ゼネラル・オイスター(3224)の株価推移が優待族に参考になりそうなので取り上げてみました。業績悪化に伴い株主優待が廃止されホルダーは怒り心頭だったことでしょう。
赤字が続いていたため賢い方は手放していたみたいですが、含み損を抱えていた方は売るに売れない状況です。
※ゼネラル・オイスター公式サイト引用
業績が芳しくない企業の株主優待が廃止されることがたまにあります。
そうなると株主優待で株価を維持できていた銘柄は売り込まれてしまいます。我先に逃げたい個人投資家も多いですからね。
ただ逃げ遅れた株主は大きな損切りを迫られるため実行に移せない方も多いと思います。
私も他の銘柄で逃げ遅れてこれまで何度が苦い思いをしています。
ゼネラル・オイスターは株価を追いかけていると面白いかもしれないので取り上げてみました。業績回復に期待したいところです。
ゼネラル・オイスター(3224)の株主優待の詳細を確認してみました
事業内容は飲食事業、卸事業、加工事業、ヴィレッジ事業など牡蠣事業を中心として活動している企業です。社名にオイスター(牡蠣)と入っているためわかりやすいと思います。
これまでの優待内容は以下のようになります。
項 目 | その内容 |
権利確定月 | 9月末 |
100株以上~300株未満 | 株主様向けオイスター・ピース・クラブ(OPC)カード2,500ポイント(2,500円分)、または8TH SEA OYSTERスタウトビール(4本) |
300株以上~500株未満 | 株主様向けオイスター・ピース・クラブ(OPC)カード7,500ポイント(7,500円分)、またはポイント相当額の牡蠣加工品詰め合わせ |
500株以上~1,000株未満 | 株主様向けオイスター・ピース・クラブ(OPC)カード12,500ポイント(12,500円分)、またはポイント相当額の牡蠣加工品詰め合わせ |
1,000株以上 | 株主様向けオイスター・ピース・クラブ(OPC)カード26,000ポイント(26,000円分)、またはポイント相当額の牡蠣加工品詰め合わせ |
牡蠣が好きな投資家には人気の優待品でした。私は牡蠣が苦手なので株価を確認しているだけでした。
自分が当事者ではないため値動きが面白いと思いましたが、当時者は悲しんだことでしょう。
現在は株価が反転しそうなところにありますが、業績ありきなのでまだどうなるのかわかりにくいと思います。
1,800円程度から600円程度まで下落しています。
ゼネラル・オイスター(3224)の株価推移がエグイ。優待狙いの個人投資家が多かった証拠
ゼネラル・オイスターの株価推移が他の銘柄にも参考になりそうです。株主優待の廃止は2024年8月28日に発表されました。そこからストップ安を付けさらにダラダラと下落しています。
※SBI証券チャート(3年)
業績は2021年3月期がボトムだったようですが現在黒字を維持することが難しくなっています。
上場コストも大きな負担になっていると考えられます。ゼネラル・オイスターの上場廃止というキーワードで調べる投資家も多いようですからね。
上場廃止はまだないと思いますが、株主優待の廃止で財務に余裕が出るのは間違いないでしょう。でも株価が下落しているため資産価値も下がります。
金融機関からの借り入れなども気になるところです。自己資本比率も低めなんですよね。そもそも企業規模が小さく体力があまりなさそうなことが心配です。
2024年の高値は1,950円で安値は580円となっていました。現在価格が677円なのでやや反発しています。
ゼネラル・オイスター(3224)の株主優待が復活する可能性はあるのか?配当金に変更
株主優待が廃止され数年もすれば業績の回復はあり得ると思います。また、2024年12月24日に配当修正を発表し、これまで無配でしたが10円の配当を実施すると発表しています。これが反発の理由でしょう。
そして肝心の株主優待についてですが今後優待が復活する可能性は低い気がしています。
優待を廃止して配当で株主に利益還元を行う方向に切り替えてきたからです。
株価があっという間に3分の1になり配当を実施すると発表しているため同社も苦肉の策でしょう。
株価はある程度の価格で維持させたいけれどコストをこれまでより下げたいと伝わってきます。今後は業績ありきのような気もしますが配当を実施するだけ良い企業だと思いました。
このことから上場廃止よりも上場を維持しながら業績を回復させたい狙いがあると伝わります。
配当原資は利益剰余金がマイナスなので資本金から減らす方法、または資本剰余金から減らすのか決まっていないそうです。
とにかく黒字にもっていかないといけないようですね!!
ゼネラル・オイスター(3224)の株主優待は廃止だけど配当金でカバーする作戦に出た!まとめ
ゼネラル・オイスターの株主優待が廃止されました。そして株価が下落したタイミングで配当金の実施を発表しています。配当はこれまで行ったことがありません。そのため株主優待から配当に切り替えたと考えています。
今後は配当原資のため黒字にしないといけません。黒字化できなければ無配に戻るだけでしょう。
かなり微妙なところにあるように思うのでたまに株価と業績を確認しておくと面白そうです。
私は牡蠣が苦手なので詳しい業績は確認していませんが、投資CFがマイナスなので設備投資は行っているようです。そもそも営業利益が出ていないことが問題ですよね。
日経225採用などの大型銘柄だと業績が安定していることが多いため同社のようなリスクは少ないと思いますが、新興市場に上場する銘柄だと今回のように優待廃止で爆損することもあります。
小規模で優待に強みがある企業の株主優待廃止は怖いですよね。
業績が芳しくない企業への投資はリスクがあるため気を付けましょう。非常にわかりやすい株価推移だと思います!
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