「プレ初値予想」リプライオリティ(242A)のIPO評価と業績を分析！

リプライオリティ(242A)の初値予想と幹事割当数などを調べ評価したいと思います。サイバーエージェント代表の藤田晋氏が出資している企業なので注目されているようです。


ただIPOとしては人気が低い事業なので地方上場を考えると公開価格割れも視野に入りそうです！

項目	株数データ
想定価格	1,520円
仮条件	9月03日
公開価格	9月12日
公募株数	240,000株
売出株数	0株
公開株数(合計)	240,000株
オーバーアロットメント	36,000株
幹事団	Jトラストグローバル証券(主幹事) SBI証券 松井証券 東海東京証券 岡三証券 マネックス証券 西日本シティTT証券 FFG証券
委託見込	SBIネオトレード証券 岡三オンライン

コールセンター運営を主力とした事業を展開し、自社では健康海藻の通信販売も手掛けています。


通信販売企業やメーカーを取引先としてコールセンター運営を行い、大手取引先としては「博報堂コネクト」「自然食研」の企業名が出ています。


事業に新味がなく地方案件となっていることで資金流入期待は低そうです。


想定発行価格1,520円による吸収金額は約4.2億円、時価総額は約17.9億円になります。


正直なところ事業に新奇性はなく初値利益を狙うにはリスクが高いIPOだと思っています。Cross Eホールディングス(231A)も公開価格割れだったため無理して申込まなくていいと思います。

リプライオリティ(242A)IPOの大手初値予想と評価はこうなる！

大手初値予想の数値を調べてみました。非常に参考になる数値なので確認しておきましょう。


最新の初値予想は下記のようになっています！




Cross Eホールディングスも同社と同じく福岡証券取引所Q-Boardへ上場しました。結果は大幅な公開価格割れでした。


流石に公募組も積極的に抽選に参加する方は減ると考えられます。


これまでの情報は下記記事でまとめています。

「IPO承認」リプライオリティ(242A)の上場データと初値予想を考察！

リプライオリティ(242A)の幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はJトラストグローバル証券が単独で引き受けます。


地方案件に資金が入るとは思えないため、私はSBI証券のIPOチャレンジポイント狙いにしておきたいと思います。

幹事名	割当株数	引受割合
Jトラストグローバル証券(主幹事)	196,800株	82.00％
SBI証券	9,600株	4.00％
松井証券	9,600株	4.00％
東海東京証券	7,200株	3.00％
岡三証券	7,200株	3.00％
マネックス証券	4,800株	2.00％
西日本シティTT証券	2,400株	1.00％
FFG証券	2,400株	1.00％

当選狙いならJトラストグローバル証券(JTG証券)一択だと思います。


Cross Eホールディングスの主幹事もJトラストグローバル証券が単独主幹事でした。このことから主幹事の力量も初値に関係がありそうです。


配当は1株当たり45.6円を予定しているため想定発行価格1,520円から計算すると配当利回り3.00％になります。インカムゲインにも魅力を感じません。


JTG証券のIPOルールは下記記事でまとめています。資金不要で抽選に参加可能です！

リプライオリティ(242A)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。


先程も書きましたがIPO抽選に参加しなくてもいいと思います。公開価格割れリスクのほうが高いと考えています。



※リプライオリティ公式サイト引用


業績を確認すると2024年9月期の連結予想を確認することができました。売上27.24億円となり前期26.33億円から3.46％増、経常利益3.31億円となり前期2.14億円から54.67％増となります。


四半期利益は2.17億円となり前期1.49億円から45.64％増を予想しています。業績不安はなさそうです。


想定発行価格1,520円から指標を計算するとEPS230.84からPER6.58倍、BPS973.00からPBR1.56倍になります。


地方案件で配当3.00％と高いわけでもないため初値で買われないと思います。株価設定は割安だと思いますがCross Eホールディングスを見る限り主幹事の営業力のなさを感じます。




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