Sapeet(サピート)の上場直前の初値予想と東京証券取引所から発表された気配運用を調べました。高い初値が期待されています!
AIベンチャー企業なので個人投資家の資金が期待できそうです。PERが割高な分野なので投機資金流入の期待もあります。
※サピート公式ページ引用
東京証券取引所から発表された気配運用は下記のようになります。
項 目 | 気配運用の内容 |
板中心値段 | 1,500円(公募・売出価格) |
上限値段 | 3,450円(更新値幅75円、更新時間10分) |
下限値段 | 1,125円(通常の更新値幅、更新時間3分) |
注文受付価格の範囲 | 375円以上、6,000円以下 |
業績規模が小さいため機関投資家の資金はあてにできないと思います。
上場規模は約5.6億円の小粒上場でロックアップ解除倍率設定がありません。ただし一部の株主にはロックアップ自体が掛かっていません。
事業内容はAIと3D技術に強みを持つAIベンチャーになります。黒字化も視野に入りますが2024年9月期の売上予想は約6.24億円と他社に比べ低いと言えます。
正直なところ初値が付いたあとは投資家のノリで株価が上下するだけだと思うのでセカンダリーはお勧めできません。プロダクト解約率が1%未満のためこの調子であれば業績面の期待はできそうです。
ただ配当などのインカムゲイン期待はそもそもできない銘柄ですからね。先行投資を行い他社技術と競い合うイメージしかありません。
本日上場のHmcomm(265A)の終値も関係があると思います。上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。
「IPO承認」Sapeet(サピート)の上場データと初値予想を考察!
Sapeet(サピート)の上場直前の初値予想を調べました
サピートの上場直前の初値予想を調べました。事前予想では1単元(100株)で10万円程度の利益が期待できると考えられていました。大手の上場直前の初値予想は2,250円となっています。幹事引受け価額は1,380円です。
一昔前のようにAI(人工知能)を扱っているだけで株価が何倍にもなる環境ではなくなりました。
ただ今回は上場規模が小さいため初値高騰の期待はあると思います。セカンダリーについては直近上場のオルツやHmcomm(エイチコム)の影響を受けそうです。悪くない環境だとは思います!
東京メトロやインターメスティックの大型上場でもセカンダリーが伸びていないことは気になっています。外部環境が不安定だからでしょうか?
そろそろIPO人気が復活しても良さそうなんですけどね。
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