証券口座のマイナンバー登録が2022年1月1日まで延期されることに決りました、これから証券口座を開設する方はマイナンバー登録は必ず必要になりますが、法整備前に証券口座を開設していた方は自分から登録をしなければいけません。そして登録した方は2018年6月時点で41.4%しかいないデータがあります。


私も夏に一気に登録を済ませていますが、口座数が多く苦痛でしかありませんでした。しっかりと登録できているのか確認はしていませんが、書類がない証券会社に電話をしたりあらかじめ送られてきた書類を書いて必要書類を送る作業を行っています。マイナンバー登録をしないとIPO抽選にも参加できないと思い頑張りました。


証券会社のマイナンバー登録が2022年1月1日まで延期された


延期される理由は登録者が少なくこのままでは個人番号による紐づけもできないからでしょう。そして金融庁から発表されたのは2018年12月21日です。もう少し早く発表してくれればよかったんですが、無駄な作業をさせられた感があります。出来ることなら登録したくありませんからね。


また、近い将来いろんなサービスと紐づけされ個人資産がだだ漏れになり、増税を迫られることは避けられないと思います。とりあえずは2022年まで猶予があります。私は既に政府の管理下にあるようです。ただ政府のシステムがうまく稼働しているのか現在のところ全くわかりません。
※記事を訂正しました


個人番号登録作業を委託した企業がデタラメな作業を行っていたことなども問題になりました。しばらく問題が山積みでしょう。その後は、使った資金を回収するために富裕層を中心にガッポリ納税をしてもらう手順でしょう。富裕層はこのまま登録しないと思いますが、どこまで逃げ道があるのか?とも思います。


我々は従うしかありませんけどね。またIPO口座で抽選に参加できなければ利益に結び付かないため登録は仕方ありません。


マイナンバー登録でIPO当選数が増えると考えていた

マイナンバー登録が2019年1月1日までだと、これまで家族口座で抽選をしていた方やその他の悪質なことをしていた方を排除できる可能性があると考えていました。家族口座の場合は、本当に家族で楽しんでいる方もいるため問題がない場合も多いです。しかし、一部では他人名義で参加している話もあり証券会社も目を光らせています。


野村證券では特に厳しく本人確認が行われ、その後書類が届いていたように思います。野村證券は前受け金不要でIPO抽選に参加できるため、今回のマイナンバー登録が実施されれば抽選確率が上がるとにらんでいただけに残念です。せっかく登録を頑張って行った方には残念な話となっています。


余談ですが、家族口座でも入金名義が違ったりすると問題になり怒られることがあるそうです。IPOブログをされていた方の中にもミスを犯した方がいると聞きました。その場合どのようになるのかわかりませんが、最悪の場合は口座閉鎖になるのかな?と思っています。マイナンバーを利用して全ての証券口座が閉鎖されるようなことはないでしょう。


ところでマイナンバー通知カードが届いたのちマイナンバーカードを作成し免許所代わりに高齢者が身に着けている話もありますが、たまに本人確認でも断られるという話を聞いたことがあります。しかも行政への証明でそのようなことも起きているようです。マイナンバーって結局役に立っているのでしょうか?


【マイナンバーの定義】

①所得や他の行政サービスの受給状態を把握しやすくなるため、負担を不当に免れることや給付を不正に受けることを防止するとともに、本当に困った方にきめ細やかな支援を行うことができます。

②行政機関や地方公共団体などで、様々な情報の照合、転記、入力などに要している時間や労力が大幅に削減されます。複数の業務の間での連携が進み、作業の重複などの無駄が削減されます。

③添付書類の削減など、行政手続きが簡素化され、国民の負担が軽減されます。行政機関が持っている自分の情報を確認したり、行政機関からの様々なサービスのお知らせを受け取ったりできます。



便利になっているのかどうかわかりませんが、私には今のところ全く関係がありません。職場でマイナンバー登録をさせられ政府の管理下に入ったような嫌な気持ちしかありません。証券口座もそうですけどね。メリットを一度も感じていないため、制作費用に掛かった数千億円が勿体ない気もします。


IPOのために大きなお金を一時的に借り入れて証券口座へ入金する方もいますが、入出金が多いとマークされる可能性もありそうです。今更マイナンバー廃止はできないと思いますが、良い方向に向かうといいですね。


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