property technologies(プロパティテクノロジーズ)IPOの上場直前の初値予想と東京証券取引所から発表された気配運用を調べました。
ついに12月の上場ラッシュが始まります!どの銘柄が公開価格割れするのか?と心配しています。
※property technologies公式ページ引用
東京証券取引所から発表された気配運用は下記のようになります。
項 目 | 気配運用の内容 |
板中心値段 | 2,950円(公募・売出価格) |
上限値段 | 6,790円(更新値幅150円、更新時間10分) |
下限値段 | 2,213円(通常の更新値幅、更新時間3分) |
注文受付価格の範囲 | 738円以上、11,800円以下 |
中古住宅再生および戸建住宅を扱う企業になります。2021年11月の売上実績では中古住宅再生が7割弱を占めています。
中古区分所有マンションを仕入れてリノベーションを施した後に販売する形式をとっています。業績が好調に推移し不動産業界でも成長スピードが早いとされています。
また、仲介業者向けにAI査定をSaaS形式で提供しているため評価につながっています。
類似企業比較では株価が既に妥当値にあり、成長を織り込んだ価格設定になっているようです。
中古マンション市場が拡大し続けていることは同社にとって追い風となります。しかし、タワーマンション税制の課税強化が行われる懸念から一部の不動産株が売られているため油断できないようです!
とは言え、2週間ぶりのIPOなので短期筋の流入で公開価格を超えるパターンが予想されています。1単元あたり3万円~4万円の利益予想のようですね。
上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。
property technologies(プロパティテクノロジーズ)の上場データと初値予想を考察
property technologiesの評価と業績を分析!不安なIPOかも
property technologies(プロパティテクノロジーズ)の上場直前の初値予想はこうなる!
property technologiesの上場直前の初値予想について調べてみました。大手の上場直前の初値予想は3,300円となっています。
公開価格2,950円になり上場規模は約25.3億円、時価総額約120.2億円です。不動産業は他の業種と比較した場合に人気が見込めずPER1桁台が多いと思います。
同社の場合はPER7.6倍となり、株価3,300円算出だとPER8.5倍になります。ただ無配なので配当がこのまま出なければ売られる方向に傾くと思います。
業績が好調でも売られる可能性が十分あると思います。
property technologiesが上場した翌日には大栄環境とスカイマークが上場するため資金の逃げ足も早まる可能性があります。
毎日のように上場が続くためセカンダリー投資に参加される方は注意したほうがよさそうです。
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