AnyMind Group(エニーマインドグループ)が短期間で再承認され上場することになりました。前回承認時の業績は赤字となっていましたが今回は黒字化すると予想されています。


短期間での再承認となり違和感もあるIPOだと思いますが、大手予想では利益が見込めるとされています。前回当選していた方は腹立たしい銘柄なのかもしれません。


AnyMind Group(エニーマインドグループ)IPOの評価


項目株数データ
想定価格970円
仮条件3月12日
公開価格3月20日
公募株数885,300株
売出株数1,804,200株
公開株数(合計)2,689,500株
オーバーアロットメント403,400株
幹事団みずほ証券(共同主幹事)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同主幹事)
SBI証券
大和証券
野村證券
松井証券
SMBC日興証券
岩井コスモ証券
岡三証券
委託見込auカブコム証券
CONNECT
岡三オンライン


同社はアジアや中東を中心に世界13ヶ国の地域で事業展開を行うグローバル企業です。マーケティング支援やECサイト構築・運営、クリエーター支援などを行います。


前回の承認から上場規模などの変更は特になく、何がしたかったIPOなのかわからないと言われているようです。


しかし、目論見には「2020年以前に訴訟が存在」という文言があり、何かしら前回の上場時に関係があったのではないか?と観測されています。


真相はわかりませんが、業績予想で改善しているため投資しやすくなったと言えそうです。


また、業績予想の想定為替レートが1米ドルに対して130円設定になるようです。連結財務諸表を作成するにあたり現地通貨を円換算する必要があるため為替動向には注意が必要だと思います。


急激な円高となった場合は特に注意が必要だと思います。


想定発行価格970円を基にした吸収金額は約30.0億円、時価総額約552.8億円になります。


どうしても市場から資金を調達したいようにしか感じられませんが、IPO時の初値期待はできるようです!


AnyMind Group(エニーマインドグループ)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。共同主幹事で取り組むような上場規模でもないと思われますが、オファリングレシオを抑えて上場するあたりに不安もあります。


上場後は一旦上を目指し、その後は公募増資や立会外分売、市場での株式売却も考えられます。個人的にはIPOに当選していたら短期で売却したい銘柄です。


最新の初値予想は下記のようになっています!


大手初値予想1,150円~1,500円
※注目度A


住信SBIネット銀行(7163)と上場日が同じなので人気化することはないと考えています。


住信SBIネット銀行の初値とセカンダリーが好調であれば同社も買われるかもしれません。最近は一見人気が見込めない銘柄に資金が入ることもあります。


過密スケジュールとなっているためよく考えて投資したほうがよさそうです。


同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。

AnyMind Group(エニーマインドグループ)の上場データと初値予想を考察

AnyMind Group(エニーマインドグループ)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はみずほ証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券が共同で引受けます。


幹事名割当株数引受割合
みずほ証券(共同)1,741,700株64.76%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同)773,200株28.75%
SBI証券53,800株2.00%
大和証券26,900株1.00%
野村證券26,900株1.00%
松井証券20,100株0.75%
SMBC日興証券20,100株0.75%
岩井コスモ証券13,400株0.50%
岡三証券13,400株0.50%


比較的当選しやすいIPOになると考えています。リスクを受け入れられる方は申込を行っておきましょう。


平幹事からの申込みでも当選できると考えています。投資先の優先順位としては低いと思います。なんだかんだで住信SBIネット銀行に資金が集中するはずですからね。


ファンド保有株も多いため将来の売り圧力につながりそうです。しっかりと利益を計上できれば問題ありませんが、先のことはわかりませんからね。


話は変わりますが、近い将来上場する可能性が高い企業に投資ができるHiJoJoユニコーンファンドをご存知でしょうか?


100万円からの投資になりハードルが高い投資です。しかし取扱いファンドの上場率は高いようです。下記記事に詳しくまとめています。


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AnyMind Group(エニーマインドグループ)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。人気が見込めれば積極的に抽選に参加する予定です。


AnyMind Group(エニーマインドグループ)のIPOの業績予想
※エニーマインドグループ公式サイト引用


業績を確認すると2023年12月の連結予想を確認することができました。それによれば売上収益327.44億円となり前期247.90億円から32.09%増、営業利益3.09億円となり前期0.3億円から930.0%増となります。


四半期利益は0.84億円となり前期2.39億円から大幅に減少します。


前回承認時は目論見確認で赤字計上のまま上場予定だったため今回は多少安心感があります。利益が減少しているのは見た目が良くありませんけどね。


EPSは1.48のため想定発行価格970円のPERは655.41倍になります。PERはあまり参考にならないでしょう。


VC保有や新株予約権を考えると個人的に中長期で投資を行いたくない銘柄です。投資をされる方は気を付けてください!!


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