PRISM BioLab[プリズムバイオラボ](206A)IPOの上場直前の初値予想と東京証券取引所から発表された気配運用を調べました。
市場コンセサンスは公開価格前後で初値が付くと予想していますが上場するまで油断できないと思います!
※PRISM BioLab公式ページ引用
東京証券取引所から発表された気配運用は下記のようになります。
項 目 | 気配運用の内容 |
板中心値段 | 450円(公募・売出価格) |
上限値段 | 1,035円(更新値幅23円、更新時間10分) |
下限値段 | 338円(通常の更新値幅、更新時間3分) |
注文受付価格の範囲 | 113円以上、1,800円以下 |
同社は創薬バイオベンチャー企業で独自の創薬基盤(PepMetics技術)を用いた新規医薬品の研究開発を行います。
自社開発事業と共同開発事業があり製薬大手との取引実績が多数確認できます。ただ某紙によれば期待の高い創薬技術でも収益規模が小さく上場時に評価するのは時期尚早のようです。
パイプラインは第2相まで到達したものが2本あります。この2本のうち1本でも承認されればという期待はありますがどうなるのかわからない状況です。
先行投資としては怖さもあります。それがバイオ株なんですけどね。
上場による吸収金額は約20.7億円に決定し時価総額は約159.1億円です。上場規模が少し大きいため心配しています。
先日上場したChordia Therapeutics(190A)の株価が一時急騰したためバイオ株に注目が集まっているのは間違いないかもしれません。ただ不安が多い銘柄なので短期資金を呼び込めなければ公開価格割れもあり得ると考えています。
上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。
「IPO承認」PRISM BioLab[プリズムバイオラボ]の上場データと初値予想を考察!
PRISM BioLab(206A)の上場直前の初値予想はこうなる!
PRISM BioLab[プリズムバイオラボ]の上場直前の初値予想を確認してみました。大手の上場直前の初値予想は450円となっています。幹事引受け価額は414円です。
そもそも不人気業態で今期赤字拡大、またアップラウンドだと観測されているため時価総額160億円弱の価値が同社にあるのか疑問もあります。機関投資家需要があれば問題ありませんけどね。
そう何度も赤字バイオ企業がIPOで成功するとは思えないため、そろそろ公開価格割れ銘柄が出てきてもおかしくありません。
ちなみにSBI証券からしかIPOに参加していませんでしたが100株当選しています。単価が低いため損益はあまり気になりませんが公開価格を超えてくれると嬉しく思います。
上場規模が少し大きいことが気がかりです。
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