ひろぎんホールディングス(7337)の株主優待は廃止リスクがあるのかもしれません。増配傾向にあり株価も好調のため時代の流れで優待廃止の可能性もないとはいえません。


機関投資家を気にする企業は優待改悪や廃止リスクが常にありますからね。


ひろぎんホールディングス(7337)株主優待の廃止リスク
※ひろぎんホールディングス公式サイト引用


同社は広島銀行を中核とした銀行業を中心に事業展開を行っています。上場市場は東証プライム市場です。


過去に優待改悪を行っているため個人投資家の方で同社株を手放した方もいるはずです。しかし株価は利上げ等により上昇しています。


最近は大型銘柄の株主優待改悪や廃止などが目立つため同社も廃止リスクがあるかもしれません。


地銀としては企業規模が大きく力もあると考えています。また、公式サイトに優待変更前のデータが残っていたので取り上げてみました。


ひろぎんホールディングス(7337)の株主優待の変更前と変更後の内容を確認してみました

ひろぎんホールディングス(7337)の株主優待が届いたので過去の状況を調べてみました。


過去に話題となったことは覚えていましたが単元株保有の方には超改悪となっていることがわかりました。


ひろぎんホールディングス(7337)の株主優待の変更前
※優待変更前


ひろぎんホールディングス(7337)の株主優待の変更後
※優待変更後


株主優待が変更されたのは2022年3月31日からになります。


店頭表示金利上乗せについてはたいして魅力がありませんが昔は100株の単元株で「地元特産品カタログギフト」が貰えていました。


現在は1,000株以上の権利を獲得しないと貰えません。それにコストの関係なのか1,000株未満の株主にはギフトカードが送られるようになりました。


上記の他に「ひろしま美術館の招待券」と抽選で「広島東洋カープ」「サンフレッチェ広島」「広島交響楽団」の観戦・鑑賞ペアチケットを抽選で応募できる権利が貰えます。


kimukimu

熊本に住んでいる私には関係がないためギフトカードだけ頂ています!



ひろぎんホールディングス(7337)の株主優待は転売禁止なのに転売されている

同社の株主優待権利を獲得するとギフトカードや地元特産品カタログギフトの他に、公益財団法人ひろしま美術館の招待券が2枚貰えます。


ひろぎんホールディングス(7337)の株主優待は転売禁止


上記のように招待券には「転売禁止」と書かれていますが、メルカリや楽天ラクマ、ヤフーオークションなどで普通に売買されています。


2枚で300円程度で売買されているようです。100株(1単元)で2枚貰えます。


ひろしま美術館の入館料は一般1,400円になり展示内容により料金が変わるようです。転売サイトで購入すれば割安で入館できることになります。


招待券には株主番号が書かれているためチェックしようと思えばできるはずです。現状はそこまで行っていないと考えられます。


ひろぎんホールディングス(7337)の株価推移と業績について調べてみました

同社の2年分の株価推移を確認すると株価が2倍になっています。


ひろぎんホールディングス(7337)の株価推移
※ヤフーファイナンス公式サイト引用


優待改悪の影響はなさそうです。


業績は拡大傾向にあり増配期待があるようです。2023年3月期は利益の落ち込みが見られましたが2024年3月期は回復しています。


日経平均が高く推移しているため株高でも違和感がありません。


ひろぎんホールディングス(7337)の株主優待まとめ!

ひろぎんホールディングスの株主優待は1,000株以上保有していれば5,000円相当のカタログギフトが貰えるため良いかもしれません。


ただ優待利回りが低いため個人的には100株の権利獲得となっています。ちなみに3名義分いただきました!


ひろぎんHDから届いたギフト券


カタログギフトの対象となった投資家は同社公式からネット確認ができます。


わからない場合はフリーダイヤルが設けられているため手厚いサービスだと思いました。


定期預金コースで店頭表示金利から0.1%~0.3%上乗せされる株主優待利用者がいるのかは不明です。まとめると以下のようになります。


ひろぎんホールディングスの株主優待まとめ


現在の株価1,222円で1,000株保有だと優待利回りが0.41%にしかなりません。


また、クロス組も3月優待のため資金が枯渇している状況なので積極的に優待クロスを行っていないように感じます。私も資金効率が悪いと考えて100株の単元株で権利を獲得しています。


配当は3.27%と比較的高めとなっています。


株高の現状から買い進むには少し勇気がいります。三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)を見ているとひろぎんホールディングスもまだ上を狙えそうにも感じますがどうでしょうか。


kimukimu

銀行株も配当利回りが落ちたので買いにくいと思います。同社については優待利回りが低いので配当に回しても株価への影響はあまりなさそうです。そう考えると廃止リスクがあるかもしれません!



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上場企業を中心としたファンド組成なので安心した投資ができると思います。手数料などは全て無料で価格変動がない投資になります。


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