ROXX[ロックス]とリプライオリティの上場直前の初値予想と東京証券取引所から発表された気配運用を調べました。
2024年9月のIPOがようやく開始されます。しかし公開価格を超えることができるのか微妙な銘柄が多いため不安視しています。
※ROXX公式ページ引用
東京証券取引所から発表されたROXXの気配運用は下記のようになります。
項 目 | 気配運用の内容 |
板中心値段 | 2,110円(公募・売出価格) |
上限値段 | 4,855円(更新値幅106円、更新時間10分) |
下限値段 | 1,583円(通常の更新値幅、更新時間3分) |
注文受付価格の範囲 | 528円以上、8,440円以下 |
ノンデスクワーカー向け転職プラットフォームを運営する企業です。
ストック性の高い収益構造となっていますが現時点で広告宣伝費などが先行し赤字となっています。2024年9月期の業績予想では4.87億円の純損失と予想されています。
赤字額がここ数年縮小しているため再来期に黒字転換できる可能性があると某紙ではみているようです。どうなるのかわからないため個人的にはパス案件でした。
仮条件は上限の2,110円に無事に決定しています。需要はあったと考えられます。
上場規模は約70.9億円、時価総額は約153.5億円に決定しています。海外販売は13.7%と低かったようです。
上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。
「IPO承認」ROXX[ロックス]の上場データと初値予想を考察!
ROXX(241A)の上場直前の初値予想を調べました
公開価格割れ予想が出ていたので気になっていた銘柄です。大手の上場直前の初値予想は2,000円となっています。幹事引受け価額は1941.20円です。
赤字上場ということでIPOに当選しても購入しなかった方も多いようです。海外販売も低調だったため見送りが正解なのかもしれません。
また、人材関連で赤字上場したケースが確認されていないことも不人気材料だと思います。直近でタイミーが上場し賑わいましたがその効果はなさそうです。
悩ましいIPOは不参加が良いと考えています。
上場規模も大きく某紙では売り気配を予想しているみたいですね~
リプライオリティ(242A)の上場直前の初値予想と気配運用を調べました
福証Qボードに上場するリプライオリティも人気がありません。こちらも公開価格割れの可能性があるようです。項 目 | 気配運用の内容 |
板中心値段 | 1,520円(公募・売出価格) |
上限値段 | 3,500円(更新値幅76円、更新時間10分) |
下限値段 | 1,140円(通常の更新値幅、更新時間5分) |
注文受付価格の範囲 | 380円~6,080円以下 |
大手の上場直前の初値予想は1,450円となっています。幹事引受け価額は1,398.40円です。
コールセンター運営を主力とし自社で通信販売も行っている企業です。
業績規模はそこそこありますが地方上場となっていることで人気がないようです。こちらも個人的にパス案件でした。
上場規模は約4.2億円で時価総額は約17.9億円です。地方としては微妙なサイズなのでこちらも不安があります。配当が45.6円予想なので配当利回り3.0%になります。
上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。PER的には割安でも買われないみたいですね。
「IPO承認」リプライオリティ(242A)の上場データと初値予想を考察!
サイバーエージェントの藤田晋氏が出資している企業でもあまり話題となっていないことから人気がないのかもしれません。
IPOで資金調達しやすくなったのは良いことですが、公募組には厳しい状況が続きますね。
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