不動産投資型クラウドファンディングを行っているCOZUCHI(コヅチ)でリセールが実施されたため内容をまとめました。リセールファンドにはメリットがあるため投資家が殺到し人気があったようです。


過去に募集していたファンドを出資者から買取、その後再募集する仕組みにより提供しています。


COZUCHI(コヅチ)のリセールファンドの詳細
※COZUCHI公式サイト引用


今回リセールが実施されたファンドは5つあります。


個別のファンド内容を確認すると想定利回りが59.50%となっている「相模原リニア開発プロジェクトR」が特に強烈だと感じました。


このファンドに募集申込みを行い当選すれば、回収率が高いことが想定されリスク軽減につながりそうです。理由は運用期間が2ヶ月しかないためです。


応募率だけを確認するとあり得ない状況となっています。


リセールのため募集金額が少なく応募率が高くなることは容易に想像できます。しかし「相模原リニア開発プロジェクトR」への応募率が300,293%は凄すぎですね。


私が頑張って投資を行っているIPO投資よりも当選確率が低いのでは?当選できたら超ラッキーな出来事だと思います。では詳しく内容を確認してみたいと思います!!



COZUCHI(コヅチ)のリセールについて詳しく調べました

COZUCHIで始まったリセールについて調べてみました。過去にリセールを行うと聞いていたため個人的に驚きはありませんでした。


しかし投資家の応募状況に驚いています。


人気となった理由は短期間投資で分配金が出る仕組みにあると思います!


COZUCHI(コヅチ)リセールの仕組み
※COZUCHI公式サイト引用


そもそもCOZUCHIは、利回り設定が高い不動産投資型クラウドファンディングを行う企業なので人気があります。


私も投資を行っている企業なんですよね。


リセールの仕組みは同社の買取申請を通して事業者が買取したファンドを再販(再募集)する流れになります。


上記画像のように事業者が買取した(地位譲渡を受けた)優先出資持分の再販が行われます。この辺りはCOZUCHIが間に入り再販するだけなのでわかりやすいと思います。


kimukimu

次に投資家が殺到した理由があるためチェックしてみました!



実はリセールファンドの利回りが高くなります。主に利回りが高くなる理由は以下の2つです


  1. 分配金を受け取る権利は運用期間(計算期間)末日の投資家にあること
  2. 投資日数が短くなること



リセールファンドのシュミレーション
※COZUCHI公式サイト引用


リセールファンドは募集が行われている時点で既に運用されています。


そのため上記画像のように運用期間(計算期間)の途中からファンドに出資することになります。なので投資日数が一般募集時の投資家よりも短くなります。


なぜそうなるのかは事業者の約款に記載があり、分配金を受け取る権利を持つのは運用期間の末日に出資している投資家となっているためです。


そのため運用期間途中から出資した場合でも、運用期間の初日からの分配金を受け取ることができます。リセールファンドに当選できた方は超ラッキーと言えそうです。


ただし、投資対象のファンド利回りは確約されたものではありません。ファンドの運用結果によっては利回りが上下すると考えられます。運用状況によっては利回りが高くなる場合もあります。


運用期間中に複数回の分配が予定されている場合はこの限りではありません。ご注意ください。


COZUCHI(コヅチ)のリセールファンドの確認事項を調べてみました

リセールについては同社が買取した優先出資持分を再販売しているとわかりました。ではどんなタイミングで実施されるのか気になりますよね。


すると不定期開催となっています。


誰も買取申請しなければリセール対象となるファンドが出てこないため当たり前だと思います。


リセールファンドの確認事項
※COZUCHI公式サイト引用


リセールの応募方法はリセール専用のファンドページから応募できます。募集が行われる際は同社からメールが送られてきます。


公式サイトをいつも確認している方は、募集画面上に詳細が公開されるためわかりやすいと思います。申込方法は通常のファンド募集と同じです。


また、同社には特別優先権という仕組みがありますが、特別優先権は使用できないとのことです。一般募集の抽選で募集が行われます。


リセールの場合はファンド名の後に「R」が付きます。


応募資格は同社に投資家登録していれば参加可能となっています。抽選なので資金が余っている方は参加しておくと一般募集のファンドよりも利回りが高くなる可能性があります。

リセールファンドの募集内容と結果を確認してみました

リセールファンドの募集内容と結果をそれぞれ確認してみました。想定利回りだけを考えると上記でお伝えした「相模原リニア開発プロジェクトR」が今回の募集では一番高くなります。


相模原リニア開発プロジェクトRのファンド詳細
※COZUCHI公式サイト引用


今回は5銘柄あったため簡単にまとめると以下のようになります。


銘 柄利回り運用期間募集金額
相模原リニア開発プロジェクトR59.50%2ヶ月1,320,000円
代々木公園事業用地R21.20%6ヶ月27,460,000円
稲村ヶ崎開発プロジェクトR17.20%4ヶ月2,600,000円
品川駅前再開発エリア3区分レジファンドR10.30%70ヶ月26,740,000円
自由が丘一棟ビルR6.00%15ヶ月20,200,000円
※想定利回りは年利になります


個人的には「代々木公園事業用地R」がお勧め案件です。しかし抽選で当選できるのかは別問題です。


「相模原リニア開発プロジェクトR」よりも当選確率が高そうです。ただどちらにしても人気があったため当選は難しそうです。募集は全て抽選となっていました。


上記のような結果からリセールファンドはプラチナチケットと言えそうです。


また、COZUCHI(コヅチ)の投資内容などは下記記事でまとめています。代表の武藤弥氏にインタビューさせていただきました。


不動産投資型クラウドファンディング事業者の中では知名度ある企業だと思います!




COZUCHI(コヅチ)のリセールまとめ!クラファンのセカンダリー投資が始まる

COZUCHI(コヅチ)のリセールについて深掘りしてみました。調べると非常に魅力的な投資だと感じます。


しかし抽選となっているため利益を得るにも「運」に頼るしかありません。先着順だとアクセスが集中し大変なことになりそうですからね。


COZUCHI(コヅチ)のリセールまとめ
※COZUCHI公式サイト引用


同社では独自の取り組みとして運用期間中でも途中換金を可能としています。投資家の急な資金ニーズに対応していると言えそうです。


複数年間の投資を行うファンドでは、1年に1回などの手数料無料換金期間が設けられていることもあります。投資スタイルによりニーズに合わせた商品を選べるメリットもあります。


他社でも換金できる企業はありますが、リセールについてはCOZUCHIが先駆けと言えそうです。ファンド組成規模が大型のためできると考えられます。


個人的には余裕資金で投資を楽しんでいるため買取をお願いすることはないと思いますが、投資家によっては買取スキームを利用する方もいるようです。


同社では将来的にこの機能を高め、途中で売りたい投資家と買いたい投資家のマッチングにより、流動性を高める機能の開発と提供を目指すそうです。


不動産投資型クラウドファンディングでセカンダリー投資が活況になれば、同市場への資金流入が今以上に増えると考えられます。


プラットフォーム上で売買ができる環境が早く整備されると面白いことが起きそうな気がします!


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