ユカリア(286A)の初値予想と幹事割当数などを調べ評価したいと思います。シンシア(7782)の親会社になり事業は医療機関向け経営支援を主力とします。
業績規模が大きいため機関投資家需要が見込めそうです。ただし上場規模も大きく懸念材料もあります。
| 項目 | 株数データ |
| 想定価格 | 1,020円 |
| 仮条件 | 11月25日 |
| 公開価格 | 12月03日 |
| 公募株数 | 3,942,900株 |
| 売出株数 | 6,368,000株 |
| 公開株数(合計) | 10,310,900株 |
| オーバーアロットメント | 1,546,600株 |
| 幹事団 | SBI証券(共同主幹事) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同主幹事) モルガン・スタンレーMUFG証券(共同主幹事) 岡三証券 極東証券 松井証券 |
| 委託見込 | SBIネオトレード証券 auカブコム証券 岡三オンライン DMM.com証券 |
事業に魅力があまりなく幹事構成からも不安視されているIPOです。
SBI証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券では国内販売に期待ができない可能性があります。親引け上限30億円のため安心材料もありますが、仮条件前の初値予想は公開価格前後の予想が出ています。
想定発行価格1,020円による吸収金額は約120.9億円、時価総額は約387.4億円です。海外販売も行われます。
株価設定についてはやや割高水準になり業績を反映したものだと思います。
個人投資家の多くは何となく不安に感じる銘柄だと思います。SBI証券のIPOチャレンジポイントを利用する銘柄ではなさそうですね。
ユカリア(286A)の大手初値予想と評価はこうなる！
大手初値予想の数値を調べてみました。投資リスクがありそうなので抽選に参加する方はよく考えたほうがよさそうです。最新の初値予想は下記のようになっています！
大手初値予想1,000円～1,200円
※注目度A
※注目度A
公開価格程度なら安心できる材料もあるようですが個人的には不安です。
売出で処分する株主、さらにファンド保有株もありますからね。親引け効果も一時的だと考えています。
同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。
「IPO承認」ユカリア(286A)の上場データと初値予想を考察！
幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はSBI証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券、モルガン・スタンレーMUFG証券の3社共同となっています。SBI証券主体のIPOとしては珍しい幹事構成だと思います。
| 幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
| SBI証券(共同主幹事) | 6,155,600株 | 59.70％ |
| 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同主幹事) | 2,062,200株 | 20.00％ |
| モルガン・スタンレーMUFG証券(共同主幹事) | 2,062,200株 | 20.00％ |
| 岡三証券 | 10,300株 | 0.10％ |
| 極東証券 | 10,300株 | 0.10％ |
| 松井証券 | 10,300株 | 0.10％ |
現時点でIPO抽選に参加したいとは思っていません。仮条件発表で何か材料が出れば参加したいと思います。
医療機関向け経営支援を行う上場企業は意外とありますからね。しかも業種的にPERが低いため初値が高くなるようには思えません。
公開価格前後で発進できれば良いのではないでしょうか？公開価格を超えても10％以下ではないかと考えています。
kimu 海外で人気ならもう少し高い初値が期待できるかもしれません!!
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ユカリア(286A)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ
最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。個人的には消極的に参加しようと考えています。
※ユカリア公式サイト引用
業績を確認すると2024年12月期の連結予想を確認することができました。それによれば売上198.63億円となり前期180.54億円から10.02％増、経常利益24.73億円となり前期18.53億円から33.46％増となります。
四半期利益は20.15億円となり前期10.51億円から91.72％増を予想しています。
想定発行価格1,020円から指標を計算するとEPS64.08からPER15.92倍、BPS500.16からPBR2.04倍になります。
業績規模が大きく増収増益には魅力ですが、新興市場への121億円規模の上場は荷もたれ感がありますよね。
kimu 将来的に業績が伸びるのかも心配です！
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