霞ヶ関ホテルリート投資法人(401A)は霞ヶ関キャピタルがスポンサーとなっている日本初のデベロッパー系ホテル特化型上場リートになります。


2021年6月に上場した東海道リート投資法人以来4年ぶりのIPOになります。想定発行価格10万円になり業績は堅調のようです。


霞ヶ関ホテルリート 投資法人(401A)IPOの初値予想


本投資法人は、スポンサーである霞ヶ関キャピタルグループの開発力・運営力を活用し、国内ホテルマーケットで供給が不足する多人数向けホテルに日本各地で投資すること目的としています。


目論見にはIPOポートフォリオ492億円(15物件)、スポンサー開発率100%、平均築年数2.0年となります。


また、鑑定評価合計551億円で平均鑑定NOI利回り5.8%、平均償却後鑑定NOI利回り4.7%となっています。


主幹事はみずほ証券単独となっていますが、平幹事の引受けも大きいようです。店頭で頼めば貰えるのと考えています!


霞ヶ関ホテルリート投資法人(401A)IPOの上場基本データと引受幹事

項 目その内容
市場東証REIT(リート)
決算期1月末、7月末
資産運用会社霞ヶ関リートアドバイザーズ株式会社
会計監査人太陽有限責任監査法人
上場予定8月13日
ブックビルディング期間7月29日~8月01日
想定価格100,000円
仮条件7月28日
公開価格8月04日
初値結果


【手取金の使途】
国内販売における手取金275億円については、海外販売における手取金(未定)と併せて、後記「第二部 ファンド情報第1ファンドの状況2投資方針(2)投資対象③取得予定資産の概要」に記載の本投資法人が取得を予定している特定資産の取得資金の一部に充当する予定です。


項 目その内容
公募口数285,700
売出口数0口
公開口数(合計)285,700口
オーバーアロットメント12,685口
上場時発行済み口数287,300
想定ベースの時価総額287.3億円
幹事団みずほ証券(主幹事)
三菱UFJモルガンスタンレー証券
大和証券
SMBC日興証券
楽天証券
SBI証券
委託幹事三菱UFJ eスマート証券
大和コネクト証券
SBIネオトレード証券


リート専門の情報によれば、多人数向けのホテルを中心に投資するホテル特化型REITになるそうです。


スポンサーの霞ヶ関キャピタルは、不動産コンサルティング事業や開発ファンドを通して物流施設やホテル等の開発事業を行います。


当初は物流施設REITの組成及び上場を予定していたが、国内宿泊需要が高まっている背景から、ホテルREITの組成及び上場が先行する事となったようです。


霞ヶ関ホテルリート投資法人(401A)上場評判とIPO分析

想定発行価格100,000円を基に吸収金額を算出すると約285.7億円となり、オーバーアロットメントを含めると約298.4億円規模の上場となります。


霞ヶ関ホテルリート投資法人(401A)上場評判



インバウンド需要が牽引する日本旅行市場の成長を見越した営業を行っているようです。


訪日外国人の日本旅行の満足率は96.9%であり、再訪意向率も96.6%、いずれも高い水準にあるそうです。


本スポンサーは、高回転・高効率・低リスクが見込まれるビジネスモデルを採用しています。


本投資法人は、今後もスポンサーによる適時かつ安定的なホテル物件の開発が期待できると考えており、スポンサーパイプラインを活用して、かかるスポンサー開発のホテルに投資することにより、継続的な外部成長を目指すそうです。


【LTVとは】
J-REITは、一般企業と同様に資本効率を高めるため借入金(負債)によるレバレッジ効果を利用しています。一般企業の場合は、D/Eレシオで負債比率を判断することが多くなっていますが、J-REITの場合は借入金比率(LTV=Loan To Value、以下LTV)を投資指標として使う場合が大半です。

J-REITのLTVは「総資産LTV=借入金÷総資産」で算出する場合が多くなっています。また総資産LTVと併せて「鑑定額LTV=借入金÷(総資産±保有不動産の含み損益)」を開示している銘柄もあります。総資産LTVも鑑定額LTVも決算期の数値を利用するものですが、J-REITは銘柄によって決算期が異なるため銘柄間の比較をする場合には、「取得額LTV=借入金÷保有不動産取得額」を利用する場合もあります。※SBI証券引用

【NOI利回りとは】
不動産の収益率を示す指標。数値が高いほど収益率が高い不動産となる。J-REITの場合は、NOI利回り=年換算NOI÷期末簿価、または年換算NOI÷不動産取得額で算出される場合が多い。※ジャパンREIT用語集引用

霞ヶ関ホテルリート投資法人(401A)の初値予想と分配金(利回り)情報

会社設立は2025年4月01日、本社は東京都千代田区霞が関三丁目2番5号になります。


執行役員は佐藤正弥氏になりモルガン・スタンレー証券出身となっています。


仮条件前の初値予想は下記数値を予想します。大手予想の発表後に修正値を追記します。


大手初値予想-円~-円
※注目度?


4年ぶりのリート上場でどうなるのかわかりませんが分配金を調べると年間6,277円になるようです。


そう考えると利回り約6.3%なので高いと言えます。


格付けは現時点ではありません。分配金についてはアップサイドが期待できるそうです。


霞ヶ関ホテルリート投資法人(401A)の分配金アップサイド


霞ヶ関ホテルリート投資法人(401A)の幹事引受け株数を調べました

霞ヶ関ホテルリート投資法人の引受け株数を調べてみました。


幹事名割当株数引受割合
みずほ証券(主幹事)194,275株68.00%
三菱UFJモルガンスタンレー証券37,141株13.00%
大和証券28,570株10.00%
SMBC日興証券20,000株7.00%
楽天証券2,857株1.00%
SBI証券2,857株1.00%


平幹事の引受けもかなりあるため欲しい方は店頭に電話してみるといいかもしれません。


現時点で人気があるのかはわかりませんが証券会社の営業に聞いてみるとよさそうです。


kimukimu

既に私にもお問い合わせがあるため気になっている方が多いのかもしれません。もしくは既に営業が行われているのかも?



オルタナバンクの口座開設で現金1,500円が貰えることになりました。投資したら上乗せで現金がさらに貰えます。


公式サイトにもありますが、私も詳しくまとめてみました。




霞ヶ関ホテルリート投資法人(401A)IPOの評価と申し込みスタンスまとめ

霞ヶ関ホテルリート投資法人のIPOは無理して申込まなくても良いかもしれません。


インバウンド需要で業績は伸びているようですが、欲しければ上場後に買えば良いと思います。


霞ヶ関ホテルリート投資法人IPOの評価まとめ


リートのIPOはさほど値も飛ばないですし緩やかなスタートになることが多いため公募組は無理する必要はないと思います。


久しぶりのリート(REIT)なので注目はされると思いますが、格付けが付いている訳でもありませんからね。


利回りこそ高めですが、利回りが高いということは人気が見込めない証拠かもしれません。


リートの仮条件が引き上がることも考えられますが引き上げられて普通に割れることもあります。


kimukimu

機関投資家が評価すると思いますが実際に投資するとは限りませんからね。



CAPIMA(キャピマ)で新タイアップが始まりました。口座開設だけで1,500円分のAmazonギフト券をプレゼントしています。


20万円投資ししたらさらに2,000円分上乗せされます。新ファンドも登場しているため面白いと思います。私も投資している企業です。


タイアップ表記が公式サイトにないため下記記事にまとめています!


上場企業のCREAL(クリアル)に口座開設するだけでアマギフが貰える

Amazonギフトカード2,000円分をプレゼント、さらに初回投資に応じて最大5万円分貰えます。投資家保護の構造とマスターリース契約、さらに信託銀行活用の分別管理は業界随一!

CREAL(クリアル)

1万円から投資でき「ほったらかし」で資産運用できます。賃料収入をもとに配当、平均利回り4.3%で償還実績は100%、元本割れ0件。最強スペック企業なので下記記事でまとめました。