エスコンジャパンリート投資法人(2971)とエネクス・インフラ投資法人(9286)の初値予想が出ました。どちらも渋いため私はSBI証券のブックビルディング申し込み以外はスルーにします。既に申し込みは終わらせました。まずはエスコンジャパンリートから発表したいと思います。
主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券なのでどうなるのかな?と考えていましたが想定価格105,000円に対して仮条件はあまり引き下がらず100,000円~105,000円に決定しました。上限の吸収額はOAを含め約207.4億円です。これは割れる確率が濃厚だと思います。運が良ければ公開価格でしょう。
項目 | 株数データ |
公募株数 | 188,351口 |
売出株数 | 0口 |
公開株数(合計) | 188,351口 |
オーバーアロットメント | 9,189口 |
上場時発行済み株数 | 237,000口(公募分を含む) |
想定ベースの時価総額 | 約248.9億円 |
幹事団 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主幹事) みずほ証券 マッコーリーキャピタル証券 大和証券 SBI証券 FFG証券 auカブコム証券 |
リート指数は急ピッチで回復基調になりますが、どうやら人気がないようです。大きく買い戻されているリートも中にはありますが、同社は公募割れ濃厚のようです。格付けがないことが原因にあると思われますが、期待できないそうです。と言うことで完全スルー決定です。
利回り的には多少魅力があるようですが、かなり弱気のようですから初値利益が狙える状況ではなさそうです。利益超過が上乗せされない仕組みもよかったり悪かったりのようです。結局公募割れ濃厚のようですよ~
初値予想101,000円~105,000円
指数判断では仮条件上限をもとに算出となっているようです。分配金は2019年7月で2,621円~2,661円です。翌1月は3,650円~3,663円になります。LTVは低くなっていますが、やはり格付けなしなので機関投資家や個人投資家からも敬遠されるようです。
エネクス・インフラ投資法人(9286)の初値予想はもっと酷い?
エネクス・インフラの仮条件が92,000円に決りかなり弱気姿勢のようです。想定価格は100,000円でしたがカバーしきれず公募割れ濃厚のようですね。利益超過分が出る予定ですがあまり考慮されていません。というか逆に駄目なのかもしれません。項目 | 株数データ |
公募株数 | 90,000口 |
売出株数 | 0口 |
公開株数(合計) | 90,000口 |
オーバーアロットメント | 4,500口 |
上場時発行済み株数 | 91,000(公募分を含む) |
想定ベースの時価総額 | 約91億円 |
幹事団 | SMBC日興証券(共同主幹事) 大和証券(共同主幹事) みずほ証券 野村證券 SBI証券 ←ポイント狙いだね |
上場規模が小さく買い手が現れてもよいものですが、余裕の公募割れのようです。純資産額を重視するためリートでは仮条件範囲があまり意味をなさないようです。大手予想は仮条件92,000円よりも低くなっています。
初値予想88,000円~90,000円!
ここまで弱気だとIPOの初値で利益を上げたい投資家はスルーする方が殆どだと思われます。財閥系のリートでも前回上場した伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人(3493)の株価推移を見ると買わないでしょう。ホルダーですけどね。
分配金は2019年11月に5,953円となり、超過分が2,889円になるため魅力はあります。仮に仮条件の92,000円算出だと9.6%もの分配金になります。利益超過分を入れないと6.4%です。入れないで計算したほうがいいですよね。
と言うことで2019年はリートIPOへの投資を自粛したいと考えています。2018年は逃げ切れなくて損失やホールドとなった銘柄がありますからね。他に安定的な銘柄があるためわざわざ選ばなくてもいいんじゃない?という意見も多いようです。
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