ツクイスタッフとグッドライフカンパニーが翌営業日に上場します。ただ地合いが良いとは言えないため過度の期待は厳禁のようです。今日の日経平均は441円以上のマイナスで引けています。いつになったら保有株が浮上するのかわからない日が続いています。
まずはツクイスタッフ（7045）から見ていきたいと思います。同社の親会社はツクイ（2398）になり親子上場になります。介護や医療に特化した人材サービス事業を切り離し、今回の上場となります。業績は拡大傾向にあり、人材が集まれば収益がぐっと引きあがりそうな気がします。上場市場はJASDAQスタンダードになります。
| 項 目 | 気配運用の内容 |
| 板中心値段 | 2,630円（公募・売出価格） |
| 上限値段 | 6,050円（更新値幅132円、更新時間10分） |
| 下限値段 | 1,973円（通常の更新値幅、更新時間3分） |
| 注文受付価格の範囲 | 658円以上、10,520円以下 |
最終初値予想4,000円！
SMBC日興証券が主幹事を務め公開株式300,000株、OA45,000株、上場規模は約9.1億円になりPER約13倍、PBR2.15倍となります。業績面で増収減益予想が懸念されています。事前予想は5,000円～6,000円になっていましたが、初値買い意欲の低下でそこまでの初値は厳しいようです。
介護に特化した人材派遣は強みがあり、これからの高齢化社会の役割も大きいものになりそうです。逆に少子高齢化による人手不足も問題視され、業績に応じた株価となりそうです。親会社の指標はPER25.16倍、PBR2.81倍になり意識されそうです。医療介護や福祉などテーマ性があるため一定水準まで買われる展開でしょう。
グッドライフカンパニー（2970）は地方本社の不動産業でたいして人気がない？
グッドライフカンパニーもJASDAQスタンダードに上場します。不動産業の上場は多く、最近では同社と似たような事業が多くなっています。富裕層を対象にした賃貸マンションの販売などです。配当設定などを行ってくる企業が多い中、無配になります。
| 項 目 | 気配運用の内容 |
| 板中心値段 | 1,600円（公募・売出価格） |
| 上限値段 | 3,680円（更新値幅80円、更新時間10分） |
| 下限値段 | 1,200円（通常の更新値幅、更新時間3分） |
| 注文受付価格の範囲 | 400円以上、6,400円以下 |
最終初値予想2,100円！
みずほ証券主幹事で公開株数が400,000株、OA60,000株とこちらも株数が少ないため公開価格を超えてくる予想が出ています。思いのほか業績が良いため、動意づけば株高もありえるかもしれません。ただ、不動産業はここ数ヶ月は低迷が続いており、不祥事を起こしたタテルやスバル銀行によりイメージが悪い業種です。
同社の強みはすべての工程を自社で行えることだそうです。土地探しから設計や施工などを行います。都心開発ではなく地方なのでこの辺りは大きなデメリットになると思います。前回の初値予想は2,300円～3,000円のためあまり変化ありません。週明けの市場が好調であれば株価も上向く可能性があります。
どちらの銘柄も買い需要が多く初値は高くなるようです。ご当選されている方おめでとうございます。セカンダリー投資をされている方の動きが読めませんが、利益が出れば持ち越すことなく即売傾向になっている気がします。ムズイですね。
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