日水コン(261A)の上場直前の初値予想と東京証券取引所から発表された気配運用を調べました。ファンド出口案件で上場規模が大きいため公開価格を超えて初値が付けば成功だと思います。
事業は新味がなく業績も頭打ちとなっています。配当は58円予想なので配当利回り4.06%と高めです。
※日水コン公式ページ引用
東京証券取引所から発表された気配運用は下記のようになります。
項 目 | 気配運用の内容 |
板中心値段 | 1,430円(公募・売出価格) |
上限値段 | 3,290円(更新値幅72円、更新時間10分) |
下限値段 | 1,073円(通常の更新値幅、更新時間3分) |
注文受付価格の範囲 | 358円以上、5,720円以下 |
上下水道専門の建設コンサルティングを行っている企業になります。
野村系のファンドが100%の売出しを行うため懸念されています。そのため市場からの関心が低いとされ初値買いは少ないと予想されています。
上場規模は約86.3億円、時価総額は約169.7億円に決定しています。オファリングレシオも高く完全出口案件になります。
公共事業と考えた場合に安定した収益を見込めると思いますが、業績が一気に拡大する事業内容ではありません。そもそもIPOでは不人気事業なので個人投資家の買いは見込めないでしょう。
上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。
「IPO承認」日水コン(261A)の上場データと初値予想を考察!
日水コンの上場直前の初値予想を調べました
日水コンの上場直前の初値予想を調べました。公開価格割れの可能性が高そうです。公開価格決定後の修正値には変化がなく1,300円~1,450円という数値でした。
大手の上場直前の初値予想は1,329円となっています。幹事引受け価額は1,329.90円です。
IPOで不人気だったオルツ(260A)が本日ストップ高となっている影響はあるのか?とも思いますがまだIPOに資金が向かっているようには感じません。
大きな転換となるのはインターメスティックや東京メトロ(東京地下鉄)のIPOだと思います。年末に向けて面白い展開になれば嬉しいです!
日本水コンが公開価格割れでも他の銘柄に影響はほとんどないと考えています。
個人的には野村グループの買い支えが行われるのか確認したいと思います。SBI証券の行政処分からIPO市場が盛り上がらないのは大人の事情もありそうですね。
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