つなげーとが上場を目指すためファンディーノで資金調達を予定しています。今回の資金調達は目標募集額が2,500万円となり上限応募額が5,000万円となります。最小申込単位は5万円に設定されているため今までにない低資金投資が可能です。10万円前後の最低投資額が多かったように思いますが、だんだんと引き下げられているためかなり身近な投資になりつつあります。


つなげーとは新しいマーケティング手法として「コミュニティマーケティング」のプラットフォームを提供している企業になります。急成長をしている分野になり、今までだとテレビや新聞、ラジオや雑誌といったマス広告分野でも十分顧客獲得ができていたようですが、最近は消費者が広告を信じない傾向にあるため同社のようなサービスに大手企業が興味を示しているようです。


つなげーと上場予定(IPO)


直近1年で、登録会員数は約3倍に増加し月間イベント参加者数は17倍に増加するなど急成長を続けているそうです。登録サークル数は1.4万グループ、月間140万PVを超えるまでに規模が拡大しています。ターゲット層は「社会人」となっており、個人の方が同社のサービスを使用する場合は無料となっています。


サークル運営者についても殆どの機能を無料で利用できますが、制限が付いているため環境によっては有料化になる場合も考えられます。イベント参加料やクレジットカード決済代行なども用意されていますが、現在のところキャンペーンが行われており0円ということです。


つなげーと利用料金表(無料、有料)


つなげーとが目指すものとは?独自プラットフォームの何がいいのか?

つなげーとが注目されている理由は、時代の移り変わりによるマーケティング手法の変化にあります。「マス・マーケティング」「Web広告」「SNSマーケティング」など主流だった情報発信では、企業側からの一方通行的な情報発信に終始し、企業活動の「本質的に良いもの」を見抜くことは簡単ではないからです。


よって考え出されたのが同社のファン・コミュニティプラットフォームになります。企業の一方的な情報発信だけではなく、消費者自身が商品やサービスに「ファン化」し、同社のプラットフォームを通じてコミュミティが形成されるソリューションを提供しています。


米国ではマーケティングの有益手段として積極的にファンコミュニティーマーケティングを実施しているため、日本においてもその流れが出来つつあるようです。同社によれば、AmazonやFacebookなどは自社でプラットフォームを持つビジネスモデルが殆どと言うことです。


つなげーとIPOの目的


つなげーとを使えば簡単に自社資産としてプラットフォームを作成(所有)できるようになるということらしいです。同社の狙いは個人顧客ではなく、自社開発プラットフォームを企業へ使用してもらえるところにあるわけです。


つなげーとを活用するとビッグデータを手にできる

同社のサービスを活用したコミュニティマーケティングにおいて、企業は自社のファンクラブになるようなコミュニティを運営し、アプリやWEB上からアクセスできるプラットフォームを持つことが可能になります。さらにSaaSシステムを用いることで、企業の担当者は自社のコミュニティデータや活動を、CMSダッシュボードから可視化することが可能になります。


インフルエンサーへ直接やり取りをすることも可能になり、イベントへの参加をアプローチすることもできるそうです。日本でも少しづつ同社のようなサービスが広まっているようです。


つなげーとコミュニティ・プラットフォーム


同社によると、これまで掲示板的な機能が殆どで、コミュニティが自走的に運営されることは稀だそうです。インフルエンサーを活用している企業は多くあり、アジャイルメディア・ネットワーク(6573)はアンバサダーを使った情報発信となります。その中にインフルエンサーも含まれているはずです。トレンダーズ (6069)などはSNSやインフルエンサーを活用しています。


つなげーとのコミュニティ・プラットフォームでは、ユーザー同士が「多数 対 多数」の関係の分散型コミュニティが構築できるため、企業が関与しなくてもユーザーが自主的に運営する自走型となり、企業は多大な運営コストをかけなくてもプラットフォームは活性化し拡大し続けるそうです。


コミュニティーの立ち上げが一番難しく、初期ユーザー獲得には同社がアプローチしたり、誘導をすることで初期立ち上がりがスムーズに行えるそうです。ユーザーの中からテーマが合致するユーザーを共有させたり、サークルの共有やシステムの共有でデータを連携させるそうです。


市場の獲得方法と「つなげーと」まとめ記事

最近、上場企業でも見かけるクラウド上で簡単に操作できる「SaaSシステム」を無料導入可能なフリーミアムモデルでサービスの拡販を行うようです。自社オリジナルコミュニティを無料で獲得することができるため、多くの導入を想定しているようです。


この辺りは企業の知名度や提携企業、メディア露出などで大きく変わってくるところだと思いますが、無料獲得後に有料プランへ切り替えなければ収益的にコストだけがかかります。有料契約の場合には月額数十万円~の提供となるそうです。


それ以上は現在のところわかりませんが、公式ページによると同社のサービスを使うことで、カスタマーサポートの人件費が15~30%削減になったり、Amazonレビューが「星1.5UP」「口コミ数120%UP」、広告費換算で5億円相当のPR効果などが見込めるとあります。


つなげーと評判と利用者数


ファンディーノに投資をしてみた結果
※ファンディーノに投資を実際に行ってみました


会社設立は2010年12月、本社は東京都港区赤坂7-6-15(赤坂ロイヤルビルC棟2階)、社長は鈴木一郎氏となります。ベンチャー企業ですが事業期間はある程度あるようです。約1.4万のサークルが登録し月間約140万PV、月間ユニークユーザー数約13万人と規模もそれなりにあるようです。


今後は安定した収益が見込めるようになれば、アジア進出などもあり得るそうです。WEBやアプリを通して、人とコミュニティなどをつなぐ「BtoCtoC」型のビズネスモデルが拡大しているため同社も波にのることができれば大きな収益を生むことが期待できそうです。


決まり文句かもしれませんが、企業が自社で製品やサービスのファンを育て、企業のプロモーションやブランド形成が行える企業向けの「コミュニティ・プラットフォーム」を構築する企業として世界No.1を目指すそうです。


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