プリントネット(7805)の初値予想暫定記事になります。既に仮条件が決定しており、1,360円~1,400円となっています。想定発行価格を下限として設定されており人気のようです。同社の事業はインターネットを用いた印刷物の受注販売となり、基本的にBtoB売上の占める割合が多くなっています。今後は、上場による知名度アップにより、BtoCにおいても期待ができそうです。
主幹事はみずほ証券になり公開株式数が多く1,606,100株、オーバーアロットメント240,000株となります。売上は拡大しており、今期利益も前期を抜いて増収増益見込みとなります。原油高やパルプなどのランニングコスト増によりやや利益が低下する恐れもあるでしょうか。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 1,360円 |
仮条件 | 1,360円~1,400円 |
公開価格 | 10月09日 |
公募株数 | 750,000株 |
売出株数 | 856,100株 |
公開株数(合計) | 1,606,100株 |
オーバーアロットメント | 240,000株 |
幹事団 | みずほ証券(主幹事) 岡三証券 岡三オンライン証券 いちよし証券 東洋証券 SBI証券 マネックス証券 ←完全平等抽選 |
初値予想1,700円~2,000円
2018年10月の単体業績予想は売上7.7%増、経常利益10.4%増(6,800万円増)になります。仮条件上限算出のPERは約13.13倍、PBRは約2.52倍となります。印刷会社として類似企業を比較するとやや上値があるような指標となります。2,000円あたりが個人的には妥当だと感じます。
ベンチャーキャピタル保有株は存在せず、ストックオプションの67,500株は行使期限が平成30年11月1日からとなり、上場時点では関係ないようです。上場日は10月18日になります。プリントネットの詳細は下記記事に書いているのでよかったら参考にしてください。
⇒ プリントネット(7805)IPO新規上場と初値予想
上場により得た資金は、関東工場の設備投資資金に充当する予定となっています。今後の戦略としては、ユーザビリティの強化と業務効率化に磨きをかけ、積極的業務提携と戦略的投資を行うそうです。また、少子高齢化社会の影響を受けることが予想され、優秀な人材の確保が可能となる人事・研修制度の充実も同時に行うようです。
印刷業全般において、景気の低迷やノートパソコン・スマートフォン等の普及による紙媒体の需要減が危惧されています。個人経営や零細企業をなどは既に廃業・倒産が続いている傾向にあり、今後も生産量及び出荷額の減少傾向は続く可能性があります。
同社では、国内の商業印刷市場は緩やかな縮小傾向にある一方、国内のインターネット印刷通販市場は年々拡大しているものと考えており、業績が表すように売上の拡大が続いています。また、インターネットを介するため、人情報保護対策としてプライバシーマークを取得し、情報セキュリティへの対応策としてISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証も取得したようです。
既に上場をしているラクスル(4384)が株主にいること、さらには取引先としてラクスルへの売上が直近で31.8%になることからプリントネットへの買い需要は多いのではないでしょうか。
上場規模がやや大きいようですが、公開価格割れはなくIPOに当選すれば5万円程度の利益が見込めそうです。ラクスルの公開価格は1,500円でしたが、現在の株価は3,600円あたりまで上昇しています。ぜひ当選してお小遣いをGETしたいと思います。
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