QPS研究所(5595)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。意外と渋い予想を某紙は出してきたようです。
今期も前期に続き大きな赤字となっていることで慎重な予想が出ているようです。成長期待は高いビジネスなので何か材料があればセカンダリー期待もありそうです。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 380円 |
仮条件 | 11月17日 |
公開価格 | 11月28日 |
公募株数 | 5,720,800株 |
売出株数 | 0株 |
公開株数(合計) | 5,720,800株 |
オーバーアロットメント | 858,100株 |
幹事団 | SMBC日興証券(主幹事) みずほ証券 SBI証券 東海東京証券 岡三証券 FFG証券 香川証券 楽天証券 松井証券 マネックス証券 |
委託見込 | 岡三オンライン SBIネオトレード証券 DMM.com証券 |
同社は九州大学発の宇宙ベンチャー企業になり、小型SAR衛星の開発や製造を行います。
また、衛星により取得したデータを官公庁などの政府機関に販売しています。政府のお墨付きと言えるため今後民間企業にデータ販売が実現すれば業績に寄与するはずです。
現時点では地震や津波、台風などの自然災害を目的とした観測データとなっていますが将来的には防衛省などにも関係がありそうです。
既に防衛省に採択され、2023年は経済省も関わるみたいです。
近い将来だと九州電力やJAXAなどと取引が始まる可能性がありそうです。この他、実証などでスカパーJSAT、ゼンリン、日本工営、ウェザーニュースなどの名前が出ています。
2023年5月期の売上確認では官公庁94.1%、宇宙航空研究開発機構5.3%、その他0.6%となっています。
宇宙関連銘柄としてはispace(アイスペース)[9348]が近いようです。ispaceの場合は月面着陸でしたが今回は人工衛星なので技術的なハードルは劣ると思います。
QPS研究所(5595)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!
大手初値予想の数値を調べてみました。投資家のブックビルディングスタンスにも影響を与えると考えています。最新の初値予想は下記のようになっています!
※注目度A
ファーストインプレッションはIPOに当選すれば利益が見込める予想となっています。
2023年下半期はIPOに資金が入らないため少し弱気な予想だと感じますが公開価格割れはなさそうです。
直近の第三者割当増資の発行単価が700円のため初値2倍に届く可能性はあると個人的に考えています!
同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。
「IPO承認」QPS研究所(5595)の上場データと初値予想を考察!
QPS研究所(5595)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はSMBC日興証券が単独で務めます。ispace(アイスペース)の主幹事もSMBC日興証券でしたよね。そして上手く発進した実績があります!
幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
SMBC日興証券(主幹事) | 5,320,700株 | 93.01% |
みずほ証券 | 74,300株 | 1.30% |
SBI証券 | 57,200株 | 1.00% |
東海東京証券 | 45,700株 | 0.80% |
岡三証券 | 45,700株 | 0.80% |
FFG証券 | 45,700株 | 0.80% |
香川証券 | 45,700株 | 0.80% |
楽天証券 | 28,600株 | 0.50% |
松井証券 | 28,600株 | 0.50% |
マネックス証券 | 28,600株 | 0.50% |
当選を狙うのであれば証券口座を開設しているところから全て申込んでおきましょう!単価も低いですからね。
ただ証券口座を開設する努力はしないといけません。私の場合はFFG証券と香川証券の口座がないためこの2社は申込めません。FFG証券はネット口座だとIPO抽選に参加できません。香川証券も店頭口座だけみたいです。
狙い目なのはSMBC日興証券からでしょう。ネット口座でも十分当選する可能性があると思います。
親引け10億円予定でも公開株数が多いためそこそこ当選確率が高いと思います。SMBC日興証券のIPOルールは下記記事でまとめています。
IPO当選後にキャンセルするとペナルティーがあります。これが怖くて申込まない方は今回ほぼいないでしょう。
SMBC日興証券のIPO抽選ルールについて徹底的に調べました。個人的にも過去の当選履歴から一番IPOに当選できている証券会社かもしれません。IPO取扱い数も業界最高水準のため、口座がない方は早めに作っておいたほうがよいと …
QPS研究所(5595)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ
最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。ベンチャーキャピタル保有株が多い懸念材料はありますが事前人気はまずまずだと思います。
※QPS研究所公式サイト引用
業績を確認すると2024年5月期の単独予想を確認することができました。それによれば売上14.47億円となり前期3.72億円から288.98%増、経常利益-7.09億円となり前期-3.23億円から赤字拡大となります。
四半期利益は-7.13億円となり前期-11.05億円から赤字が縮小する予定です。
PERはEPSが-3,509.18となるため算出不可になります。配当金はありません。ispace(アイスペース)も赤字なので違和感はなさそうです。
また、想定発行価格380円ベースの吸収金額は約25.0億円、時価総額は約120.8億円になります。
機関投資家の評価が高い場合は仮条件範囲が高く設定される可能性がありそうです。地合いを考慮するとどうなんでしょうね。コーナーストーン投資家がいることは安心できます。
公募組は全力でIPOを取りに行く方が多そうです!私も全力申込予定です。
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