Chatwork(チャットワーク)が上場し初値はシンジケートカバーの1,480円で初値を付けました。公開価格から-7.5%下げIPOに当選された方には苦い結果となっています。初値形成となった後も株価は下落し上場1日目の引け値は1,400円でした。
上場2日目に入ると短期資金流入報道もあり買われ終値は1,448円まで上昇しています。直近上場の銘柄も大きく買われているため少し安心感が出てきたように思います。それでも公開価格1,600円まで遠いですね。
モーニングスター社によると今後は収益の急拡大を見通しているそうなのでこのまま保有すればいつの日か公開価格を超えてくるのかもしれません。
2019年12月期の営業利益は7,000万円、翌年は8.3億円、欲翌年は19億円を見込むそうです。企業が予定しているだけで来期実績がどうなるのかはわかりません。まだ発進したばかりですからね。
某紙によれば株価がさらに下に向かう可能性があるそうです。こちらもどうなるのかわかりませんが短期投資家が逃げると買い上がらないという感じでしょう。直近IPOも初値が飛ばなかったため短期的な見直し買いでしょうか。
HPCシステムズIPOの上場直前初値予想と気配運用はどうなる?
HPCシステムズは抽選に参加した方が多かったにも関わらず利益が出なさそうな感じです。見直し買いが入っている状態でも利益が見込めないとは公募組は面白くありません。たまにこのような展開がありますが2018年12月よりも地合いは良いと思います。悲観的にならずコツコツと利益を狙って申込たいと思います。
項 目 | 気配運用の内容 |
板中心値段 | 1,990円(公募・売出価格) |
上限値段 | 4,580円(更新値幅100円、更新時間10分) |
下限値段 | 1,493円(通常の更新値幅、更新時間3分) |
注文受付価格の範囲 | 498円以上、7,960円以下 |
初値予想1,990円の公開価格同値!
筆頭株主のファンドが上場により全ての株を売却する構造になっているため悲観的に思われているようです。上場してしまえばファンドは換金できるためこれ以上関りを持つこともないでしょう。
そして64億円弱の上場規模が問題視され現在の市場では吸収するレベルになさそうな雰囲気です。チャットワークの156億円規模に比べればだいぶコンパクトですが、話題性がある訳でもないためHPCシステムズの株を買ってくるのか?という疑問があります。
当選狙いで全力申し込みを行うも落選となり今では安心しています。個人的には公開価格割れせず多少利益が出るのではないかと考えています。根拠はありませんがAIやIoT、ビッグデータなどのキーワードで買われるかも?
思うんだけど上場規模が20億円~30億円だと買い上がるでしょうね。
業績も売上・利益供に伸びていますし来期も増収増益予定です。PERも26.28倍と割高感はありません。
事業的にはIPOでも人気のなので悪くないけれどやはり吸収額に問題があるようです。上場してしまえばファンドが売ってくることもないため業績に応じて売買されていくことになりそうです。
上場時期に問題があったかもしれませんね。
日本のIPOは海外から見たら株価設定が曖昧らしい
どうやらSMBC日興証券が主幹事を引受けたステムリム(4599)の株価設定などで海外投資家から不満が出ているようです。ようは「IPO価格」が曖昧だそうです。海外から見たらそうなのかもしれませんが、ステムリムは長年IPO投資を行ってきた私も驚きました。ステムリムの想定発行価格は2,370円~3,730円の平均3,050円でした。そして仮条件が大きく引き下げられ1,000円~1,700円となり、それでも人気がなく公開価格が仮条件下限の1,000円に決定しました。3分の1にまで株価が縮小し驚きましたね~
さらに上場では公開価格割れを起こし初値930円と公開価格1,000円に対して-7%の下落です。一旦は公開価格を超えるも上場2ヶ月もたっていない状況で855円となっています。株価は2019年9月25日の終値です。
日本経済新聞によれば他のバイオ株にまで飛び火し軟調な動きとなっている銘柄がいくつか見受けられるそうです。そして今回のChatwork(チャットワーク)株価設定です。海外投資家からは疑問のようですね。
このようなことが続けばグローバルオファリングIPOで海外投資家が引受けてくれなくなるのでは?と心配します。
メルカリ(4385)もユニコーン企業ともてはやされ実績が出ないまま赤字です。メルペイとかやっていて大丈夫なのかな?と少し心配します。四季報によれば来期もその時期も赤字予想のようです。売上急拡大でも赤字だと株主は怖いですよね。
同時期に上場したMTG(7806)なんて不正会計ですからね。一時は8,000円を超えた株価が今では1,100円程です。
機関投資はお金が余っていたのでIPOに投資してきたようですが、今後は少しシビアになるのかもしれません。まあバブルが再来すればガンガン資金を入れてくると思いますけどね。不安定になると色々と心配な材料が出てくるだけでしょう。
ただステムリムについてはあり得ない経験をできたと考えています!
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