楽天銀行が東京証券取引所へ新規上場申請を行いました。これについて各方面で色々と画策されているようでです。


楽天銀行だけでなく楽天グループでもIR発表が行われています。また上場(IPO)となった場合は市場から大きな資金を調達すると考えられます。


楽天銀行が新規上場申請
※楽天銀行公式サイト引用


同社は預金残高・口座数ともにネット銀行では最大規模と発表されています。そして預金残高は6月末時点で8兆円を突破しているそうです。


また、2022年3月にネット銀行大手の住信SBIネット銀行が上場承認されましたが、ウクライナ情勢などを考慮し上場中止となっています。


その上で新規上場申請を行い上場に備えるようです。IPO的にはインパクトある内容だと思いますが、初値売却益(利益)を考えると上場規模が大きいはずなので妙味が低いと考えています。


IPO市場に与えるインパクトはかなりあると思いますが、ゆうちょ銀行のようにイケイケで買われることはないでしょう。


海外市場からの資金が入るようになれば環境的に問題ないと思いますが、今の市場で大きな吸収は厳しいのではないでしょうか?


住信SBIネット銀行は1,328億の吸収で上場中止となっています。この金額を超えてくる可能性もあるためどうでしょか。


楽天銀行の口座数と業績がどうなっているのか調べてみました

楽天銀行の口座数は2022年6月末時点で12,682千口座となっています。


公式サイトに「口座数・預金残高の推移」というものが公開されていました。以下のように公開されています。


2022年月末集計口座数預金残高
6月末日時点12,682千口座81,347億円
5月末日時点12,569千口座78,348億円
4月末日時点12,446千口座78,421億円
3月末日時点12,310千口座77,658億円
2月末日時点12,147千口座76,188億円
1月末日時点12,010千口座74,942億円


楽天グループの稼ぎ頭と言えそうなので、市場から集めた資金をグループ企業で利用する可能性もあります。


楽天グループには大赤字の部門がありますからね。口コミではもろにその辺りにふれている方がいます。


楽天銀行は東証プライム市場に直接上場する可能性が観測されており、上場による資金調達で他社との競争力を高めるようです。


楽天銀行の当期純利益と経常利益
※楽天銀行公式サイト引用


2022年3月期の経常収益106,026百万円、経常利益27,909百万円、当期純利益20,039百万円となっています。


1年間に純利益が200億円以上あるようですね。


中長期ビジョンは2027年3月期に口座数を2,500万口座にすることを目標にしています。これはメガバンクに匹敵する数値になります。また預金残高20兆円を目指すそうです。


楽天銀行の他にも楽天証券を上場させる計画も同社では進んでいるため、見方次第ではいいイメージとならない場合もありそうです。


楽天グループの発表では2022年5月24日に楽天証券の株式上場準備の開始に関するお知らせが発表されています。


IPO市場が弱い時期に発表されているため、巨額資金を市場から得ようとしているように感じてしまいます。悪いことではありませんが金融系のIPOってあまり魅力ないんですよね。


楽天グループの場合はグループ企業の力も期待できそうです。


楽天銀行の新規上場申請について口コミを調べてみました!

楽天銀行の新規上場申請が発表されたため、投資家等がどのように考えているのか口コミを調べてみました。


ここ最近は楽天モバイルに資金をつぎ込むのでは?といった話もネット上では観測されています。噂ですけどね。


検索ワードでは「楽天モバイル解約祭り」なんてものも登場しています。










既存上場の楽天グループ(4755)の株も直近で下落しているため、同社グループの成長戦略が気になります。


既に世の中に浸透している企業であり代表の三木谷浩史氏の手腕が試されます。


私としては楽天銀行や楽天証券の上場で利益を得られるように頑張るだけです。楽天ポイントは貯めているのでユーザーにはなりますが、上場(IPO)について思い入れするようなことはありません。


楽天モバイルに資金が使われてもその後に黒字化できれば結果が出せますからね。それまで応援するしかありません。


楽天グループの赤字が続いていることは問題かもしれませんけどね。


【公式サイト抜粋】
変化の激しいインターネット業界において当社グループが今後も持続的に成長するためには、各事業を取り巻く事業環境を踏まえ、各事業の資本効率をさらにあげながら各事業の迅速な意思決定を可能とする体制構築を通じた当社グループの競争力と機動力の向上が重要と考えています。



楽天銀行の上場(IPO)は人気なのか?利益が見込めるのか考察!!まとめ

楽天銀行が上場を行う場合はIPO市場が注目され資金流入となるはずです。ただ上場規模によっては公開価格割れはなくても不人気になる可能性はあります。


楽天銀行の上場(IPO)は人気なのか?考察


2022年中に上場する可能性もありますが、今の市場で1,000億円を超えるよなIPOは厳しいでしょう。


IPO市場に海外資金が入らず苦戦する銘柄も多く、国内の機関投資家からの需要だけでは不安です。大型の上場が毎年出るタイミングは10月~11月になるためこの時期を過ぎれば2023年に持越しでしょうか。


上場数が多くなる12月は資金分散が起きるため個人的には上場はないと考えています。


IPOでは銀行などの金融銘柄はあまり人気がありません。ただ公開価格割れもない場合が多いと感じています。IPOを行う場合は5%~10%程度で利益が出る可能性があります。


株価設定や公開株数などにより人気、もしくは不人気なのかは現段階ではわかりません。ただ公開価格割れよりも利益が数パーセントでる形で上場させてくると個人的には考えています。


公開価格割れしたらグループ企業のイメージが相当悪くなると思います。また住信SBIネット銀行よりも経常利益ベースで稼いでいるようです。どちらが先に上場するのかそこにも注目しています!


アイフルグループのAGクラウドファンディングとタイアップが開始されました。口座開設でAmazonギフト券が1,000円分プレゼントされます。


利回りは1%~8%になり高利回りを狙うなら不動産担保ローンになります。上場企業への貸付は安心感が大きいと思います。詳しくは下記記事でまとめています。


上場企業のCREAL(クリアル)で「当サイト経由の特典」が付きました

新規登録を行うとAmazonギフトカード1,000円分プレゼント、さらに初回投資に応じて最大5万円分貰えます。劣後出資とマスターリース契約、さらに信託銀行活用の分別管理は業界随一!

CREAL(クリアル)

1万円から投資でき「ほったらかし」で資産運用できます。賃料収入をもとに配当、想定利回り4.0%~5.5%で償還実績は元本割れ0件。最強スペック企業なので下記記事でまとめました。