「売出し」浜松ホトニクス(6965)がPOを発表！トヨタが保有株を全放出

浜松ホトニクス(6965)がPOを発表しました。トヨタ自動車が保有株式を全て売却すると報道されています。ただ自社株買いを同時に行うためある程度下落が緩和されそうです。


タイミング的に公募増資が同時に多数行われるため日程にはとくに気を付けましょう。あとは配分があった場合の自己資金管理です！



※浜松ホトニクス公式サイト引用


東証プライム市場に上場する光検出器関連を取扱う企業になります。主要営業品目は光電子増倍管、イメージ機器、光源、光半導体素子、画像処理・計測装置です。


株主構成を確認すると現時点で信託口を除いた株主ではトヨタ自動車が最大株主になります。


売出株式は7,304,400株、オーバーアロットメント1,095,600株となっています。合計すると8,400,000株になり現在の株価3,884円算出だと約326.26億円になります。


また、自社株買いの拡大が発表されています。これまで100億円で実施していたものを倍の200億円まで引き上げるそうです！

浜松ホトニクス(6965)の売出し(PO)の詳細を確認してみました

浜松ホトニクスの売出し内容を確認してみたいと思います。


POを行う場合は店頭証券の幹事入りが多いためお金持ちに配分が回ることが多くなります。そして今回は貸借銘柄なので人気がありそうです。

項 目	その内容
銘柄名	浜松ホトニクス(6965)
上場市場	東証プライム
主幹事	野村證券5,113,200株
引受人	SMBC日興証券730,400株 大和証券730,400株 三菱UFJモルガン・スタンレー証券365,200株 みずほ証券365,200株
新株発行	なし
売出	7,304,400株
合計	7,304,400株
オーバーアロットメント	1,095,600株
希薄化	0％
仮条件	3.0％～5.0％

今はちまちまIPOで稼ぐよりもPO(公募増資)に参加しまくって利益を得たほうが効率が良かったりします。


昔はIPO承認が出なくてPOばかり参加していた時期がありましたよね。懐かしいです。


売出の目的は政策保有株式の縮減になります。今回は縮減と言うよりも解消ですよね。企業の競争率向上につながるとされているため政策保有株式の縮減を行う企業がどんどん出ています。


PO投資がメインの方にとっては大型銘柄は嬉しいはずです。逆日歩も付きにくいですからね。


また、同社から発表された株式の売出に関するお知らせには以下のように書かれています。

本売出しは、東証からの資本コストを意識した経営の実現が求められている中で個人投資家層を拡充し株価ボラティリティを抑制することによる資本コストの低減、並びに株主層の多様化及び流動性の向上を目指すものであります。

引用元:浜松ホトニクス公式

今回の売出しは値がさ株なので複数株配分があれば面白そうです。その分資金は必要になりますがヘッジできればお小遣いになりそうです。

将来を見据えて現物保有という方もいると思います。資金回転でPOに参加される方はつなぎ売りで利益を確定させる方が多そうです。

浜松ホトニクス(6965)の売出しの日程を確認してみました

日程の詳細をまとめてみました。価格決定日は初日の2024年9月09日になると考えています。


ネットからも参加可能だと思うので各証券会社で確認しておきましょう。

項 目	その内容
価格決定日	2024年9月09日(月)～9月11日(水)
申込期間	売出価格等決定日の翌営業日から売出価格等決定日の2営業日後の日まで
払込期日	–
受渡日	9月17日
発行価格	3,278円に決定 ※割引率は3.02％

発表が2024年8月30日金曜日だったため、まだ野村證券の抽選参加ページでは確認することができませんでした。


SMBC日興証券は抽選参加ページに既に反映されています。


大和証券と三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券はまだ抽選参加ページに反映されていません。実際にログインをして確かめました。


PTS取引では下げています。仮に3,700円決定だと3％引きで1単元11,100円のアドバンテージがあります。即つないでも勝てるレベルでしょう。

浜松ホトニクス(6965)の売出(PO)のまとめ！逆日歩も確認してみました

逆日歩はまだ確認することができませんでした。9月02日分から少しづつ悪化していくと思います。


できれば「つなぎ売り」は一般信用が良いと思います。手数料は高くなりますが逆日歩が付かないため安心できます。





浜松ホトニクスは1年以上株価が下げ続けています。


資料には連結売上高に占める海外売上高比率が8割弱になると書かれています。そして輸出の大部分を円建てで行っているそうです。為替変動リスクが大きいようです。


配当は76円予想なので株価3,884円算出で配当利回り1.96％、株主優待はありません。


チャート的にはそろそろ底のような気もしますが需給悪化や為替変動でさらに下げる可能性もありそうです。今回の売出しは既存株主に一時的な印象悪化となりそうですが上向く切欠になる可能性もあるかもしれません。




オルタナバンクの口座開設だけで現金1,000円が貰えるキャンペーンが始まりました。証券会社が直接運営するクラファンです。


オルタナティブ資産に分散投資してみたい方は投資チャンスかもしれません。元本変動がないことが魅力ですからね。詳しくまとめました。

上場企業のCREAL(クリアル)で「当サイト経由の特典」が付きました

新規登録を行うとAmazonギフトカード1,000円分プレゼント、さらに初回投資に応じて最大5万円分貰えます。劣後出資とマスターリース契約、さらに信託銀行活用の分別管理は業界随一！

1万円から投資でき「ほったらかし」で資産運用できます。賃料収入をもとに配当、想定利回り4.0％～5.5％で償還実績は元本割れ0件。最強スペック企業なので下記記事でまとめました。

【キャンペーン】クリアルで最大5万円分のAmazonギフトカード貰える！