ユニコーンは株式投資型クラウンドファンディングを取り扱う企業になり、今回第1号案件が登場し投資家に刺激を与えています。募集企業はSpotTour(スポットツアー)になり、GPSやIoTなどを活用しビッグデータをも取り入れた⽇本発の世界的な観光プラットフォームを行う企業です。
SpotTour(スポットツアー)は3年~5年の間にIPOを目指すとされており、上場するとなればIPO市場で人気となることが予想できます。新奇性ある事業のためかなり期待できるかもしれません!
調達資金は5,000万円を目標にし上限募集額は5,750万円になっています。ユニコーンが第1号として選んだ案件になるため、失敗した場合は今後の事業に大きく影響することが考えられます。よって必ず成功させるため良質な案件を用意してきたはずです。
事前告知は公式ページで行われていましたが、ふたを開けてびっくりの事業内容でした。また応募申し込みが殺到すると思われるため口座開設をされる場合は急いだほうが良いかもしれません。
同社は既に国土交通省や経済産業省の他、大手企業によるプロジェックト採用実績があるそうです。また「Tokyo Metro ACCELERATOR」2018の最終選考通過と言った受賞歴を持つ革新的なデジタル観光ツアーアプリとして認知されています。
この他にも、東京メトロ主催の散策型スタンプラリーである「駅から始まるさんぽ道」と連携が開始され話題となっています。インバウンド効果もあり同社事業がこれから市場に大きく反映されていきそうです。
SpotTourは特許を取得したテクノロジー搭載のツアーアプリ!
SpotTour(スポットツアー)は日本各地の持続可能な観光整備を可能にすることを目的とされ開発されています。アプリを用いれば地域の魅力を案内してくれる他にも12言語に対応しているため多くの観光利用が期待できます。有名な名所はもちろん隠れた穴場スポットまで様々な観光ツアーとして利用できるアプリとなっています。常に新しい観光情報をアプリ内でアップデートしツアー提案をすることで良質な体験ができるメリットがあり、これまでの観光情報とは少し違うことが特徴です。
具体的には各スポット情報を画像や動画で紹介し、ツアーのコースは地図で案内します。案内に沿って現地に訪れるとスマートフォンデバイスなどに表示されるアプリ内でスタンプが押され、さらに詳しい情報を確認することが可能です。
もちろんツアーは1人でも参加可能なため多くの方に利用されると考えられています。さらに思い出はSNSでシェアすることも可能となっています。
SpotTourではクラウドガイドというツアーを提供する団体や個人が無料もしくは有料でサービスを提供しています。まだ一般的には知られていないマイナーな場所を巡るツアーやウォーキングを通じて地域の魅力を再発見する魅力があります。
SpotTourの会社概要と課題について
同社がこれから解決するべき課題は持続可能な観光整備となっています。インバウンド事業などへ国家予算が計上されるとその予算内で事業を推進するため、予算が尽きた場合に様々な弊害が出てくることを問題視しています。地方自治体などでは少ない予算の中でやりくりをしていかなければならないため観光整備が進まないと言った声が上がっています。
【観光整備の課題】
- 予算頼みで一貫性の観光整備しかできない
- 従来の観光アプリは出版物に近いため情報更新スピードに問題がある
- 最新の観光情報を提供するサービス努力が足りない
上記のような課題があり、同社では観光整備を手掛けるにはシステム構築や運営ありきではなく新鮮で魅力的な観光情報コンテンツの整備に注力しなければいけないと考えているそうです。
確かに最新の情報を日本人のみならず海外の観光客に発信できるスキームがあれば、何度も同社システムを利用し収益の機会があるように思います。
観光は地域活性化につながり、埋もれたマイナー観光資源をも生かしながら情報発信することで課題をクリアーしていく期待があります。
会社概要は下記のようになっていました。
項 目 | その内容 |
社名 | スポットツアー株式会社 |
住所 | 東京都千代田区九段北1-3-5 |
代表者 | 代表取締役 鳥居暁 |
会社設立 | 2019年6月12日 |
資本金 | 10,000,000円 |
事業内容 | ・各種情報の収集及び販売 ・地域産業に関する商品の企画、立案及び販売の斡旋 ・書籍、印刷物の企画製作及び出版並びに販売 ・システムの企画・開発・販売 ・前各号に附帯又は関連する一切の事業 |
SpotTourはどうやって利益を上げていくのか?
SpotTour(スポットツアー)のビジネスモデルはユーザーにアプリを提供し、限定情報やツアーカード、10秒でつくれるツアーフォトブックなどを購入してもらうことで収益が発生します。また、ツアー主催者となる地域企業の団体などに対して有料コンテンツやフォトブックで得た収益の一部を還元する仕組みを整えています。このような仕組みを継続することにより持続可能な観光整備が可能となり、レベニューシェア型のビジネスモデルを行えるそうです。
レベニューシェア型とはパートナー企業や個人と事前に決めておいた配分率で利益を分け合うことです。もちろんどちらにもリスクがあり利益を生みだすために目的を共有することで利益率を高める効果が期待できます。
【アプリユーザーのメリット】
- 地元や歴史に詳しいパートナーが提供するツアーコースを巡ることでガイドブックでは得られない独自情報を得ることができる
- アプリを使えばスマートフォンで写真を撮影するだけでツアーフォトブックが自動的に作成され旅の思い出を簡単に作ることができる
- 提携した飲食店やレジャー施設でお得なサービスを受けることが可能
- スマートフォン決済も可能
- 12言語対応のため多くの外国人に対してサービスを提供できる
【ツアー主催者や地域協力業者のメリット】
- 企業サービスの一環として同社サービスを取り入れることで顧客満足度を高めることができる
- クラウドガイドになる団体や個人が良質なツアーコンテンツを提供することで収益アップのチャンスがある
- 参加する地域へ収益を還元することで観光整備に費用を充てることができる
既に東京メトロでは「駅から始まるさんぽ道」を提供し認知度が一気に加速化しているそうです。
またフォトブック市場で最大級のアスカネット(2438)では同社収益の一つである「10秒でつくれるツアーフォトブック」の開発が行われています。さらにアプリを使って全自動でデジタル版のツアーフォトブックの提供も開始しています。
この他にもシニア・高齢者のための情報サイトを手掛けているアーデント・ウィッシュとの提携も発表されています。こちらではシニア向けウォーキングツアーの提供などを行い知名度向上を狙うそうです。
そして、さらに大手企業との提携が控えているとのことです!
訪日外国人が増加しているため同社サービスの知名度が高くなれば一気に収益加速となり得ます。
大手企業との提携は投資家にとって安心できる材料でしょう。ビッグデータやIoTというワードからIPOを行えば人気でしょうね。
⇒ ユニコーン公式サイトへ
SpotTour(スポットツアー)が持続可能な観光整備を目指す根拠
同社公式ページにも書かれていますが、SpotTourアプリを利用することで現在自分がいる場所で提供されるツアーの一覧が表示され気に入ったツアーに参加ができます。このため市場で認知されればかなりの収益となるはずです。特に海外からの訪問者に対してアクションを起こさせる要因になるのではないかと考えられます。日本人でも同社サービスを利用することで通常では行くことができないマイナー観光ができる可能性があります。
今後はさらに同社システムの拡大を進め「食と観光」「体験」などを組み合わせたツアーを仕掛けていくことも準備されているそうです。
自治体や地域にっては独自のサービスを展開していることもありますが、同社システムではナビゲーション機能や位置情報、決済機能や課金機能などがワンパッケージになっていることで課金モデルが簡単といった仕組みが備わっています。このようなことから差別化を図るようです。
またビッグデータからツアー参加者の訪問履歴がデータとして記録され、これらのデータを分析することにより、どの観光スポットが人気なのか今後のサービスに活用することができるそうです。
データ蓄積によるブラッシュアップ効果も期待ができそうですね。
最新テクノロジーを活用したプラットフォームでグローバル企業の仲間入り?
実は調べていて気が付いたことがあります。ユニコーンを利用した資金調達よりも同社が描く成長ストーリーが巨大過ぎると感じました。最新のテクノロジーを用いて日本各地の持続可能な観光整備を実現することが同社のビジョンになっています。そこまではよいのですが、フェイスブックやツイッターと同じような存在になりたい願望があるようです。現段階ではどうなるのかわかりませんが同社は本気で取り組んでいるようです。
本気でシェア拡大を狙っていることはわかりますが、5年後に500万ダウンロードを目指しているとあります。2024年には訪日外国人旅行者が4,800万人を見込み、日本国内旅行者が1億1,000万人となる見込みがあるよです。
この3%のシェアがあれば500万人の会員獲得が可能と言うことです。現段階では評価しずらいと思いますがないとは言えません。これから日本は東京オリンピックも控えています。訪日外国人がオリンピックだけを見て帰るとは思えないため他の目的も持って日本へ来るはずです。
同社アプリがどのような形で認知されていくのかはまだわかりませんが、拡大する場合は一気に広まるでしょう。どうなるのか少し楽しみなので投資を行ってみたいと思っています。
ユニコーンについては下記の記事で詳しくまとめているのでよかったら参考にしてください。
SpotTourが上場をするのは3年~5年先を見据えている!IPOをすれば爆益か?
会社設立は2019年6月ですが今年度中にユーザー数29,000人、ツアー数40件を目標としてスタートしています。5年後には43億円まで売上を伸ばし3年~5年で上場を目指すと発表されています。期日などの前後はあると思いますが、余裕資金で投資を行えば「収益期待」と「企業成長」のどちらも楽しみです。事業的に訪日外国人をターゲットにしていると考えられます。リスクとしては国際間で何かしら影響があった場合や地震などの自然災害、風評被害などがあげられます。
データ的には中国や韓国、台湾などアジア圏からの訪日外国人が多くこれからも拡大する見込みがあります。観光名称に出向くとどこも海外の方で埋め尽くされているため納得できます。
2019年4月の訪日外国人は約2,926,700人と発表されていることから今後も増加すると考えられます。
日本政府の目標数値は2020年に4,000万人、2030年に6,000万人という目標が取り組みがあるようだよ!
日本政府も観光政策を推進しているため期待できそうです。しかし、思うようにいかない場合もあると思われるため投資を行う場合は余裕資金がよさそうです。
今回発表されたユニコーン投資1号案件は10万円からの投資になっていますが、今後は5万円からの投資ができるはずです。公式サイトには5万円からの定額投資と書かれています。
また申し込み後8日間はキャンセルすることもできキャンセル料などは発生しません。それと先着順で受け付けているためをとりあえず申し込みを行い、公開された情報をよく読んだ後にそのまま投資を行うのか判断をしてもよいと考えています。
基本的には直近の業績開示があると思われます。類似企業では決算内容を見ることができるため同社も何かしら開示があると思います。
これまでの受賞歴と実績が結構凄かった
受賞歴はユニコーン公式サイトに書かれています。詳しく調べていないので何とも言えませんが最優秀賞などを得たこともあるようです。実績的には国土交通省プロジェクトや経済産業省プロジェクト、NTT西日本プロジェクトなどがあるそうです。1つのプロジェクトで多くの企業が参画しているため横のつながりも広がりそうです。また、投資前に株主構成を調べようと探してみましたが現在のところ発表は行われていないようです。ユニコーンで購入申し込みを行うと見れるのかもしれません。
情報・通信業事業を行うボクシーズ株式会社から2019年6月に分社化されていることがわかりました
東京メトロとの関係が深いように感じますが、電車などの公共機関と連帯することで信頼性とサービス拡大が加速化しそうです。東京メトロとは共同でツアーを行っていくことを今後も予定しているそうです。
気になるのは収益性ですが、これまでにない革新的なデジタル観光ツアーアプリは既にサービスを開始しています。今までにない「プラットフォーム型ビジネス」で収益を⽣む仕組みを作り、収益の⼀部を地域に還元というスタイルが投資家から受け入れられそうです。
東京地下鉄(東京メトロ)は2019年7月1日から、デジタル観光ツアーアプリの実証実験を開始した。同社のオープンイノベーションプログラム「Tokyo Metro ACCELERATOR 2018」で最終審査を通過したスポットツアー社が開発したアプリ「SpotTour」を活用し、沿線地域の魅力を発信することで、デジタルによる観光需要創出の可能性を検証する目的だ。
「SpotTour」には、複数の観光スポットを案内するツアーが登録され、画像や動画で確認できる。また、実際にツアー内の観光地を訪れると、端末の位置情報を用いて限定スタンプを押印するスタプラリーや時間や場所などの訪問履歴を残す機能も提供する。各スポットを訪問した際に撮影した写真がスポットと紐づく、フォトブックも自動生成する。
※トラベルボイス引用
第一弾ツアーとして「駅から始まるさんぽ道」春コースを2019年7月1日から開始しているためしばらくはメディアでも取り上げられることでしょう。
スタンプラリーなどは観光と関連させることで地域の活性化や同社収益にも大きく関係してきそうです。同社もそうですが、地域活性化につながるような仕組みが世の中で利用されることが嬉しく感じます。
ユニコーンで5千万円を調達するSpotTourのまとめ記事
ユニコーンで資金調達を行う第1号企業になるため上場を期待する投資家が多いと思います。私が口座を開設した時はサービス開始案内が行われた直後だったため、口座開設に少し時間が掛かりました。今後投資を考えている方は早めの行動がよいかもしれません。今回の募集は先着順となり、2019年7月22日~2019年7月28日までとなっています。口座開設をこれから行っても間に合いそうです。
また、募集価格は1株当たり2万円に設定され最低申込株数は5株からとなっています。よって金額は10万円になります。上限申し込み株数は25株(50万円)です。通常は5万円から投資できますが今回は例外のようです。
これまでの経験から即売になる可能性が高いと思いますが、まだ口座開設者が少ないと思われるため早めの行動で獲得できる可能性はあります。サービス開始はこれからなので知名度はまだそれほど高くないはずです。
GPSやIoT、ビッグデータという材料の他にもインバウンドや訪日外国人、スマートフォンアプリなど多くのキーワードがあり上場すればかなり人気が出る銘柄でしょう。欲を言えば上場時点で株価が2倍以上、さらに初値2倍で取得金額の4倍以上も?と妄想することもできます。
この他、投資家特典として同社株主になるとシステムのクーポン券が発行され本人限定で使えるそうです。株主優待的な対応だと思います。5株~24株だと決済額の5%割引、25株だと決済額の10%割行となっています。しかも終生利用できるそうです!
ユニコーンではこれからAI関係や再生医療、ブロックチェーンなどの企業を取り扱うとされていることから色々と期待できると考えています。
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⇒ ユニコーン公式
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