Sansan(4443)IPOの初値予想と幹事配分記事になります。名刺管理サービスや名刺管理アプリ等を運営している企業になり、公開株式は7,510,000株、そのうち7,010,000株はベンチャーキャピタルなどの売出株になっています。
また上場承認時には気がつきませんでしたが、グローバルオファリングを採用し海外販売も行われるそうです。株数などは未定となっています。決定日は2019年6月07日です。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 4,075円 ※想定仮条件3,650円~4,500円の平均価格算出 |
仮条件 | 5月30日 |
公開価格 | 6月07日 |
公募株数 | 500,000株 |
売出株数 | 7,010,000株 |
公開株数(合計) | 7,510,000株 |
オーバーアロットメント | 1,126,500株 |
幹事団 | 野村證券(主幹事) SMBC日興証券 ←当選しやすいかも 大和証券 みずほ証券 SBI証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 auカブコム証券 ←狙える可能性あり 楽天証券 マネックス証券 ←完全平等抽選 極東証券 |
2019年5月期の連結業績予想は売上37.5%増(27.4億円増)、経常利益-9.7億円(前期-3,077億円)となっています。経常利益には改善していますが、来期予想が発表されていないため微妙なところがあります。
想定発行価格4,075円と仮定するならばPBRは23.41倍になります。赤字なので配当は予定されていません。クラウド型名刺管理サービスやアプリと言うことでIPO的には向いていると思いますが、何しろVC売出しが多く赤字なのは悪材料です。
これまでも危うい感じで上場し初値利益が出た銘柄もありますが、毎回悩むところです。企業規模も大きく知名度もあることから大丈夫だと考えられますが、不安は大きいと思います。同社の詳細は下記にまとめています。
⇒ Sansan(サンサン)IPO上場と初値予想!名刺管理アプリのEightで爆益も
初値予想第一弾3,500円~5,000円!
幹事名 | 配分単位(株) | 引受割合(%) |
野村證券(主幹事) | 6,023,000 | 80.20 |
SMBC日興証券 | 375,500 | 5.00 |
大和証券 | 375,500 | 5.00 |
みずほ証券 | 375,500 | 5.00 |
SBI証券 | 168,900 | 2.25 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 56,300 | 0.75 |
楽天証券 | 45,100 | 0.60 |
マネックス証券 | 45,100 | 0.60 |
極東証券 | 45,100 | 0.60 |
同社公式ページから利用実績を確認すると、「名刺管理サービスシェア82%」「利用企業6,000社」となっています。三井住友銀行や日本郵政、セブン&アイ・ホールディングス、トヨタ自動車など大手企業の名前が掲載されています。伊藤忠商事や富士フイルム、サイバーエージェントなども確認できます。
ただし、利用会社の中には売出人となっている企業もあります。ベンチャーキャピタル出資が多いことから歓迎される上場というよりも資金回収のために上場すると言ったイメージが強いように感じます。ユニコーン企業と同社も位置付けられているそうなので、これまでの売上拡大が続くのであれば株価も評価されそうです。
昨年上場をしたメルカリ(4385)も上場時が業績ピークになった事例もあるため怖いところもあります。MTG(7806)も結構酷い状況です。Sansanの上場規模は約352億円になることから規模も大きく投資家から懸念される材料は多いようです。
ただし上記で上げたメルカリやMTGも初値は好調だったため公募組で参加する方は多い気がします。仮条件発表が5月30日となっていることからまだ参加すると断言できませんが、価格帯と地合いを見極め参加スタンスを決定したいと思います。
また、ブックビルディング期間が6月03日~6月06日と3日間しか設けられていないあたりにも注意が必要です。
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