ソレイジア・ファーマ(4597)IPOが新規上場承認されました。株数が多く低単価なので当選は可能だと思いますが、完全赤字企業じゃんか!ただ気になる点もありありです。主幹事はみずほ証券で上場規模は約40.2億円と多いようです。分析しないとまだわかりませんね。


ソレイジア・ファーマ(4597)IPO新規上場承認


業種:医薬品
市場:東証マザーズ
公開予定:03/24
BB期間:03/07~03/13


【事業内容】
当社は日本及びアジア諸国の医療に貢献するため、海外又は国内の製薬企業又はバイオベンチャー企業から有望な新薬候補品を導入し、日本及びアジア諸国における臨床試験を中心とした開発活動を通じ、製品を医薬品市場に供給することを目的として、2006年に創業した企業です。創業に際しては、事業準備拠点としてJapanBridge Inc.をまず米国に設立し、2008年4月にJapanBridge Inc.がバジャカラ株式会社(現当社)の発行済株式をすべて取得して、これを日本での事業活動の主体とすることとしました。同時にJapanBridge Inc.での事業準備成果が当社に承継され、商号をジャパンブリッジ株式会社に変更し、事業活動を本格的に開始しました。本書提出日現在、当社グループは、当社と連結子会社であるSolasia Medical Information Consulting (Shanghai) Co. Ltd. の2社で構成されており、3種類の医薬品又は医療機器の開発パイプラインを有しています。

まとめると⇒ 悪性腫瘍にかかわる医薬品・医療機器の開発、販売



【資金使途】
手取概算額3,200,850千円及び「1 新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限482,823千円を合わせた手取概算額合計上限3,683,673千円は、2017年12月期より2018年12月期における、開発品SP-01、SP-02及びSP-03の開発費及び販売促進費、日本及び中国の人件費及び経費、新規開発品の導入費及び開発費にそれぞれ充当する予定です

開発品SP-01(がん支持療法医薬品)
開発品SP-02(抗がん剤)
開発品SP-03(がん支持療法医療機器)
日本及び中国の人件費及び経費
新規開発品(抗がん剤を予定)



100株単位
公募株数 19,437,500株
売出株数 0株
合計株数 19,437,500株(194,375枚)   ←非常に多い株数です!


想定価格 180円 ⇒ 1.8万円必要
仮条件  175円~185円に決定しました!
公開価格 03/14に決定予定です


【幹事団】
みずほ証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
SMBC日興証券
岩井コスモ証券
岡三証券
東海東京証券
マネックス証券
SBI証券
エース証券
極東証券
東洋証券
丸三証券


■ ソレイジア・ファーマIPOの評判と分析
オーバーアロットメントによる売出し株2,915,600株
想定発行価格180円を基に吸収金額を算出すると約35億円となり、オーバーアロット
メントを含めて算出すると約40.2億円となります。
株数は多いですが単価が低いためそこまで吸収金額が大きくはありません


ソレイジア・ファーマ(4597)IPO評判と人気
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業績状況は酷いようです
今後内容は精査したいと思いますが、目論見の事業領域を見ると、
悪性腫瘍治療を目的とする医薬品の開発及び販売を主たる事業領域として
いるそうです。また、悪性腫瘍治療薬の投与や放射線治療によって生じる有害事象
(副作用等)を軽減し、悪性腫瘍に対する治療及び患者のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)
向上が期待できる医薬品及び医療機器の開発及び販売も事業領域としています。


会社設立は2007年01月、東京都港区海岸一丁目に本社を構えます。
社長は荒井好裕氏、株式保有率は2.9%です。
従業員数は11人で平均年齢は49.3歳、平均勤続年数は2.4年、平均年間給与は
驚きの約1400万円となっています!!
多分私がIPO記事を書き始めてからの最高給与ですね 
連結従業員数は16人となっています。


ソレイジア・ファーマ(4597)IPO伊藤忠商事ロックアップ
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【ロックアップの状況】
本募集に関し、当社株主である伊藤忠商事株式会社、JapanBridge (Ireland) Limited、荒井好裕及びその他15名並びに当社新株予約権者であるスティーブ・エンゲン、ヴィヴィアン・チャン、坂巻茂及びその他22名は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む。)後90日目の2017年6月21日までの期間(以下「ロックアップ期間」という。)中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式(潜在株式を含む。)の売却(但し、オーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと及びその売却価格が「第1 募集要項」における発行価格の1.5倍以上であって、東京証券取引所における初値が形成された後に主幹事会社を通して行う東京証券取引所での売却等は除く。)等は行わない旨合意しています。なお、ロックアップ対象株式は、上記株主の所有する当社株式のうち53,939,578株(普通株式45,573,956株、新株予約権の目的の株式8,365,622株)です。



ロックアップは90日間(2017年6月21日)、ロックアップ解除倍率は1.5倍
となります。
ベンチャーキャピタル出資はありますが、筆等株主が伊藤忠商事となっています。
現状は避けた方が良さそうですが、もうしばらく考えたいと思います。
単価が低いのは参戦者が多くて良さそうですが、どうなるでしょうか!

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