Gunosy(6047)IPOが新規上場承認されました。ただ公開株数が多く、赤字企業で吸収金額もマザーズ上場にしてはかなり大きなものとなりメジャー企業と言えどIPO的にはあまり人気はなさそうな気がします(第一印象)株数が5,910,000株と多く不安材料もあります。
業種:サービス業
市場:東証マザーズ
公開予定:04/28
BB期間:04/10~04/16
【事業内容】
当社は「情報を世界中の人に最適に届ける」を企業理念に掲げ、インターネット上に存在する膨大な量の情報の中から、ユーザーの興味・関心にあわせてパーソナライズ化された情報を配信する情報キュレーションアプリ(注1)「Gunosy(グノシー)」の運営と、「Gunosy(グノシー)」を通じたメディア事業を展開しております。 ~省略~ 当社の提供するサービス「Gunosy(グノシー)」は、「網羅性」、「速報性」、「パーソナライズ性」の3点に着目し、多くのニュースサイトやブログ等にある膨大な情報群から、アルゴリズムによる機械学習によってユーザーの興味・関心を分析・学習し、ユーザーの求める情報を配信しております。
まとめると⇒ 情報キュレーションアプリ「Gunosy(グノシー)」の運営
【資金使途】
手取概算額4,866,400千円については、新規ユーザー獲得のための広告宣伝費として広告宣伝活動に係る資金に充当(平成27年5月期に91,800千円、平成28年5月期に2,588,700千円、平成29年5月期に2,185,900千円)予定であります。なお、具体的な充当時期までは、安全性の高い金融商品等で運用する方針であります。
100株単位
公募株数 3,500,000株
売出株数 2,410,000株
合計株数 5,910,000株(59100枚) ←かなり多いです
想定価格 1520円 ⇒ 15.2万円必要!
仮条件 1460円~1520円に決定しました
【幹事団】
野村證券
SMBC日興証券
SBI証券
マネックス証券
いちよし証券
みずほ証券
岡三証券 岡三オンライン
岩井コスモ証券
■ Gunosy(グノシー)IPOのポイント
オーバーアロットメントによる売出し886,500株
想定発行価格1520円を基に吸収金額を算出すると約89.8億円となり
オーバーアロットメントを含めて算出すると約103億円!巨額な資金吸収になります。
マザーズにしては超大型IPOとなり、荷もたれ感は半端ないでしょうか。
新興市場に上場するにはやや厳しいイメージがあります。
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売上は格段に伸びていますが、利益が全くついてきていません。
まだ設立数年しか経過しておらず利益に結びついていないようです。
今期黒字化しなければ株価維持も厳しいのではないかと思われます。
会社設立は2012年11月で東京都港区六本木に事務所を構えます。
社長は福島良典氏となり27歳の若さです(株式保有は3.53%と少ない)
東京大学大学院工学研究科の在学中にGunosy(グノシー)を開発されたようです。
会社設立の際に木村新司氏が関わっている事で、企業の戦略的イメージはかなりよい
気がしますが、アトランティスをグリーに売却した方なので何か企んでいる気がします(私見)
同社の筆頭株主となり41.12%もの株式を保有していますしね。。。。
従業員数は52名を抱え、平均年齢は30.4歳となります。
若い企業だけあり平均勤続年数は0.8年で、平均年間給与は約640万円です。
臨時雇用人数は年間8名となっています。
関係企業にKDDI株式会社の名前があります。
ヤフーやグーグルと言った検索機能を使う方のスキルによって情報に行きつかない
場合があり、そこが盲点と考えGunosyアプリを使って、膨大な日々の情報から
顧客に合った商品やサービスの提供をする事を可能にしています。
Gunosy(グノシー)のダウンロード数は27年2月末時点で866万ダウンロードとなり
拡大を続けているようです。
サービスは悪くないのですが、せめて黒字上場だと良かったと思いますが・・・・
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【ロックアップの状況】
本募集並びに引受人の買取引受による売出しに関連して、当社株主であるB Dash Fund 1号投資事業有限責任組合、B Dash Fund 2号投資事業有限責任組合、佐藤完、株式会社オプト及び株式会社セプテーニは、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の平成27年7月26日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等(ただし、その売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、主幹事会社を通して行う東京証券取引所取引における売却等は除く。)を行わない旨合意しております。
また、売出人かつ貸株人である垣内伸也及び三尾正人、売出人である木村新司、福島良典、吉田宏司、関喜史、竹谷祐哉及び石橋雅和、並びに当社の株主である伊藤光茂、青木直子は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後90日目の平成27年7月26日までの期間中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却等(ただし、引受人の買取引受による売出し、グリーンシューオプションの対象となる当社普通株式を主幹事会社が取得すること及びオーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等は除く。)を行わない旨合意しております
ロックアップは90日間で、ロックアップ解除倍率は1.5倍となります。
ストックオプションも結構な株数があり、短期間での発行もイメージが悪いです。
上場直後に投下されるような事は無いようですが、今後の売り圧力にはなるでしょう。
参加するのかどうかは微妙ですが、大手IPO初値予想を待ってみます。
資金集めIPOにならない事を祈りたいですが、資金の半分は広告宣伝費で残り半分は
実際どうなるのでしょう。どうも疑いの目で見てしまいます。
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