱UFJモルガン・スタンレー証券9,900株      auカブコム証券
岡三証券3,900株
いちよし証券1,900株
SBI証券1,900株
岩井コスモ証券1,900株
※後日記載します



ヴィスコ・テクノロジーズ(6698)IPOの上場類似企業


【業績等の概要】 平成28年4月1日~平成29年3月31日
連結売上高2,878,908千円(前連結会計年度比11.6%増)
売上総利益1,489,206千円(同10.2%増)
営業利益は351,605千円(同39.6%増)
経常利益は270,706千円(同36.7%増)
親会社株主に帰属する当期純利益は202,621千円(同51.6%増)

第15期第2四半期連結累計期間(平成29年4月01日~平成29年9月30日)
連結売上高1,616,929千円
売上総利益862,682千円
営業利益252,701千円
経常利益231,135千円
親会社株主に帰属する四半期純利益は154,780千円



【類似企業】
インスペック(6656) PER32.63倍 PBR4.73倍
ウインテスト(6721) PER-倍 PBR1.98倍
ブイ・テクノロジー(7717) PER20.88倍 PBR7.27倍


ヴィスコ・テクノロジーズ(6698)IPOのロックアップとストックオプション


ロックアップ期間は90日間、ロックアップ解除倍率1.5倍となります。
ベンチャーキャピタル出資はありますが、株数は多くありません。三菱UFJキャピタル系のVCで50,000株となっています。
ストックオプション総数は68,100株存在し、行使期限を迎えているのは32,500株になります(発行価格1,500円)
株主優待や株主配当金の設定はありません。
 ヴィスコ・テクノロジーズ(6698)IPO新規上場承認


EPS327.28を基にPERを算出すると約15倍となります。
上場時発行済み株式総数713,500株を基に時価総額を算出すると約35.1億円です。
2018年03月期の業績予想は売上7.7%増、経常利益14%増の見込みになります。


全体的な株数は少なく、株価設定が高いため買い向かう方も限定的だと思われますが、初値に関しては期待ができるようです。
ベンチャーキャピタルのロックアップ解除にあたる、7,380円という数値は覚えておきたいところですが、さすがに1.5倍の株価は無いでしょう。


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