マーキュリーリアルテックイノベーター(マーキュリーRI)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。SBI証券主幹事と言うことで個人投資家注目の銘柄です。


不動産ビッグデータを活用している企業になり上場後は新規システム開発の他、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)も導入するそうです。


マーキュリーリアルテックイノベーター(マーキュリーRI)IPOの評価


項目株数データ
想定価格1,200円
仮条件2月04日
公開価格2月16日
公募株数335,000株
売出株数200,000株
公開株数(合計)535,000株
オーバーアロットメント80,000株
幹事団SBI証券(主幹事)
みずほ証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
岡三証券
マネックス証券
松井証券
あかつき証券
極東証券
東海東京証券
むさし証券
委託見込岡三オンライン証券
SBIネオトレード証券


不動産情報プラットフォームを行う企業で一定の人気が見込める不動産テックのIPOです。


吸収金額が想定ベースで約7.4億円と小さく、ZホールディングスやGA technologiesなどの上場企業が出資している企業のため個人投資家を中心に人気が見込めると思います。


業績自体は拡大を続けているようですが売上の鈍化が少し気になります。


株価設定は見る角度により異なりトータル的にはやや割安イメージです。月額課金制サービスに注力しSaaS型マーケティングシステムを提供します。


この他、マンションデベロッパーなどの不動産関係企業にリスティング広告の運用や提案、ウェブサイト制作なども行っています。


SBI証券が主幹事のため売り急ぐ個人投資家も多く存在し、初値は公開価格1.5倍~2倍の間になる予想が出ています。


マーキュリーリアルテックイノベーターIPOの大手初値予想と評価はこうなる!

大手初値予想の数値を調べてみました。通常であれば人気化する可能性が高いIPOだと思いますが、公募組は初値1.5倍程度でも嬉しいかもしれません。


個人投資家は新興株好きも多いため、直近の株取引で損失を出している方も多いようです。


最新の初値予想を調べると下記のようになっていました!


大手初値予想1,800円~2,500円
※注目度B


不動産テック関連株は初値だけは高いイメージなんですよね。セカンダリーは地合い次第だと思います。


IPOに資金が入っている状況であれば初値3倍程度が期待できると思いますが、ロックアップを外しに行く程度しか盛り上がらないようです。ロックアップは公開価格(発行価格)の1.5倍です。


2022年3月のIPO数が多くなると伝えられているため、公開価格1.5倍でもありがたいかもしれません!IPOに参加する投資家も減っていると思います。


また、これまでの情報は下記記事でまとめています。

マーキュリーリアルテックイノベーターの上場データと初値予想を考察


マーキュリーリアルテックイノベーターIPOの幹事割当数と引受割合を調べました

幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事はSBI証券が単独で引受けます。


幹事名割当株数引受割合
SBI証券(主幹事)481,200株89.94%
みずほ証券13,400株2.50%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券13,400株2.50%
岡三証券5,400株1.01%
マネックス証券5,400株1.01%
松井証券5,400株1.01%
あかつき証券2,700株0.50%
極東証券2,700株0.50%
東海東京証券2,700株0.50%
むさし証券2,700株0.50%


主幹事のSBI証券からの申込を徹底しておきましょう。主幹事なので当選確率が一番高いはずです!


委託経由だとネオモバやSBIネオトレード証券での申し込みもできると思います。SBIネオトレード証券は資金不要でIPO抽選に参加可能です。


岡三証券が主幹事入りしているため岡三オンラインからの申込みも可能です。こちらは既に公式サイトで発表されています。タイアップ中なのでよかったら3,500円を頂いてください。


IPO申し込みは資金不要です。


マーキュリーリアルテックイノベーターIPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ

最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。今期は純利益の増加が目立つようです。


マーキュリーリアルテックイノベーター(マーキュリーRI)代表取締役の陣隆浩氏
※マーキュリーRI公式サイト引用


業績を確認すると2022年2月期の単独予想を確認することができました。それによれば売上13.55億円となり前期12.54億円から8.05%増、経常利益1.85億円となり前期0.62億円から198.39%増になります。


四半期利益は1.21億円となり前期0.43億円から181.40%増を見込みます。またEPS50.65からPERは想定ベースで23.69倍になります。類似企業だと40倍あたりが多いようです。


基本的に人気が見込めると思いますが、初値後の値動きは読みずらいと考えています。上値を狙う勢いがあれば良いのですが今の地合いでIPOだけが買われるとは思えません。


ベンチャーキャピタル出資がないためセカンダリー期待は残っていると思います!


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