ギフト(9279)の初値予想暫定記事になります。ラーメン事業を展開している企業になり、横浜家系ラーメンが有名な企業です。海外にも支店があり国内400店舗、海外8店舗という多店舗経営を行っています。ただし、直営店は54店舗で、その他348店舗はプロデュース店となります。
プロデュース店とは食材や運営ノウハウの提供を受けている店となり、フランチャイズ契約とは異なります。麺やタレ、スープなどはすべて自社開発となり、製造は委託先が作る形をとっています。ニューヨークやロサンゼルスなどの海外でも日本と同じ材料を使っているそうです。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 1,900円 |
仮条件 | 10月01日 |
公開価格 | 10月10日 |
公募株数 | 600,000株 |
売出株数 | 428,000株 |
公開株数(合計) | 1,028,000株 |
オーバーアロットメント | 154,200株 |
幹事団 | 野村證券(主幹事) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 auカブコム証券 ←後期型抽選 SMBC日興証券 みずほ証券 いちよし証券 SBI証券 エース証券 岩井コスモ証券 ←後期型抽選 |
初値予想2,200円~2,500円
2018年10月連結業績予想は売上23.5%増、経常利益11%増(7,000万円増)の増収増益予想となります。想定発行価格算出のPERは約17.87倍、PBR3.95倍となります。また、配当が18円設定されているようです。
既存株主にベンチャーキャピタル出資はなく、ストックオプションは24,000株が行使期限を迎えています。また、力の源ホールディングス(3561)には180日間のロックアップが付与されています。同社の上場に際し、上場規模が大きくなければ利益も狙えたと思いますが、どうやら数万円が狙えるか?といった感じのようです。
ギフト(9279)の詳細については下記に詳細をまとめているのでよかったら参考にしてください。
⇒ ギフト(9279)IPO新規上場と初値予想
外食産業においては、有効求人倍率が1.5倍を超える40数年ぶりの水準で推移するなど、労働需給が引き締まる雇用環境の中で社員の確保が厳しい現実があるようです。正社員はもとよりアルバイト、パートといった臨時社員についても適正数を維持することが難しい状況となっており、雇用の問題は大きいようです。
外食産業の平成29年における市場規模は25兆6,561億円となり、前年に比べ0.8%増加というデータがあるようです。増加要因としては、1人当たり外食支出額の増加や訪日外国人の増加、法人交際費の増加などが考えられるようです。
今後の中長期的な出店戦略として、国内直営店100店舗、国内プロデュース店400店舗、国内店舗合計500店舗を達成することを目指すとあります。また海外においても15店舗を目指し、規模拡大を行う戦略があるそうです。とはいえ、景気に左右されるところが大きいため業績ありきの企業でしょう。
仮条件の価格があまりにも高い場合には買い需要が減る可能性があります。また、同日上場のディ・アイ・システム(4421)への資金流入が確実視されているようなので、個人投資家からの注目度は低いのかもしれません。前日のプリントネット(7805)のセカンダリーが賑わえば同社への資金流入も起きる流れでしょう。当選のチャンスか?
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