FUNDINNO型新株予約権がついに始動します。HAKOBIYA®(ハコビヤ)を運営しているPicUApp社がその第1号となります。ファンディーノで目標としている金額は1,603万円、上限応募額は6,405万円となっています。最低申込金額は7万円になるため小額投資を考えている方には魅力的な案件でしょう。
既にサービスを開始しており現在は個人を対象としています。今後は法人を狙ったサービス拡大を急ぐとともに企業信頼を獲得していくとしています。
2019年4月にサービスを開始し8月にはアプリダウンロード数10,000DLを超えているため勢いがある企業です。旅行者の手荷物の空きスペースを活用したビジネスを考案し、「海外製品が欲しい現地の人」と「その国への旅行者」をつなげる、ソーシャルショッピングアプリ「HAKOBIYA®(ハコビヤ)」の開発・運営を行っています。
現在は日本とベトナム間でサービスが行われ、2019年9月からカンボジア、11月に台湾、さらに2020年には香港や中国、東南アジア全般にサービスを拡大させるそうです。
同社アプリを利用することで依頼者は欲しい海外製品をいち早く手にできるメリットがあり、旅行者もアプリで得た報酬により旅行費用の削減ができます。
旅行者の手荷物の空きスペースを使うことで国際間の物流課題を解消する狙いがあります。海外製品が欲しい方は、アプリ上に依頼を投稿しそれを旅行者が引き受けます。考え方は簡単ですね。
依頼者は最短で翌日に荷物を受け取ることができ旅行者にとっても報酬を受け取れるメリットがあります。報酬でお小遣いや料費の削減になりますからね~
HAKOBIYA®(ハコビヤ)を使ったビジネスはBtoBへ発展!国際特許も出願
PicUApp社がやろうとしていることはわかりやすく成功すれば巨大マーケットになると考えられます。そうなるには少しハードルが高いような気もしますが、開示情報を確認すると参入障壁を高めるための施策やビジネスモデルなどが存在していました。ます通常のスキームを確認すると下記のようになります。
依頼者が同社アプリへ依頼投稿を行い、旅行者が引受けをします。その後、依頼者は旅行者に代金を支払い旅行者が依頼品を購入する仕組みとなっています。
購入商品の引き渡しは待ち合わせ場所で本人同士が受け渡しを行います。この辺りはこれから様々なやり方が考えらているそうです。
旅行者はハコビヤとして旅行を行えるメリットもあり場合にっては旅行そのものが仕事になることも考えられます。
国際発送で物流に対する課題は時間がかかることだった
技術が発展し人々の暮らしは便利になりました。国内物流も以前より早くネットで何でも購入できる時代です。しかし海外製品になると国際間の問題から注文を行っても数週間~数ヶ月を必要とすることもあるため時間がかかります。この時間を短縮できたらより暮らしが豊かに欲しいものが手に入るようになります。
当たり前のことだけど海外輸入って正規ルートだとかなり時間が掛かります。
僕も仕事でたまに海外製品の発注をするけど2週間くらい待ちぼうけ食らいますからね。
空輸便で来るときは良いけど、船便だと1ヶ月くらい待つときもあるよね。特殊な商品を依頼するときは忘れた頃に届くからね。
この他、関税や配送コストに始まり商品の破損や紛失のリスクも海外輸入には伴います。
物流が整備されていない地域では基幹郵便局までしか荷物が届かず、そこから先は民間輸送だったりするため信用に不安がある地域もあるそうです。ラストワンマイル工程のブラックボックス化と言えます。
HAKOBIYA®(ハコビヤ)を利用するためには本人確認を義務付けている
多くの方が気になるのは「危険物や輸入禁止物」などの依頼ですよね。この辺りは私も凄く不安があると感じました。よって掘り下げて確認を行ってみます。アプリ登録の段階で本人確認が行われ、危険物や輸入禁止物に対して運営スタッフやシステムによるチェックが行われています。危険物や輸入禁止物に該当する依頼が行われた時には依頼を削除しユーザーに警告するスキームがあるそうです。
関税が発生する場合は同社システムにより自動判別し想定される関税を表示する仕組みを現在開発しているそうです。関税率の変更や個別商品に対しても対応してくることでしょう。この辺りは国際特許を出願しているそうです。
また、輸送時の盗難や破損、紛失については大手保険会社に「HAKOBIYA®」専用の保険を開発してもらったそうです。既に保険はあるようです!
この他の問題点としてはユーザー同士が直接会うことです。
ユーザー同士が直接会うリスクを軽減できる仕組みを構築
上記では依頼者と旅行者が直接会うと説明しましたが店頭でも荷物の受け取りを行えます。この他、日本国内における配送の整備を進めているそうです。ベトナムではコンビニと提携を行い受取所として開拓を行っているそうです。カンボジアのプノンペンでは大学8校を受取所とし、バイク配達便を活用した流通網を構築する実証実験をスタートしているそうです。
日本ではコインロッカーを受取所にしたり個人宅への配送を行える仕組みを構築したいと考えているそうです。ここまでできれば素晴らしいように思いますが、逆に経費がかかり商品によっては割高になることも考えられます。
日本国内だと集荷や配達を同じ企業が行うことが多いため特別トラブルは起きませんが、しっかりとしたスキームが出来るまで少し時間が必要なのかもしれません。
仕組みが出来てしまえばそれを横展開していくだけです。
依頼が多くなれば旅行しながら生活できる人も出てきて新しい価値観なども生まれそうです。自由に生きることに羨ましさもありますが私のようなタイプは一生不安でしょうね。
PicUAppの市場規模と優位性について調べました
市場規模は2020年世界の越境EC市場予測規模において約109兆円という数字が出ています。サービス開始からわずか5ヶ月でアプリダウンロード数が10,000DLを超え、さらに東南アジア等へ対象国を拡大しています。東南アジアではタクシー広告や芸能事務所とタイアップしたインフルエンサーマーケティングなどを通しプロモーションを実施していくそうです。
現在のアプリ提供はAndroid版のみとなっていますが、2019年10月にios版を正式リリースする予定です。これに合わせ日本国内で電車内広告を全面的に展開する準備があり、サービス拡大と旅行者登録を増やしていくそうです。
年間の旅行者は13億人とも言われているため同社への期待も膨らみます。
同社の優位性としては東南アジアを中心としたグローバル規模の人的ネットワークを保有しているとあります。紹介されているメンバーの経歴を見る限りそのようです。
代表取締役CEOの田中悠斗氏は27歳と若く他のメンバーも年齢層が低いようです。
田中悠斗氏は著書も出版しており、タイトルが「とりあえず、やってみる: 最速の思考法」となっています。性格が表れているようですね。また産経新聞や朝日新聞、大阪日日新聞、対談などの企業露出があるそうです。
【ファンディーノ公式サイト抜粋】
弊社は、東南アジアを中心にグローバル規模の人的ネットワークを保有しています。特に、COOの中川はベトナムを舞台にし、貿易や飲食事業を立ち上げています。また、ビジネスを推進していく上で有益となるメディアや芸能プロダクションを含むキーパーソンとのコンタクトを多数保有しています。
さらに、弊社代表の田中も、ベトナム・ニャチャン市日本村の全権委任親善大使を務めていたり、今後、進出を計画しているカンボジア、台湾や香港などにも、政財界を問わず広く人脈を保有しています。
PicUApp社は「FREEPRI」という事業をカンボジアで行い、大学にコピー機を無料で提供しています。裏紙に広告を掲載し無料で学生や教師がコピーをつかえる事業を行っています。社会貢献という意味もあり個人的にも良いと思います。
同社いわく「HAKOBIYA®」というアプリの仕組みは、独自性の高いビジネスであり真似することは非常に困難だと考えているようです。参入障壁を高めるため、配達依頼の方法やシステムを含めたビジネスモデルで国際特許を出願しています。
さらに各国の各地域でどの様な商品需要が増大しているかと言ったデータ蓄積も行っており、越境での商品流通データが可視化できる仕組みが備わっています。このデータを活用することで現地での適正価格の算出や、プロモーション活用に利用できサービスの向上が期待されます。
代表取締役CEOの田中悠斗氏については、FUNDINNO(ファンディーノ)に用意されている2分半の動画を見るとどんな方なのかわかるので投資をする前に確認を行っておきましょう。
穏やかな中に野心みたいなものを感じます。「面白い」と「稼げる」この2つがあれば一番楽しいと発言しています。そうなんだけど社会でその立ち位置になるには中々難しいですよね。
ユーザーにランク設定を行い確実に商品を届けるBtoB
同社はこれからBtoBへのサービス展開も考えているそうです。登録している旅行者を対象に一定以上の評価があるユーザーをランク設定するそうです。この信用指標を活用し、一定以上のランクを持つユーザーに対して企業の依頼物を配送できるライセンスを提供するそうです。ここまでくれば趣味ではなく仕事になるでしょう。
このランクを活用しクレジットカードの発行等の特典付与が行える仕組みを、各国のクレジットカード会社と商談しているそうです。
最近は新しいビズネスがどんどん出てきているため時代の変化を感じることもあります。同社のビズネスも成功することを祈りたいと思います。
既にビジネスとして開始されているので「事業計画」や「審査内容」などをしっかり確認しておきましょう。口座を開設しないと見ることはできませんけどね。投資を行わなくても企業情報を確認する事か出来ます!
FUNDINNO型新株予約権について完全説明!ここにポイントがある
FUNDINNO型新株予約権の特徴は非上場のスタートアップ企業などが発行する店頭型有価証券になります。株式と似ていますが株式ではありません。ファンディーノの新株予約権は投資先企業が、投資家から出資を受け株式発行による資金調達を行う際に、その時点の企業価値を考慮した転換価額で交付株式数が決定します。
FUNDINNO型新株予約権の権利行使期間は7年となっています。IPOやM&A、解散や存続になった時に株式の交付又は金銭の受領が発生します。
IPOやM&Aについては説明するまでもないと思いますが、個別企業へ投資を行う際に確認をしておきましょう。必ず利益が出るわけではなく企業価値が低ければ投資した金額以下の価値しかないこともあります。
投資した企業が解散となった場合には企業に残された資産を投資家に分配する形になります。
ここまでは判りやすいと思いますが、7年の権利行使期間内にIPOやM&A、解散を行わずに「存続」となった場合は投資先企業からの通知に基づき所定の行使期間(権利行使期間の末日前1か月間)内に新株予約権を行使し金銭を払い込みます。
これにより株式の交付を受けることができます。
IPOを行い上場による利益を狙いところですが投資した額以上の利益が戻ってくれば嬉しいですよね。投資した額を割った場合でも企業へ貢献できたと思えば嬉しいかもしれません。また株主優待を設定している企業の中にはあります。
細かいことは下記記事でまとめているのでよかったら参考にしてください。
PicUAppがIPOを行い上場するのはいつ?2014年以降に売上66億円を目指す
同社は2017年8月14日に設立し資本金が100万円となっています。事業分野はシェアリングエコノミーに属します。2019年1月の売上実績が約1,570万円となり、2020年1月の売上予想が約7,400万円となります。4.7倍の売上は驚異的です。実績を積み2020年6月の法人依頼に対応すれば将来性があるのではないでしょうか。どのような法人と提携となるのか現在のところわかりませんが、株主(新株予約権)になれば何かしら開示があるかもしれません。
売上が想定したように進まないことやトラブルも起きるでしょう。ベンチャー企業の株主になるにはそのようなことも受け入れなければなりません。いつの日かHAKOBIYA®(ハコビヤ)を使った仕事が生まれビジネスとして世界中を旅する方も出てくるでしょう。
夢がある企業となっています!それなりにリスクがあるような気もしますが話題性は大きそうです。投資をしなくてもファンディーノに口座を開設すると詳細がわかるので投資を考ええている方はお勧めします。
また募集に申し込んだ後でも募集決定日時までキャンセルをすることが出来ます。逆に人気があり過ぎて投資できなかった方はキャンセル待ちをすることもできます。
投資家登録後に投資をしたからと言ってすぐにお金を振り込むわけではありません。ファンディーノにお金を振り込むのではなく都度用意された企業の口座へ振り込みを行います。また振込確認後に株主になった案内が公式ページでわかります。
時期になると事業報告書なども自宅に届くため株主になったと実感するはずです!
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