ウェルネス・コミュニケーションズ(366A)がグロース市場に新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。2022年6月に上場予定でしたが上場が中止され再承認案件となっています。


主幹事は同じく野村證券が務め公開株数1,499,600株、オーバーアロットメント224,900株です。上場規模は想定発行価格2,450円から計算すると約42.3億円になります。


ウェルネス・コミュニケーションズ(366A)IPOが上場承認
※ウェルネス・コミュニケーションズ公式サイト引用


前回承認時データでは想定発行価格が約65.9億円だったのでスリム化されています。


また、業績が前回承認時よりも大幅に伸びていることからIPOとして期待が持てるかもしれません。株主構成も以前と異なるため大手予想を待ちたいと思います。


案外期待できる銘柄なのかもしれません。大株主のSOMPOホールディングスの保有割合に変化はありません。


前回承認時よりもIPOとしての内容が良いと思うので今回は上場中止になることはないと思います。


ウェルネス・コミュニケーションズ(366A)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目上場基本データ
上場日6月23日
市場グロース市場
業種サービス業
事業内容健康管理SaaS等を用いたヘルスデータプラットフォーム及びソリューション事業
ブックビルディング6月05日~6月11日
想定価格2,450円
仮条件6月03日
公開価格6月12日
初値結果
企業情報https://wellcoms.jp/
監査人有限責任監査法人トーマツ
手取金の使途
  • システム開発費
  • 人材採用及び採用経費
  • システム利用費


項目株数データ
公募株数550,000株
売出株数949,600株
公開株数(合計)1,499,600株
オーバーアロットメント224,900株
上場時発行済み株数5,998,200株
※公募分を含む
想定ベースの時価総額約147.0億円
幹事団野村證券(主幹事)
SBI証券
みずほ証券
岩井コスモ証券
松井証券
東海東京証券
委託見込SBIネオトレード証券
DMM.com証券


ウェルネス・コミュニケーションズ(366A)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格2,450円を基に吸収金額を算出すると約36.7億円となり、オーバーアロットメントを含めると約42.3億円規模の上場となります。


同社は従業員数100人以上1,000人未満の中規模から従業員数1,000人以上の大規模企業並びに健康保険組合向けに、


健康診断・人間ドック等の予約、精算代行、健康診断結果一元化等を行うネットワーク健康診断サービスを提供する健診ソリューション事業、及び、


SaaS型の健康管理クラウドサービスを提供する健康管理クラウド事業を展開しています。


ウェルネス・コミュニケーションズの業績
※有価証券届出書引用


主要事業で、それぞれのソリューションプラットフォームを推進し、健康診断を起点として、職域における健康管理の課題に対応するためのサービスを提供しています。


20年近く健康診断に関するサービスを専業として提供してきた実績があり、創業時からエンタープライズ企業を開拓しています。


2025年3月末時点では、従業員数1,000~50,000人規模の大企業を中心に3,540社との取引を行っています。


契約企業グループ数では健診ソリューション事業が216企業グループ、健康管理クラウド事業が232企業グループとなっています。


ウェルネス・コミュニケーションズの事業系統図
※有価証券届出書引用


労働安全衛生法において健康診断の受診が義務となっていることからも、ネットワーク健康診断サービス及びGrowbaseを継続して利用いただく顧客が多く、ストック売上高比率は両事業の平均で94.7%であり、契約継続率は99.6%となっています。


一度契約すると継続して利用する顧客が多いと容易に想像できます。


SOMPOホールディングスが大株主なのも強みだと思います!


ウェルネス・コミュニケーションズの販売実績
※有価証券届出書引用


ウェルネス・コミュニケーションズ(366A)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は2006年7月03日、東京都港区赤坂一丁目12番32号に本社を構えます。社長は松田泰秀氏(1975年4月17日生まれ50歳)、株式保有率は2.72%(160,000株)です。※2025年5月19日調べ


従業員数121人で臨時雇用者105人、平均年齢39歳1ヶ月、平均勤続年数5年1ヶ月、平均年間給与5,464,000円です。


セグメントは健診ソリューション事業、健康管理クラウド事業、医療機関等支援事業、全社共通となっています。


氏名又は名称所有株式数(株)所有株式数割合(%)ロック
SOMPOホールディングス2,500,800株42.47%
LHP Holdings,L.P.2,233,700株37.94%
アドバンテッジ リスク マネジメント272,400株4.63%
ベルシステム24ホールディングス201,700株3.43%
伊藤忠商事168,900株2.87%
※株主上位5名の状況、△表示は新株予約権を表します


SOMPOホールディングスとLHP Holdings,L.P.の2社に180日間(2025年12月19日まで)のロックアップが付与されています。


その他の株主には90日間(2025年9月20日まで)のロックアップ付与になります。どちらもロックアップ解除倍率の設定はありません。


上場前の第三者割当等による新株予約権の割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っています。


親引けはありません。


ウェルネス・コミュニケーションズ(366A)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。


最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


【独自初値予想】
  • 第一弾2,500円~2,800円
※業績拡大イメージで公開価格割れはなさそう?


幹事名割当株数引受割合
野村證券(主幹事)-株-%
SBI証券-株-%
みずほ証券-株-%
岩井コスモ証券-株-%
松井証券-株-%
東海東京証券-株-%


IPOで当選を狙うのであれば野村證券から申込んでおけば良いと思います。平幹事から申込むような銘柄ではない気がします。


同社が上場するタイミングで市場が盛り上がっていれば平幹事からも参加するスタンスです。


kimukimu

久しぶりのIPOなので資金集中となる可能性はありそうです!



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また、上場する前の企業に投資できるファンディーノが人気です。未上場企業に投資できる国内最大のプラットフォームを展開している企業になります。


証券会社も株主になっていることから安心した投資ができそうです。海外では未上場企業への投資は一般的です。日本はまだまだ閉鎖的なんですよね。面白い企業が多いため口座開設しておくと投資詳細を確認できると思います。


インタビューも行っているので下記記事でまとめてみました。未上場株の売買も行うことができます!




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業PER
PBR
PER-倍PBR-倍
PER-倍PBR-倍
PER-倍PBR-倍

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間株式の数発行価格
2024年2月19日~2032年2月18日305,000株2,100円
2024年2月19日~2032年2月18日10,000株2,100円
2026年6月30日または2026年3月期に係る計算書類の監査が完了した日のいずれか早い日から2033年6月09日118,000株2,527円
2026年9月21日~2034年9月20日10,000株2,583円


ストックオプション(新株予約権)は315,000株が上場時に行使期限を迎えます。


発行済株式総数5,448,200株に対する新株予約権の割合は8.1%に相当します。新株予約権による潜在株式数は443,000株です。


ウェルネス・コミュニケーションズIPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

ウェルネス・コミュニケーションズのIPOは一旦様子見したいと思います。


上場規模が大きいため初値利益が大きく出るような銘柄ではない気がしています。ただ公開価格割れはないと考えています。


ウェルネス・コミュニケーションズIPOのまとめ
※ウェルネス・コミュニケーションズ公式サイト引用


地合い次第なところもありますがIPO空白期間が長かったので盛り上がることに期待したいと思います。


証券会社の二要素推奨などが行われ通常よりも参加者が少ないかもしれません。上場後も業績期待は十分できると思います。


売出株が多めですけど前回に比べるとかなり内容が改善されています。2025年のIPOは公開価格割れが少ないみたいなので少し期待したいと思います。


kimukimu

ただ先ほども書きましたが初値で大きな利益は狙えないと個人的に考えています。どうなるのか楽しみですね!



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