アストロスケールホールディングス(186A)IPOの初値予想と幹事割当数などを評価したいと思います。大赤字企業となっていますが宇宙関連として注目されています。
メディアに登場することもあり成長期待は高いようです。ただ研究費がかさみ赤字先行となっているため投資するにはリスクが高そうです。
項目 | 株数データ |
想定価格 | 720円 |
仮条件 | 5月20日 |
公開価格 | 5月27日 |
公募株数 | 20,833,300株 国内募集株式数13,888,900株 海外募集株式数6,944,400株 |
売出株数 | 2,760,000株 |
公開株数(合計) | 23,593,300株 |
オーバーアロットメント | 3,124,900株 |
幹事団 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同主幹事) モルガン・スタンレーMUFG証券(共同主幹事) みずほ証券(共同主幹事) SBI証券 野村證券 SMBC日興証券 楽天証券 東海東京証券 岡三証券 水戸証券 松井証券 マネックス証券 岩井コスモ証券 あかつき証券 東洋証券 アイザワ証券 |
委託見込 | auカブコム証券 SBIネオトレード証券 岡三オンライン DMM.com証券 |
同社のスペースデブリ除去や人工衛星寿命延長などの軌道上サービスは期待されている分野です。
ただ宇宙空間で作業を行うため開発がうまく進むのか不確実なところがあります。スペースデブリ除去についてはあと3年程度かかるみたいなんですよね。
同社はデブリ除去ベンチャー企業になり期待されいますが、上場承認時点では軌道上サービスに必要な技術のいずれも実証ができていません。
この段階で上場して大丈夫なのか?とさえ思います。
某紙によれば対抗勢力は別の手法でスペースデブリ(宇宙ゴミ)の回収を成功させている企業もあるそうです。
アストロスケールホールディングスのIPOは話題性は抜群なので注目度は高いと思います。しかし研究費が重くのしかかり実績があまりないため投資するには微妙な気がします。
宇宙関連株のQPS研究(5595)やispace(9348)よりも個人的には魅力を感じません。想定発行価格720円の上場規模が192.4億円なので大き過ぎだと思います。
ちなみにQPS研究の上場による吸収額は40.0億円、ispaceの吸収額は70.5億円でした。
アストロスケールホールディングス(186A)IPOの大手初値予想と評価はこうなる!
大手初値予想の数値を調べてみました。現時点では利益見込みのようですが、仮条件や海外配分が今後どうなるのかで予想値のブレも大きくなりそうです。最新の初値予想は下記のようになっています!
※注目度S
ispaceも赤字で上場しましたが「買い殺到」となり同社も人気が見込める可能性はあると思います。海外配分が増えれば期待できそうです。
現時点では国内販売約142.4億円、海外販売約50.0億円になっています。親引けが45億円を予定しているため投資家がある程度IPOに参加すれば公開株式は捌けるでしょう。
某紙もコメントしていますけど三菱グループ主導なので営業力の問題があるようです。これは過去のIPOを見ても多くの方が思うことだと思います。
同社の事業内容や上場承認時のデータは下記記事でまとめています。
「IPO承認」アストロスケールホールディングス(186A)の上場データと初値予想を考察!
アストロスケールホールディングス(186A)IPOの幹事割当数と引受割合を調べました
幹事割当数と引受割合を調べました。主幹事は三菱UFJモルガン・スタンレー証券、モルガン・スタンレーMUFG証券、みずほ証券の3社が共同で務めます。幹事名 | 割当株数 | 引受割合 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同) | 5,827,300株 | 35.00% |
モルガン・スタンレーMUFG証券(共同) | 5,827,300株 | 35.00% |
みずほ証券(共同) | 3,679,400株 | 22.10% |
SBI証券 | 499,500株 | 3.00% |
野村證券 | 166,500株 | 1.00% |
SMBC日興証券 | 166,500株 | 1.00% |
楽天証券 | 166,500株 | 1.00% |
東海東京証券 | 83,200株 | 0.50% |
岡三証券 | 83,200株 | 0.50% |
水戸証券 | 49,900株 | 0.30% |
松井証券 | 16,600株 | 0.10% |
マネックス証券 | 16,600株 | 0.10% |
岩井コスモ証券 | 16,600株 | 0.10% |
あかつき証券 | 16,600株 | 0.10% |
東洋証券 | 16,600株 | 0.10% |
アイザワ証券 | 16,600株 | 0.10% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券から申込めば当選の可能性は高いと思います。委託販売が行われるauカブコム証券での取扱いも既に発表されています。
IPO抽選に参加できる証券会社は多いため全力で申込めば当選できるかもしれません。
事前評価は微妙な感じですがいつものように上場日が近づくと盛り上がるかもしれません。
auカブコム証券は後期型抽選を採用しているためとりあえずブックビルディングに参加しておくと良いかもしれません。購入申込しなければ抽選されませんからね。
IPOルールをまとめてみたのでよかったら参考にしてください。少し面倒な証券会社だと思いますがここ数年は毎年当選できています。もしかしてチャンスか?
auカブコム証券のIPOルールを詳しく調べてみました。同社は三菱UFJフィナンシャル・グループなので基本的には三菱UFJモルガン・スタンレー証券引き受け分をauカブコム証券に回します。 …
アストロスケールホールディングス(186A)IPOの業績予想と抽選参加スタンスまとめ
最新の業績予想を調べ抽選参加スタンスについて考えてみたいと思います。業績だけ見ると悲観的になってしまいそうです。※アストロスケールホールディングス公式サイト引用
業績を確認すると2024年4月期の連結予想を確認することができました。それによれば売上27.00億円となり前期17.92億円から50.67%増、税引き前利益-115.00億円となり前期-93.14億円から赤字が拡大します。
四半期利益は-115.00億円の損失となり前期-92.64億円から赤字額が増える予想が出ています。
想定発行価格720円から指標を計算するとEPS-127.07からPERは計算不可、BPS41.27からPBR17.45倍になります。
ベンチャーキャピタル(VC)や投資ファンドによる保有株が多く上場後の売り圧力も高そうです。そう何回も宇宙関連株が人気なのかな?と現時点では疑っています。
とりあえずブックビルディングには参加する予定です。もしかしたら好材料が出るかもしれませんからね!!
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