Fringe81(株)6550IPOが新規上場承認されました。株数が少ないIT系の企業ですが、赤字が続いており微妙な銘柄か?今期第3四半期利益は1,500万円程度出ていますが、このまま黒字なのか疑問でもあります。結局人気なんでしょうけどね。アドテクノロジーと言ったIPOでは人気のワードも出てきています。
業種:サービス業
市場:東証マザーズ
公開予定:06/27
BB期間:06/08~06/14
【事業内容】
当社はインターネット関連事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。セグメントを構成する主要サービスは、(1)広告代理サービス、(2)メディアグロースサービス、(3)ソリューションサービス、(4)ウェブサービスの4つに大別されます。
当社は参入企業が少ないと考えられる「キワ」の市場を選び参入する方針を堅持し、また価格競争による規模の追求を行わず、高い収益性を求める方針にて事業運営をしております。また、当社はシステム開発や商品設計を自ら手がけユニークなサービスを創り出すとともに、販売に際しては当社販売人員の専門性を活かし迅速な事業育成を行うことに努めております。システム開発、商品設計、そして販売までの一気通貫体制を構築していることは当社の特徴の一つとなっております。その特徴によって、創業以来アドテクノロジー(注1)等をベースにした技術力をもとに「キワ」のサービスを創りだし、そのサービスを広告主や事業の収益化局面にあるメディア等の顧客に対し当社自ら販売し、顧客の課題解決につなげてまいりました。その販売活動を通じて得られた顧客の要望をもとに提供するサービスを改善(PDCAサイクル)し、これらの経験をもとにさらに新たなニーズや「キワ」事業を発掘する、といった好循環を生み出すよう努めてまいりました。これらのサイクルを通じ、当社は今後も継続的な成長を目指しております。
まとめると⇒ インターネット広告配信プラットホーム(アドネットワーク)等のサービス開発から広告主のマーケティング支援サービスの提供、ならびにHRテック領域等におけるウェブサービスの提供等
【資金使途】
手取概算額199,198千円については、「1 新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限74,271千円と合わせて、当社のサービスにおける品質・安定性を支え、またさらなるユニークなサービスを立ち上げる技術力を向上させるための研究開発等に係る人件費や外部委託費の資金として126,197千円(平成30年3月期に76,130千円、平成31年3月期に50,067千円)、競争力の維持及び売上成長のための人材の採用育成費として140,269千円(平成30年3月期に67,519千円、平成31年3月期に72,750千円)を充当する予定であります。これらの充当する予定額を除く残額は、将来における運転資金に充当する方針でありますが、具体化している事項はございません。なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する方針であります。
100株単位
公募株数 108,800株
売出株数 151,300株
合計株数 260,100株(2601枚) ←かなり少ないが誰かに当選します!
想定価格 2,070円 ⇒ 20.7万円必要
仮条件 2,400円~2,600円に決定しました!
公開価格 06/15に決定予定です
【幹事団】
野村證券
みずほ証券
SMBC日興証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 auカブコム証券
マネックス証券 ←IPO配分が完全平等抽選なんです!
岩井コスモ証券 ←後期型IPO抽選で申し込み忘れ多し
■ Fringe81(株)の評判と分析
オーバーアロットメントによる売出し39,000株
想定発行価格2,070円を基に吸収金額を算出すると約5.4億円となり、オーバーアロット
メントを含めると約6.2億円となります。
Fringe81(株)ホームページ⇒ 新しい発見をもとに、地球の未来を創る集団
↑クリックで拡大します ⇒ SMBC日興証券のIPO概要と秘策のご紹介
創業以来アドテクノロジーをベースにした技術力を武器に営業しているそうですが、
売上げは上がるも経常利益は赤字です。
目論見だと営業利益の確認が出来ないので本業でどの程度の収支があるのかが
ポイントでもあります。。。
考察記事で考えたいと思います
会社設立は2012年と非常に若く、本社は東京都港区六本木のヒルズ森タワーだそうです。
田舎に住んでいる私には計り知れませんが凄いんでしょうね!!
社長は田中弦氏(41歳)、株式保有率は49.8%と高いようです。
従業員数は88名で平均年齢29.6歳と若く、平均勤続年数2.4年、平均年間給与約513万円
となります(臨時雇用は年間46名)
↑クリックで拡大します ⇒ auカブコム証券のIPO抽選ルール詳細とポイント
【ロックアップの状況】
本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、貸株人かつ売出人である田中弦、売出人である松島稔、東山友、佐藤洋介、荒川貴洋は、主幹事会社に対して、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の平成29年9月24日までの期間中は、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し及びオーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等は除く。)を行わない旨を合意しております。
また、売出人であるテクノロジーベンチャーズ3号投資事業有限責任組合及び磯崎哲也並びに当社株主である株式会社サイバー・コミュニケーションズ、株式会社サイバーエージェント、グリー株式会社、電通デジタル投資事業有限責任組合、ドコモ・イノベーションファンド投資事業組合、TBSイノベーション・パートナーズ1号投資事業組合、株式会社マイクロアド、株式会社アイスタイルキャピタルは、主幹事会社に対して、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の平成29年9月24日までの期間中は、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し及びその売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う売却等は除く。)を行わない旨を合意しております。
ロックアップ期間は90日間(平成29年9月24日)となり、ロックアップ解除倍率は1.5倍
となります。ベンチャーキャピタル保有株もそこそこあり初値が高騰した場合は注意が必要
だと思います。
優秀な人材を残すため目論見に「正規社員技術者は直近3事業年度で退職者無し」と
書かれています
販売実績ではエン・ジャパン(4849)との関係があり、売上げの48.2%を占めます。
※第5期第3四半期累計期間
また社長の田中弦氏の略歴をみると、ソフトバンクやネットイヤー、ネットエイジなど
上場企業に入社経験があるようですね。
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