ポーラ・オルビスホールディングス(4927)の株主優待について調べてみました。単元株主数が10万人を超えたため優待改悪の日が近いかもしれません。
総合利回りが高い銘柄なので個人投資家に人気がある企業です。長期優待設定をクリアーすれば買い増し又はクロス取引も利用できそうです！
※ポーラ・オルビスホールディングス公式サイト引用
2018年は5,000円を超えていた株価が現在は1,500円以下まで落ち込んでいます。
コロナ禍以降業績が戻らず化粧品業界はどこも苦戦しています。同社もその1社になり株価が右肩下がりとなっています。
現在の業績は持ち直しつつありますが優待改悪が待っている可能性があります。株主数が増えすぎてコストがかなり発生しているはずです。
それに耐えられる業績だと現時点で考えていますが、頭の片隅に入れておいたほうがよさそうです。
ポーラ・オルビスホールディングス(4927)の株主優待の詳細を調べてみました
ポーラ・オルビスホールディングス(4927)の株主優待権利は毎年12月末に株主名簿に1単元(100株)以上記録された方が対象です。年1回の株主優待になります。配当金は6月末と12月末の年2回です。
| 保有株式数 | 3年未満 | 3年以上 |
| 100株～399株 | 15ポイント | 35ポイント |
| 400株～1,199株 | 60ポイント | 80ポイント |
| 1,200株～1,999株 | 80ポイント | 100ポイント |
| 2,000株以上 | 100ポイント | 120ポイント |
3年以上単元株を保有すれば長期優待を貰えます。私の妻は長期優待を狙って保有しているみたいです！
株主優待はポイント付与になり、同社の「株主優待サイト」から交換手続きをする流れになります。
同社から送られてくる株主優待関係の書類にもカタログが同封されているため株主優待サイトにログインしなくても商品を見ることができます。
kimu 長期優待が3年以上なので少し長いけどポイント付与を考えるメリットがあります。ちなみに今回は単元株2名義なのでボディシャンプーを2本いただきました。
株式を継続保有している方はポイントを翌年に繰り越すことができます。我が家はその都度商品と交換すると思います。
一応、1ポイント100円になるそうなので15ポイント貰ったら1,500円分になります。
320ポイントまで交換できる商品が用意されています。金額にすると32,000円分になります。
上記は120ポイントで交換できる商品をピックアップしてみました。
ポーラ・オルビスホールディングス(4927)の株主優待は転売可能！
ポーラ・オルビスホールディングスの株主優待の転売価格を調べると結構高いとわかりました。不要な方はメルカリやラクマなどに出品しているようです。転売では「ディセンシア リンクルO／L コンセントレート」という商品が人気のようです。6,000円相当の優待が約6,000円で売れているため驚きました。
ラクマだと優待ハガキ(書類)送付で購入者が自分で好きな商品を貰える感じで販売されていました。
※ポーラ美術館公式サイト引用
この他、ヤフーオークションでは「ポーラ美術館 招待券」という商品を目にしました。ポーラオルビス株主優待で出品されていますがポーラオルビスHDの公式サイトでは確認できません。
ポーラ美術館の入場料を確認すると2024年6月8日から大人2,200円となっています。これまで1,800円だったため値上げとなっていました。
高校生と大学生は1,700円、中学生以下は無料です。
ポーラ美術館については次回の株主優待が届いたタイミングで再確認したいと思います。
ポーラ・オルビスホールディングス(4927)の株価推移と業績について調べてみました
ポーラ・オルビスホールディングスの株価を確認してみたいと思います。
※ヤフーファイナンス公式引用
上記チャートは過去10年分を表しています。
2018年をピークに右肩下がりになっています。そろそろ底値か？と思う個人投資家が購入していそうです。
新NISAも始まり同社の株主数も増えているようですからね。
業績については微妙な状況が続いています。2025年の業績予想を確認すると増収増益となる見込みが強いようです。
kimu そろそろ株価反転となってほしいけど微妙な状況が続いているようです!!
ポーラ・オルビスホールディングス(4927)の株主優待まとめ！優待廃止は近いのか？
ポーラ・オルビスホールディングス(4927)の現在株価1,426円をもとに単元株の優待利回りを計算すると1,500円分で優待利回り1.05％になります。年間配当は52円なので配当利回り3.65％、これにより総合利回りが4.70％になります。
※ポーラ・オルビスホールディングス公式サイト引用
インカムゲイン狙いの投資家には人気がある水準だと思います。ただ株価反転の切欠がまだありません。
株価が下がり株主数が増えすぎているためもしかしたらコスト削減を行ってくるかもしれません。株主優待費用の他にも議決権行使書や広めの株主総会会場を用意する費用が発生します。
株主数が増えすぎて優待廃止を行った企業もなかにはあります。
今後、優待改悪が行われるのであれば長期優待に絞った株主優待内容が濃厚でしょう。大手企業でこの手の改悪が続いていますからね。
自社ブランドを株主優待に設定していますがある程度のコストが毎年発生します。宣伝の意味もあるため配当に絞った株主還元はないと考えています。
kimu ただ、妻がポーラ・オルビスホールディングスの化粧品をしばらく前にやめたんですよね。理由はサービス低下だといっていました。何か内部でもコストカットに踏み切った動きがあるのは事実でしょう。
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