Nippon Idol Token(NIDT)のIEOが行われ国内では第4弾となります。かなり大荒れの展開となり参加者は怒り心頭だったようです。
そこで初値の結果とその後の値動きを追ってみました。抽選組は大損だったようですね。
※DMM Bitcoin公式サイト引用
オーバースが発行するトークンになりDMM Bitcoinとconibookの2社で販売されました。
IEOにより調達した資金は新規アイドル創造プロジェクトの「IDOL3.0 PROJECT」運営等に利用されます。
IDOL3.0 PROJECTは秋元康氏が総合プロデューサーを務める新規アイドルグループ創造プロジェクトになり、時代の変化やニーズに合わせてアップデートされるアイドルグループを目指すそうです。
本プロジェクトにより従来のアイドルよりも活動領域を拡大し、世界中に情報発信することやファンとの相互コミュニケーションを可能とする狙いがあるそうです。
投資家からすれば利益が狙えるのか?成長できるのか?とそこがポイントです。前置きは何とでも言えますからね。
Nippon Idol Token(NIDT)のスケジュールと募集内容を確認してみました
Nippon Idol Tokenの読みは「ニッポンアイドルトークン」になります。そのまま読めば良いだけです!簡単にスケジュールと募集内容を確認してみたいと思います。
項 目 | その内容 |
購入申込開始 | 2023年3月29日 午後7時00分 |
購入申込終了 | 2023年4月19日 午前11時59分 |
抽選日 | 2023年4月20日 |
NIDT受渡 | 2023年4月24日 |
NIDT取扱開始 | 2023年4月26日 午後7時00分 |
項 目 | その内容 |
発行者 | 株式会社オーバース |
発行トークン | Nippon Idol Token(NIDT) |
総発行枚数 | 1,000,000,000枚 |
販売総数 | 300,000,000枚(総発行枚数の30%) |
販売割合 | DMM Bitcoinの販売数量150,000,000枚 coinbookの販売数量150,000,000枚 |
販売価格 | 5円/NIDT |
1NIDTが5円なので300,000,000枚だと15億円になります。
事前に人気がないと口コミなどで言われていましたよね。私が驚いたのは2023年4月24日の「PR TIMES」で販売金額合計が10億円を突破した記事が出ていたことです。
15億円の募集で10億円しか集まっていないの?と驚きました。NIDTの受渡が4月24日なので怪しさ満点ですよね。
私はIEOに参加しなかったので損失はありません。ただ初値が酷すぎるため取り上げてみました!
Nippon Idol Token(NIDT)の初値結果を確認して驚いた!ヤバ過ぎでしょう
Nippon Idol Token(NIDT)の初値結果を確認してみました。販売価格は1NIDTが5円になります。しかし初値はDMM Bitcoinのチャート確認で1.835円と衝撃過ぎる価格となっています。
※DMM Bitcoin公式サイト引用
- 募集5.000円
- 初値1.835円
- 高値1.980円
- 安値1.310円
- 終値1.683円
NIDTの抽選に申込んでいた方の殆どが当選しているはずです。全プレなのでは?とも言われています。
DMM Bitcoinの初値(オープン価格)は1.835円となっています。募集価格が5円なのに抽選組は爆損状態となりました。
大量に獲得した方の気持ちを考えるとやるせないです。小額であれば保有しながら中長期的に様子を見ることもできますが大口の方はかなり苦しんだと考えられます。
例えば10万円分のNIDTを保有していたら初値で36,700円になります。株式だと仕組み的にこのようなことは起きませんが暗号資産(仮想通貨)はヤバいですね。
一瞬で資産を吹き飛ばす可能性があるように思います。
だって抽選に申込んで当選したら資産の63.3%を失うことになります。あり得ないでしょう!
Nippon Idol Token(NIDT)の初値は残念だが問題点があるようです
NIDTの販売はDMM Bitcoinとcoinbookの両方で行われています。そのため取引の一部制限が実施されたようです。
「Nippon Idol Token(NIDT)」の現物取引につきまして、coinbook社のオーダーブックにおける流動性と当社取引ボリュームの乖離が大きいため、2023年4月26日(水)午後11時00分より、一部取引の制限を行いますので、事前にお知らせいたします。
引用元:DMM Bitcoin
これは問題だと感じます。このようなことが発生したためスプレッドが開いているのでしょうか?
流動性などの問題はあると思いますがスプレッド分損すると考えると怖くて買えません。
2社で取り扱ったことでシステム的な問題が起きた可能性はありますよね。今後のIEOでこのようなことが起きないことを祈りたいと思います。
NIDT
— にゃんたろZ@仮想通貨🐲 (@yasuyasau) April 27, 2023
さすがDMMビットコイン😂
売りと買いで倍以上の差が🤣
スプレッドの鬼👹#DMMビットコイン#スプレッドすごい#NIDT pic.twitter.com/jsaIomR3SR
NIDTってこれホントに誰が買ってるんだろう
— MONK (@MICHIKUSA_UN) April 27, 2023
スプレッドのせいでセカンダリがIDOより高いので、ガチホ購入者はある意味救われている説、あると思います pic.twitter.com/3L5n5jFi43
Nippon Idol Token(NIDT)超暴落のまとめ!10億円しか販売されてない現実
オーバースからニッポンアイドルトークンの販売結果に関する開⽰情報が出ていました。内容を確認してみると販売期間の終了時点における払込総額等の合計金額は約10.8億円となっています。と言うことは15億円の販売は達成できなかったことになります。
※オーバース公式サイト引用
オーバースの資料を確認するとる新規暗号資産の販売総量が200,369,000枚(20%)となっています。
上記開示情報からcoinbookでの販売総量が低いと言えそうです。私は今回のようなケースもあると勉強になりましたが当事者はどのように考えているでしょうか。
しかし好材料も出てきています。
好材料とはIEO実施から3営業日目で販売価格の5円(1NIDT)を超えたことです!とは言えスプレッドが大きく開いていることは考えものです。
しばらくすればスプレッドも縮小すると思いますが売買したい方にとっては環境が良いとは言えないかもしれません。そもそも価格が低いため1円単位のスプレッドはきついです。
暗号資産(仮想通貨)自体がそのような傾向があるため何とも言えませんが、IEOで簡単に儲かると考えている方は勉強になったはずです。
個人的にはFCRコイン(FCR)で嫌な思いをしたためIEOには積極的になれません。NIDTは国内IEOで2例目になる10億円突破となりましたが、パフォーマンスが悪く取引所(販売所)の問題もあるように思います。
全ては自己責任だと思いますがIEOで夢を見るのは危ないかもしれません。中長期で保有すればいつか大きな利益が転びこむ可能性は残されていますけどね!
コインチェックが取り扱ったフィナンシェトークン(FNCT)で儲かった方はNippon Idol Token(NIDT)でも投資している可能性があります。
FNCTについては下記記事でまとめています。こちらは爆益となった方が多いと思います。IEOには魅力があると思いますが投資って難しいですよね!!
フィナンシェトークン(FNCT)が大暴落しています。コインチェックのIEO第2弾として上場しましたが祭りは短期間で終了しています。 国内IEOとしては第3号になり短期的に儲かった投資家も多かったようです。数百万円の利益を …
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