Heartseed[ハートシード]の上場直前の初値予想と東京証券取引所から発表された気配運用を調べました。再生医療バイオベンチャーのIPOになり投資リスクが高いと考えられます。
ただ今年のバイオ株はセカンダリーに資金が入っているため同社も初値利益が期待できそうです。
※ハートシード公式ページ引用
東京証券取引所から発表された気配運用は下記のようになります。
項 目 | 気配運用の内容 |
板中心値段 | 1,160円(公募・売出価格) |
上限値段 | 2,668円(更新値幅58円、更新時間10分) |
下限値段 | 870円(通常の更新値幅、更新時間3分) |
注文受付価格の範囲 | 290円以上、4,640円以下 |
ハートシードの募集は売出株がないためいけそうな気もしますが、吸収金額が約24.0億円と大きいため地合いにも左右されそうです。
直近上場のセカンダリーが不発となっているため躊躇する投資家も多そうです。
某紙によれば海外配分が18.7%と低く、海外メガファーマとの大型契約があるのに「人気がないのか?」と疑問のようです。
また、公開価格1,160円という設定は大幅ダウンラウンドになるため問題なさそうです。
上場規模から考えると機関投資家が参戦しなければ簡単に割れることも考えられます。買い気配で始まってもロックアップ解除価格の1,740円を超えるのは厳しいと考えています。VC出資が多いですからね。
上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。
「IPO承認」Heartseed[ハートシード]の上場データと初値予想を考察!
Heartseed[ハートシード]の上場直前の初値予想はこうなる!
ハートシードの上場直前の初値予想を調べてみました。大手の上場直前の初値予想は1,400円となっています。幹事引受け価額は1067.2円です。
この銘柄に投資したい方はクオリプス(4894)あたりを見てそうですよね。バイオ株は投機的な資金が入ることも多く株価変動率が高いため素人は手を出さないほうが無難だと思います。
株価が数倍になることもあれば数分の一になることもあります。公募組は基本的に長く持たないと思いますがセカンダリーに参加される方は気を付けてください。
同社はiPS細胞由来の心不全治療を行い、早期承認制度の活用で承認申請を2024年度中に行うようです。成功すれば爆上げ、失敗すれば爆損という感じでしょう。
リスクを許容できる方は長期で保有すると面白いかもしれません。私はバイオ株には手を出しません。IPOに当選したら当日売却と決めています。
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