MFS(196A)の初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。売上は伸びていますが上場タイミングに疑問があるIPOです。
売出株として早期売却を考えているファンドもいることから初値が伸びにくそう印象を受けます。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 400円 |
仮条件 | 6月05日 |
公開価格 | 6月13日 |
公募株数 | 2,700,000株 |
売出株数 | 1,624,200株 |
公開株数(合計) | 4,324,200株 |
オーバーアロットメント | 648,600株 |
幹事団 | SMBC日興証券(共同主幹事) みずほ証券(共同主幹事) マネックス証券(共同主幹事) 野村證券 SBI証券 東海東京証券 楽天証券 松井証券 中銀証券 |
委託見込 | SBIネオトレード証券 DMM.com証券 |
同社はオンライン住宅ローンサービス「モゲチェック」を主力とし住宅ローンの媒介を行っている企業です。この他、不動産投資用ローンの媒介や投資用不動産物件の紹介等を行います。
売上は伸びているためしばらくすれば黒字も視野に入りそうな案件です。急いで上場する理由としては金利引上げが関係しているのかもしれません。
住宅ローン比較サイトでは検索上位、さらに上場FP会社も同社を採用している企業があるそうです。あと2年もすればもっと大きな規模で上場できるのでは?と思いますが急いで上場したいようです。
想定発行価格400円による吸収金額は約19.9億円、時価総額は約36.3億円です。
このサイズでも今の地合いだと厳しそうです。売出株の多くはファンド絡みですからね。
株単価が3桁なので個人投資家が買いやすくブックビルディングはそこそこ人気かもしれません。3社共同主幹事なので証券会社側は警戒していそうです。
MFS(196A)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!
大手初値予想の数値を調べてみました。予想値を確認する限り公開価格割れも視野に入れておいたほうがいいのかもしれません。最新の初値予想は下記のようになっています!
※注目度B
知名度がある企業なので売出株が少なければよかったかもしれませんが今の弱々しい地合いだと心配です。
新興市場が崩壊気味なので赤字企業は特にヤバそうです。
同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。
「IPO承認」MFS(196A)の上場データと初値予想を考察!
MFS(196A)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はSMBC日興証券、みずほ証券、マネックス証券の3社共同になります。幹事配分はまだ出ていないため書き込んでいません。価格決定後に発表される予定です。
幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
SMBC日興証券(共同主幹事) | -株 | -% |
みずほ証券(共同主幹事) | -株 | -% |
マネックス証券(共同主幹事) | -株 | -% |
野村證券 | -株 | -% |
SBI証券 | -株 | -% |
東海東京証券 | -株 | -% |
楽天証券 | -株 | -% |
松井証券 | -株 | -% |
中銀証券 | -株 | -% |
現時点で初値利益が見込めるのか怪しいみたいですが、急に地合いが好転しても良いようにキャンセル可能な証券会社からIPO抽選に参加しておいても良いかもしれません。
SMBC日興証券は当選後にキャンセルすると1ヶ月間IPO抽選に参加できないので当選確率は高いでしょう。それにネット口座であれば株式売却手数料も安いですからね。
また、引受株数を全て抽選に回すマネックス証券も当選しやすいと思います。SMBC日興証券よりもネット組は当選しやすいかもしれません!
単価が低いため意外と参加者は多いと思います。マネックス証券は当選後にキャンセルしてもペナルティーなしですからね。
IPOルールは下記記事にまとめています。いまだとdポイントが貰えるためお得です。
マネックス証券のIPOルールについて詳しくまとめました。評判が良いことはわかっていますが、完全抽選方式を取り入れているため誰にでも当選チャンスがある証券会社です。当選実績も合わせてご紹介したいと思います。 …
MFS(196A)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ
最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。海外販売も行われるため海外で人気なら良いんですけどね。※MFS公式サイト引用
業績を確認すると2024年6月期の連結予想を確認することができました。それによれば売上19.65億円となり前期16.07億円から22.28%増、経常利益-1.27億円となり前期-1.47億円から赤字縮小となります。
四半期利益は-1.27億円となり前期-1.49億円から赤字が縮小する予想がでています。この調子であれば業績にも期待できるかもしれません。
想定発行価格400円から指標を計算するとEPS-19.82からPERは計算不可、BPS225.56からPBR1.77倍になります。配当金はでません。
今後、金利が上昇すれば住宅を購入する人が減少すると予想できます。投資用不動産も買い控えが起きると思います。そんな環境の中で業績を伸ばせるのかは疑問もあります。
あとはファンドやベンチャーキャピタルがなぜ早期に売り抜けたいか?ですよね。上場ゴール感がある銘柄なのでBBは渋めで良いかもしれません!
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