エボラブルアジア(6191)IPOが新規上場承認されました。SBI証券が主幹事となり、フィット(1436)に続き2016年は2社目の主幹事です。ネット証券の中で主幹事引受が多いのでIPOをするなら口座を持っておきたい企業です。公開株数は100万株近くあるためIPOチャレンジポイントで複数配分になるかもしれません。
業種:サービス業
市場:東証マザーズ
公開予定:03/31
BB期間:03/14~03/18
【事業内容】
当社グループは、当社及び連結子会社(EVOLABLE ASIA CO., LTD.及びEVOLABLE ASIA SOLUTION & BUSINESS CONSULTANCY COMPANY LIMITED)の3社で構成されており、「One Asia -アジアは一つとなり、世界をリードする-」をビジョンに、「アジアの人々の「移動」と「協業」を、ITの力でより近くに」を企業ミッションとして事業展開を行っております。
当社グループの事業セグメントは、「オンライン旅行事業セグメント」と「ITオフショア開発事業セグメント」の2つです。「オンライン旅行事業セグメント」は、旅行商材の比較・販売を行う自社サイトによる直販(BtoC)、他社媒体へ当社の検索予約エンジンを提供するOEM(Original equipment manufactuer)提供(BtoBtoC)、ホールセール(BtoB)、法人の出張手配(BTM-Business Travel Management)を販路に、国内航空券や海外ホテルを中心に旅行商材の販売を行う「オンライン旅行事業」と、急増する訪日旅客(インバウンド需要)に旅行商材を提供する「訪日旅行事業」により構成されております。「ITオフショア開発事業セグメント」は、ベトナムにおけるラボ型システム開発を行う「ITオフショア開発事業」を主要事業として事業展開を進めております。
まとめると⇒ 主に国内航空券のインターネット販売に特化したオンライン旅行事業、訪日旅行事業、アジアでIT開発を行うITオフショア開発事業
【資金使途】
手取概算額941,272千円及び「1 新規発行株式」の(注)4.に記載の第三者割当増資の手取概算額上限231,067千円については、事業拡大のためのシステム投資資金、広告宣伝費や採用教育費、人件費等に充当する予定です。事業拡大のためには、当社運営サイトの継続的な開発活動、各サイトにて顧客を獲得するための広告宣伝活動、これらの活動を支える優秀な人材を確保、育成することが重要な課題であると認識しております。具体的には以下に充当する予定であります。
① 事業拡大のための自社運営サイトに掛かる開発等のシステム投資資金として、150,000千円(平成28年9月期31,000千円、平成29年9月期72,000千円、平成30年9月期47,000千円)
② 当社ブランドの認知度向上及び自社運営サイトの新規顧客獲得を目的としたWebマーケティング等の広告宣伝費として、922,339千円(平成28年9月期461,169千円、平成29年9月期461,169千円)
③ 上記サイト開発や広告宣伝等の活動を支える人員の確保のために、計画に基づいた採用教育費や人件費として、100,000千円(平成28年9月期50,000千円、平成29年9月期50,000千円)
なお、上記調達資金は、具体的な支出が発生するまでは安全性の高い金融商品等で運用する方針であります。
100株単位
公募株数 620,000株
売出株数 377,200株
合計株数 997,200株(9972枚)
想定価格 1680円 ⇒ 16.8万円必要
仮条件 1660円~1800円に決定しました!
【幹事団】
SBI証券(主幹事)
岩井コスモ証券
エイチ・エス証券
岡三証券
東洋証券
マネックス証券
水戸証券
藍澤證券
エース証券
日本アジア証券
■ エボラブルアジアIPOのポイント
オーバーアロットメントによる売出149,500株
想定発行価格1680円を基に吸収金額を算出すると約16.8億円となり
オーバーアロットメントを含めて算出すると約19.3億円となります。
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売上・利益共に順調です。
かなりの勢いで伸びている企業で今後も順調に推移しそうです。
国内外の旅行先の検索をパソコンやスマートフォンなどで行う事ができる
媒体を複数持っており、他社向けのコンテンツも取り扱っています。
さらに訪日旅行客向けの多言語のサイトも運営しており結構凄いです。
ITオフシェア事業ではベトナム人を使ったエンジニアを500名程度抱えて
いて、顧客ごとに人材を採用し専属のエンジニアとして提供しているそうです。
現在は日本国内に所在する企業を主要顧客としていますが、平成28年9月
より米国シリコンバレーでも米国向けの営業を行うようです。
会社設立は2007年5月で、東京都港区芝に本社を構えます。
社長は吉村英毅氏で33歳の若さです。
株式保有率を調べようと思いましたが株主名簿に名前がありません!
従業員数は50名で平均年齢33.18歳、平均勤続年数3.15年、平均年間給与
約471万円となります(連結従業員数は550名)
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【ロックアップの状況】
本募集及び引受人の買取引受による売出しに関し、貸株人かつ売出人である大石崇徳、売出人である吉村ホールディングス株式会社及び当社株主である薛悠司は、主幹事会社に対し、元引受契約締結日から上場(売買開始)日(当日を含む)後180日目の平成28年9月26日までの期間(以下「ロックアップ期間」という。)中、主幹事会社の事前の書面による同意なしには、当社株式の売却(ただし、引受人の買取引受による売出し及びオーバーアロットメントによる売出しのために当社普通株式を貸し渡すこと等は除く。)等は行わない旨合意しております。
ロックアップは180日間となりロックアップ解除倍率の記載はありません。ストックオプションをざっと確認しましたが、行使期限に入っている株数は172,500株あります。
マザーズ上場にしては吸収金額が大きいですが、この銘柄は全力申込みで挑みたいと考えています。アドベンチャー(6030)やオープンドア(3926)などが類似企業になるでしょうか。
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