FIXER(フィクサー)[5129]の抽選結果が出ました。そろそろ公募組もIPOの申込忘れが頻発するタイミングだと思うので、当選確率も上がる?と期待していました。


野村證券が主幹事となっていますが、公開株数がOAを含め230万株もあるためワクワクしています。


FIXER(フィクサー)IPOの抽選結果


同社は「Microsoft Azure」に特化したクラウドインテグレータになり業績が急拡大しています。


厚生労働省の新型コロナウイルス感染者の健康観察で同社システムが採用され2022年8月期は大幅な増収増益になります。


しかし、2023年8月期は大幅な減収減益となる予想が出ています。


これは新型コロナウイルス感染者の全数届出の見直しによる影響だと考えられます。ただ某紙では大幅減収を織り込んだ株価設定になるとの観測があります。


割安感こそ感じられませんが、初値は高く始まると予想されています。


公開価格1,340円による吸収金額は約30.8億円、時価総額は191.1億円になります。上場日は単独上場のため資金流入期待はあると思います。


FIXER(フィクサー)IPOの公開価格が決定しました

FIXER(フィクサー)の公開価格は仮条件の上限に決定しています。


目論見によれば申告された総需要株式数は、公開株式数を十分に上回る状況だったと観測されています。


また、申告された総需要件数が多数にわたり、需要の価格毎の分布状況は仮条件の上限価格に集中していたそうです。


幹事引受け価格は1,232.80円に決定しています。上場承認時の基本データや業績などは下記記事でまとめています。

FIXER(フィクサー)の上場データと初値予想を考察


FIXER(フィクサー)IPOの幹事別抽選結果はこうなりました!

抽選結果を確認してみました。主幹事からの当選をめざしていましたが残念な結果に終わっています。


幹事名抽選結果
野村證券(主幹事)落選
みずほ証券落選
SMBC日興証券落選
SBI証券落選
マネックス証券落選
松井証券落選
LINE証券抽選前


野村證券の抽選結果


主幹事の野村證券以外にも平幹事から積極的に申込んでいました。平幹事でも1万株の引受けがあり少し期待していましたが惨敗となっています。


今回は補欠当選すらありません。Twitterでは当選報告が多かったので運がなかっただけでしょう!


残る抽選はLINE証券だけです。忘れずに購入申込を行っておきたいと思います。


IPOルールについては下記記事でまとめています。野村證券からの委託販売でIPOが取り扱われます。まだ、口座開設を行っていない方はキャンペーンが行われているためお得だと思います。




FIXER(フィクサー)IPOの最新の初値予想は?

FIXER(フィクサー)の最新の初値予想を調べてみました。


地合いが日々悪化しているため予想値よりも低く初値が付く可能性もあると思います。その場合はセカンダリー期待でしょうか。


最新のIPO初値予想


大手の最新の初値予想は1,700円~2,000円となっています。


公開価格が1,340円なので上限の2,000円だと公開価格に対して約1.5倍になります。ベンチャーキャピタル保有株もありますが、ロックアップ解除の設定はなく90日間の2023年1月03日までの期間中は売却できません。


また、PER30倍前後までは許容される観測となっています。公開価格のPERは20.42倍、株価2,000円のPERは30.48倍になります。


ちなみに2022年8月の業績は売上106.02億円で四半期13.67億円になります。2023年8月期は売上77.18億円で四半期利益9.32億円になります。


売上27.2%減、四半期利益31.8%減となる予想です。2024年8月期は更に減収なのか?と不安になります。厚生労働省からの特需がなくなった後に何処から仕事が入るのか気になります。


IPO的には利益が見込めますが、上場時データだけでは先行きが不安です。類似企業のPERは20倍程度なので公開価格が既に妥当値だと考えられます。


割安感がないため盛り上がりに欠けそうです。そもそも業績に期待できない状況で上場するため難しい銘柄だと思います。


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