ページが見つかりませんでした https://ipokimu.jp IPO(新規公開株)投資だけで4500万円以上稼いだ方法をブログで公開中、IPO初値予想や当選方法を徹底分析しています。未上場株式やクラウドファンディングの情報も掲載中! Fri, 29 Mar 2024 10:32:23 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.3 https://ipokimu.jp/wp-content/uploads/2020/01/favicon-150x150.png ページが見つかりませんでした https://ipokimu.jp 32 32 「IPO承認」グリーンモンスター(157A)の上場データと初値予想を考察! https://ipokimu.jp/blog-entry-greenmonster-kousatu.html https://ipokimu.jp/blog-entry-greenmonster-kousatu.html#respond Fri, 29 Mar 2024 10:08:59 +0000 https://ipokimu.jp/?p=58303 グリーンモンスター(157A)のIPOがグロース市場に新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。投資を無料アプリで体験(学習)できるサービスを提供している企業です。


主幹事はみずほ証券が務め公開株数1,000,000株、オーバーアロットメント150,000株です。上場規模は想定発行価格920円から計算すると約10.6億円になります。


グリーンモンスター(157A)IPOが上場承認
※グリーンモンスター公式サイト引用


IPO地合いが良いため、新味がなくても意外と人気があるかもしれません。


株高や円安などが続き投資をしたいと考える方が多くなっています。上場タイミングはバッチリだと思います!


また、新NISA(少額投資非課税制度)が2024年1月から始まり収益も期待できそうです。既に同社サービスを利用している方も読者の方にいると思います。


政府が決定した「資産所得倍増プラン」も追風です。


何時まで株高が続くのかわかりませんが株価が高いうちは業績期待ができるためIPOでも注目されそうです。同社は投資家デビュー支援市場の中でライト層をターゲットとしているそうです。


グリーンモンスター(157A)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目 上場基本データ
上場日 3月29日
市場 グロース市場
業種 サービス業
事業内容 体験型投資学習支援事業
ブックビルディング 3月13日~3月19日
想定価格 920円
仮条件 920円~980円
公開価格 980円
初値結果 1,700円(公開価格1.73倍)
企業情報 https://greenmonster.co.jp/
監査人 太陽有限責任監査法人
手取金の使途
  • 採用費及び人件費
  • システム開発費
  • 広告宣伝費


項目 株数データ
公募株数 750,000株
売出株数 250,000株
公開株数(合計) 1,000,000株
オーバーアロットメント 150,000株
上場時発行済み株数 3,190,000株
※公募分を含む
想定ベースの時価総額 約29.3億円
幹事団 みずほ証券(主幹事)
楽天証券
松井証券
マネックス証券
SMBC日興証券
SBI証券
岡三証券
極東証券
委託見込 岡三オンライン
DMM.com証券


グリーンモンスター(157A)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格920円を基に吸収金額を算出すると約9.2億円となり、オーバーアロットメントを含めると約10.6億円規模の上場となります。


同社グループは、グリーンモンスターと連結子会社の株式会社FPコンサルティングの計2社で構成されています。


主要事業として「FX」「株式投資」「資産形成」について、座学ではなくゲーム感覚のデモトレードやシミュレーションを通して体験型で学習できるスマートフォン向けアプリの開発・運営を行っています。


また、株式会社FPコンサルティングの主要な事業として、法人・個人向けに金融教育やライフプランニングの提案、住宅購入、相続対策のアドバイス等のファイナンシャルプランニングサービスを提供しています。


グリーンモンスター(157A)の業績
※有価証券届出書引用


ユーザー向けには無料でアプリを提供しています。


同社アプリを介して証券会社やFX会社の口座開設がなされた場合、アフィリエイト・サービス・プロバイダー(ASP)を介して成功報酬を得る仕組みになります。


アフィリエイトとは成果報酬型広告のことを指し、広告主が期待する成果が発生したことを広告主により承認された場合に、アフィリエイト広告を掲載する媒体が、ASPを介して成果報酬を受領する仕組みの広告形態です。


ASPは証券会社・FX会社から広告費を受領して口座開設数増加のための広告運用を行っています。


グリーンモンスターIPOの経営戦略
※有価証券届出書引用


同社主要アプリのユーザー獲得経路は主に動画広告による流入となっています。


安心して投資家としてデビューしていただくため、デモトレードやコラム等の学習コンテンツの充実により学習効果向上を図っているそうです。


証券会社・FX会社にとっては、同社アプリで投資学習を行ったユーザーの流入により、一般的なWeb検索やアフィリエイトからの流入と比較して投資に積極的な顧客を獲得することで広告効果の向上が見込まれるそうです。


グリーンモンスターIPOの販売実績と取引先
※有価証券届出書引用


この他、連結子会社で法人・個人向けに金融教育やライフプランニングの提案、住宅購入、相続対策のアドバイス等のファイナンシャルプランニングサービスを提供しています。


特に法人顧客においては、所属する従業員の「ファイナンシャルウェルビーイング」の一環として、「おかね」についての不安をとりのぞくため、


法人ごとのニーズや制度に沿ったオーダーメイドセミナー、独自のeラーニングシステムを利用したオンライン研修、従業員個別の相談サービス等を提供しています。


グリーンモンスター(157A)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は2013年7月29日、東京都渋谷区富ケ谷一丁目3番8号第22SYビルに本社を構えます。社長は小川亮氏(1978年9月10日生まれ)、株式保有率は46.76%(1,290,000株)です。※資産管理会社保有分は除く


従業員数36人で臨時雇用者0人、平均年齢33.6歳、平均勤続年数2.2年、平均年間給与5,843,000円です。連結従業員数は39人です。


連結のセグメントは投資学習支援事業の単一セグメントになります。


氏名又は名称 所有株式数(株) 所有株式数割合(%) ロック
小川 亮 1,290,000株 46.76%
WMグロース4号投資事業有限責任組合 670,000株 24.28%
藤沢 亜理沙 316,400株 11.47%
中村 直樹 180,000株 6.52%
久保 ひふみ 110,000株 3.99%
株式会社KINOCOS 40,000株 1.45%
Don’t Look Back in Anger株式会社 30,000株 1.09%
※株主上位7名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には180日間(2024年9月24日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


WMグロース4号投資事業有限責任組合と久保ひふみ氏には90日間(2024年6月26日まで)のロックアップ付与、ロックアップ解除倍率が発行価格の1.5倍以上となっています。


上場前の第三者割当等による新株予約権の割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っています。


親引けはありません。


グリーンモンスター(157A)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


仮条件が920円~980円に決定し上場による吸収金額は最大で約11.3億円、時価総額は約31.3億円になります。


個人投資家主体の売買となる見込みのためVCにはやや警戒が必要です。


ベンチャーキャピタル保有株は公開価格1.5倍以上で売却可能となっていますが1社しかないため売り急ぐことはなさそうです。高値で売却してくると考えられ一度に大きな売り玉は出てこないかもしれません。


大手初値予想1,500円~2,000円
修正値1,700円~2,000円
最終予想2,000円

※注目度B


業績を確認すると2024年6月期の連結予想を確認することができました。売上20.71億円となり前期比21.04%増、経常利益3.23億円となり前期比91.12%増となります。


四半期利益は2.13億円となり前期比76.03%増を予想しています。


公開価格が980円決定の場合の指標はEPS81.15からPER12.08倍、BPS469.64からPBR2.09倍になります。配当や株主優待の設定は現時点でありません。


成果報酬型広告(アフィリエイト)を行っている企業は各社苦戦していると言われていますが同社の業績は好調です。広告規制強化などは気になります。


上場タイミングも良いと観測され高い初値が期待されています。市場環境に影響されやすいビジネスモデルなのは覚えておきましょう。


kimukimu

株高や新NISA効果で直近の業績に期待でき話題性もありそうです!



幹事名 割当株数 引受割合
みずほ証券(主幹事) 850,000株 85.00%
楽天証券 50,000株 5.00%
松井証券 50,000株 5.00%
マネックス証券 30,000株 3.00%
SMBC日興証券 10,000株 1.00%
SBI証券 5,000株 0.50%
岡三証券 2,500株 0.25%
極東証券 2,500株 0.25%


2024年3月はみずほ証券主幹事のオンパレードのようです。ただ当選しにくいため悩みものです。ネット組は申込続けるしかありません。


店頭組は担当者経由で申込めば何か貰えるのでは?と思います。積極的に手数料を落としている方は複数銘柄の配分がありそうです。


また、最近思うことですがみずほ証券と楽天証券は仲良しですよね。楽天証券HDの出資比率51%が関係していそうです。


kimukimu

楽天証券がこれまで引受幹事上位になることはあまりありませんでした。これからIPOでは必要な証券会社になるかもしれません。口座だけ開設している方は多いでしょうけどね。



株高で何に投資していいのかわからない方でロボアドバイザーに興味があればROBOPROがお勧めです。


ほったらかしでETF投資ができます。金融庁が公表したロボアド過去3年のパフォーマンスがNO.1になりました。※記事作成時点


公式サイトには2023年11月末までの成績でプラス64.15%と表記があります。SBIグループなので安心だと思います。




上場企業のCREAL(クリアル)から当サイト特典を付けていただきました。投資家登録だけで1,000円分のAmazonギフトカードをプレゼントしています。


投資を行うと最大5万円分なのでお得です。詳しい内容は下記記事でまとめています!


上場企業なので四季報なので業績を確認しながら投資できるため安心できます。業界では珍しく信託銀行経由の信託保全、そして劣後出資とマスターリース等も行います。




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業 PER
PBR
ディー・エヌ・エー(2432) PER-倍 PBR0.67倍
アドウェイズ(2489) PER30.41倍 PBR1.23倍
東京通信グループ(7359) PER-倍 PBR6.04倍
※2024年3月13日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間 株式の数 発行価格
2021年11月29日~2029年11月28日 180,000株 186円
2022年4月01日~2030年2月28日 24,000株 185円
2022年9月01日~2030年7月31日 27,500株 185円
2023年10月01日~2031年8月31日 21,800株 370円
2024年10月01日~2032年8月31日 22,000株 370円
2025年10月01日~2033年8月31日 43,700株 600円


ストックオプション(新株予約権)は253,300株が上場時に行使期限を迎えます。


発行済株式総数3,190,000株に対する新株予約権の割合は10.0%に相当します。新株予約権による潜在株式数は319,000株です。自己株式を除く場合は13.07%になります。


グリーンモンスター(157A)IPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

グリーンモンスターのIPOは積極的に抽選に参加しておきましょう。


公開株数が100万株を超えるため他の銘柄よりも当選確率は高いと思います。落選当たり前で申込みましょう!


グリーンモンスター(157A)IPOのまとめ
※グリーンモンスター公式サイト引用


テレビでも投資セミナーが活況だと言っています。そのため同社サービスも人気が見込めます。


目論見によれば2023年の調査で、特に20代・30代・40代では約70%が「今後の資産運用意向がある」と回答したそうです。


また、グリーンモンスターのユーザーの約8割が投資未経験者だそうです。男性割合は67.2%で女性は32.8%だそうです。


kimukimu

国民の75%が投資をしていないそうなので勿体ないと思います。投資をすればリスクもありますが儲かるチャンスも同時にありますからね。

私は自己レベルを引き上げれば儲かると考えています!!




クラウドバンクに1万円投資したら2,500円分の楽天ポイントが貰えます。最大4,500円分なのでお得です。


私が初めて投資したクラファンになり今でも投資しています。毎月分配金なので運用金額が大きくなればお小遣いになります。入出金も無料にできます。


詳しい内容は公式サイト、又は下記記事を参考にしていただければと思います!


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https://ipokimu.jp/blog-entry-greenmonster-kousatu.html/feed 0
イタミアート(168A)IPOの抽選結果!公開価格は上限決定 https://ipokimu.jp/blog-entry-itamiarts-kekka.html https://ipokimu.jp/blog-entry-itamiarts-kekka.html#respond Fri, 29 Mar 2024 02:50:56 +0000 https://ipokimu.jp/?p=58585 イタミアート(168A)の抽選結果が出ました。IPOとしては上場規模が小さいため初値高騰予想が出ています。ただニッチ事業なのでどこかのタイミングで成長鈍化となるはずです。


上場時はアフターコロナによる収益期待があるようですね。


イタミアート(168A)IPOの抽選結果


オリジナル大型セールスプロモーション商材の製造販売をBtoB向けECサイトで行っている企業です。


ホームページによる集客を基本としSEOに力を入れているそうです。また、のぼり旗と幕に関しては業界最大手になります。


屋外販促物に強みを持つ企業となっていますが、自社ECサイトを複数運営しているということで人気が見込めるようです。


上場規模は約10.5億円、時価総額は約23.5億円に決定しています。


4月上場分はIPOが少ないため短期投資家の需要も見込めるようです。地味な事業内容だと思いますが上場規模が小さいため人気化するようです!


イタミアート(168A)IPOの公開価格が決定しました

公開価格は仮条件の上限1,600円に決定しています。


目論見によれば申告された総需要株式数が公開株式数を十分に上回る状況だったそうです。


また、申告された総需要件数が多数にわたり、需要の価格毎の分布状況は仮条件の上限に集中していたとあります。


幹事引受け価額は1,472円に決定しています。上場承認時の基本データや業績などは下記記事でまとめています。

「IPO承認」イタミアート(168A)の上場データと初値予想を考察!


イタミアート(168A)IPOの幹事別抽選結果はこうなりました!

イタミアート(168A)の幹事別抽選結果を調べてみました。


幹事名 抽選結果
東海東京証券(主幹事) 落選
楽天証券 抽選前
東洋証券 口座なし
マネックス証券 落選
あかつき証券 口座なし


イタミアート(168A)東海東京証券の抽選結果


抽選結果は余裕の落選となっています。補欠当選にすら引っかかりませんでした。


楽天証券引受け分が28,500株あるため少しだけ期待して抽選結果を待ちたいと思います。東洋証券で店頭取引をされている方は当選確率が高かったかもしれません。東洋証券引受け分は11,400株でした。


ということで後期型抽選の楽天証券の結果待ちとなっています。


SNS確認では当選者を複数確認できるためネット組も主幹事なら当選確率が高かったように思います。




イタミアート(168A)IPOの最新の初値予想は?

イタミアートIPOの最新の初値予想について調べてみました。


最新のIPO初値予想


大手の最新の初値予想は3,000円~3,300円となっています。


公開価格が1,600円決定なので最大で17万円の利益予想になります。上場日が単独上場のためあり得る数値なのかもしれません。


オファリングレシオが44.7%と高いため気になりますが今の地合いなら難なく吸収できそうです。


また、配当金が20円予定なので配当利回り1.25%です。インカムゲインが低いため今期業績上振れを期待したキャピタルゲイン狙いの銘柄だと思います。


kimukimu

EPS119.91からPERは13.34倍なので株価設定は妥当なところにあると思います。ラスクル(4384)やアスクル(2678)のように巨大ECサイトではないため高PERとはならないと思います!!



口座開設だけで2,000円分の特典を貰えるAGクラウドファンディングの締め切り日が近づいてきました。


Vプリカとアマギフを1,000円分ずつプレゼントしているのでよかったらご利用ください。詳しくは公式サイト、又は下記記事でまとめています。


口座開設費用や投資手数料は全て無料です!


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https://ipokimu.jp/blog-entry-itamiarts-kekka.html/feed 0
「IPO承認」マテリアルグループ(156A)の上場データと初値予想を考察! https://ipokimu.jp/blog-entry-materialgroup-kousatu.html https://ipokimu.jp/blog-entry-materialgroup-kousatu.html#respond Fri, 29 Mar 2024 00:37:38 +0000 https://ipokimu.jp/?p=58276 マテリアルグループ(156A)がグロース市場に新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。ファンド売出し株が多く荷もたれ感あるIPOとなっています。


主幹事は野村證券が務め公開株数4,887,100株、オーバーアロットメント733,000株です。上場規模は想定発行価格1,040円から計算すると約58.4億円になります。


マテリアルグループ(156A)IPOが上場承認
※マテリアルグループ公式サイト引用


IPOには当選しやすいと思いますがあまり人気があるようには感じません。上場サイズが大きくオファリングレシオも高くなっています。


野村證券主幹事なので何とかなりそうな印象ですね。


事業はマーケティングコミュニケーション領域に特化し、テレビ・新聞・雑誌・ラジオの4大マスメディアの他、SNSや動画配信サービスとなども手掛けています。


環境変化に伴い戦略的にサービスを提供している企業です。最近のマーケティングコミュニケーションは一方通行では成り立たないため難しさもありそうです。


マテリアルグループ(156A)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目 上場基本データ
上場日 3月29日
市場 グロース市場
業種 サービス業
事業内容 PR・デジタルを中心としたマーケティングコミュニケーション支援
ブックビルディング 3月13日~3月18日
想定価格 1,040円
仮条件 1,100円~1,180円
公開価格 1,180円
初値結果 1,085円(騰落率-8.05%)
企業情報 https://materialgroup.jp/
監査人 監査法人A&Aパートナーズ
手取金の使途 全額を連結子会社である株式会社マテリアル及び株式会社マテリアルデジタルへの投融資として充当する予定


項目 株数データ
公募株数 50,000株
売出株数 4,837,100株
公開株数(合計) 4,887,100株
オーバーアロットメント 733,000株
上場時発行済み株数 9,877,197株
※公募分を含む
想定ベースの時価総額 約102.7億円
幹事団 野村證券(主幹事)
SMBC日興証券
みずほ証券
SBI証券
楽天証券
あかつき証券
岩井コスモ証券
委託見込 SBIネオトレード証券
DMM.com証券


マテリアルグループ(156A)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格1,040円を基に吸収金額を算出すると約50.8億円となり、オーバーアロットメントを含めると約58.4億円規模の上場となります。


同社グループはマテリアル及び連結子会社6社で構成され、マーケティングコミュニケーション領域において、PR発想/ストーリーテリングをコアとして顧客のブランドの成長を支援する専門事業集団として活動しています。


同社グループは、中核子会社と位置付けている株式会社マテリアルが属するPRコンサルティング事業を中心に、デジタルマーケティング事業、PRプラットフォーム事業の3つの事業を展開しています。


マテリアルグループ(156A)の業績
※有価証券届出書引用


PRコンサルティング事業は、顧客のマーケティングコミュニケーション課題解決のため、プロジェクト毎にPRプロデューサーを中心としたチームを組成するBtoBサービスです。


主に国内大手企業と取引を行っており、PRに関する知見・経験を持つプロフェッショナル人材が同事業の価値提供の源泉となっています。


PRの各種手法としては情報番組やドラマへ露出を目指すテレビPR、新商品・サービス等の紹介・発信を行うイベントの実施、SNSを用いたキャンペーン等を中心としています。


プロジェクト型で契約の締結、サービスの提供、対価の受領を行うスポット契約が主たる取引形態となり、プロジェクトごとの成果物を納品した時点で収益となります。


マテリアルグループ(156A)IPOのセグメント
※有価証券届出書引用


デジタルマーケティング事業は、デジタル領域における集客・接客を起点にコンサルティング業務からプロダクト提供まで統合的に支援を行うBtoBサービスです。


準コア事業として位置づけられ、主に国内の中堅~大手企業と取引を行います。


デジタルマーケティングにおける知見・経験を持つプロフェッショナル人材及び顧客の課題を解決するプロダクトが同事業の主な価値提供の源泉です。


戦略設計及び広告クリエイティブ制作業務は制作物の納品が完了した時点で収益、デジタル広告運用支援は当該配信・出稿が行われた時点で収益となります。


マテリアルグループ(156A)の販売実績と取引先
※有価証券届出書引用


PRプラットフォーム事業は、主に中小企業の広報・PRの課題を解決するため、プロダクトCLOUD PRESS ROOM(クラウドプレスルーム)及び人材を活用したプラットフォームを提供するBtoBサービスです。


主にCONNECTED MATERIALのクラウドプレスルーム事業、PRASのフリーランサーを活用した広報・PR支援事業が属しており、グループ企業における育成事業として位置づけられています。


中小/スタートアップ企業と取引を行い、顧客の課題を解決するプロダクトが同事業の主な価値提供の源泉となっています。


収益は月額課金制で顧客から対価を受け取る「サブスクリプション方式」になり毎月のサービス提供による収益となっています。


マテリアルグループ(156A)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は2014年8月18日、東京都港区赤坂一丁目12番32号アーク森ビル35階に本社を構えます。代表取締役CEOは青﨑曹氏(1987年12月03日生まれ)、株式保有率は2.01%(225,339株)です。


従業員数29人で臨時雇用者2人、平均年齢35.5歳、平均勤続年数2.1年、平均年間給与6,229,266円です。連結従業員数は267人で臨時雇用者は23人です。


連結のセグメント別従業員数はPRコンサルティング事業204人(臨時19人)、デジタルマーケティング事業23人(臨時2人)、PRプラットフォーム事業11人(臨時0人)、全社共通29人(臨時2人)となっています。


氏名又は名称 所有株式数(株) 所有株式数割合(%) ロック
戦略PR投資事業有限責任組合 6,951,145株 61.95%
10X Investment Ltd. 2,241,184株 19.97%
馬場 沙紀 600,000株 5.35%
Retweet and Share Ltd. 583,095株 5.20%
青﨑 曹 225,339株 2.01%
関 航 164,347株 1.46%
吉田 和樹 155,692株 1.39%
※株主上位7名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には180日間(2024年9月24日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


青﨑曹氏、関航氏、吉田和樹氏、竹中久貴氏には360日間(2025年3月23日まで)のロックアップ付与で解除倍率設定なしとなっています。


また、上場前の第三者割当等による新株予約権の割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っています。


親引けはUUUM株式会社が取得金額3,000万円を上限として要請予定となっています。


マテリアルグループ(156A)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


仮条件が1,100円~1,180円に決定し上場による吸収金額は最大で約66.3億円、時価総額は約116.6億円になります。


業績規模から考えると欲張り過ぎのIPOだと感じます。


ファンド出口案件になりオファリングレシオは56.9%もあります。これは普通に考えると公開価格割れレベルだと思います。


ただ業績が堅調であることから仮条件上振れとなったようです。


海外販売が行われるといっても上場規模が大きいため無理して参加するIPOではないと思います。ここは様子見で良いかもしれません。


大手初値予想900円~1,100円
修正値1,180円~1,200円
最終予想1,180円

※注目度A


業績を確認すると2024年8月期の連結予想を確認することができました。売上57.72億円となり前期比24.00%増、経常利益10.37億円となり前期比49.21%増となります。


四半期利益は7.50億円となり前期比71.62%増を予想しています。


公開価格が1,180円決定の場合の指標はEPS76.16からPER15.49倍、BPS225.40からPBR5.24倍になります。配当金が25.06円なので配当利回り2.12%になります。


競合の株価もさえない状況なので悩むIPOです。基本スルーで良いと思いますが遊びで参加するには面白いかもしれません。リスクは高めでしょう!


私も途中までBB申込を行っていましたが控えめにしたいと思います。野村證券主幹事じゃなければ完全スルーでも良さそうなIPOですからね。


kimukimu

一応、大手予想は公開価格割れなし?みたいに考えているようです。



幹事名 割当株数 引受割合
野村證券(主幹事) 4,623,100株 94.60%
SMBC日興証券 73,300株 1.50%
みずほ証券 73,300株 1.50%
SBI証券 73,300株 1.50%
楽天証券 14,700株 0.30%
あかつき証券 14,700株 0.30%
岩井コスモ証券 14,700株 0.30%


株式会社アドバンテッジパートナーズが運用を受託しているファンド売出株なので上場ゴール感があります。


一旦は様子見でよさそうです。割安であれば機関投資家需要があると思います。


IPO抽選に参加する準備だけは行っておきましょう。3月後半に上場する銘柄が多く同社に資金が入るのか少し心配しています。


kimukimu

野村證券主幹事なのでとりあえず参加しておいても良いかもしれません。当選後にキャンセル可能ですからね。



朗報です。LYPプレミアムをご存知でしょうか?テレビでCMも流れています。まだ参加していない方は別記事に内容をまとめているので参考になればと思います。


3ヶ月間の無料体験キャンペーンが行われているため利用に関しデメリットはあまりないと思います。


1万円相当の特典が貰えるためこの機会に利用してみると良いかもしれません。私は既存ユーザーなので貰えませんけどね。




トモタクの口座開設で2,000円分のポイントが貰えます。ファンドによっては別途キャンペーンも用意されています。最近は「ご当地返礼キャンペーン」が多いようです。


キャンペーンが豊富にあり、利回りも高めなので面白い資産運用ができそうです。CPについては下記記事にまとめています!




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業 PER
PBR
サニーサイドアップグループ(2180) PER11.16倍 PBR2.68倍
ベクトル(6058) PER11.88倍 PBR3.78倍
Enjin(7370) PER10.36倍 PBR1.73倍
※2024年3月14日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間 株式の数 発行価格
2019年11月29日~2027年10月28日 52,000株 37円
2021年12月01日~2030年2月25日 400,000株 546.1円
2022年2月15日~2030年1月30日 130,800株 545円
2025年1月01日~2035年3月31日 600,000株 1,031.24円
2025年5月25日~2033年5月16日 210,675株 1,030円


ストックオプション(新株予約権)は582,800株が上場時に行使期限を迎えます。


発行済株式総数9,827,197株に対する新株予約権の割合は14.18%に相当します。新株予約権による潜在株式数は1,393,475株です。


マテリアルグループ(156A)IPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

マテリアルグループのIPOはよく考えてから申し込みを行いたいと思います。


地合いを考えると積極的に参加しても良さそうですが、少し規模が大きいため消化不良となることも考えられます。


マテリアルグループ(156A)IPOのまとめ
※マテリアルグループ公式サイト引用


上場後は戦略的なM&Aによるコア事業及び準コア事業の規模拡大に取り組むそうです。新規事業開発も同時進行となっています。


競合や競争に関しては、新規参入による競争激化は考えられているようですが、同社はPR関連事業者との長年の取引により関係を構築できているため優位性があるようです。


また、売上高や営業利益はクライアントの決算期が3月に集中していることに伴い季節的変動があるそうです。


kimukimu

業績に直結するPRコンサルティング事業の人材確保などが業績を大きく左右しそうですね。

IPO申し込みは大手予想を参考にしたいと思います!



上場企業のCREAL(クリアル)から当サイト特典を付けていただきました。口座開設だけでAmazonギフトカード1,000円分をプレゼントしています。


投資を行うと最大5万円分貰えるためよかったらご利用ください。上場企業が直接運営するクラウドファンディングになります。


業績は四季報で確認できますし決算短信などを読めばクラファン収益もわかります。信託銀行経由の信託保全や劣後出資など魅力的なスキームとなっています。


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【キャンペーン】COMMOSUS(コモサス)でAmazonギフトカードが100万円分貰える! https://ipokimu.jp/blog-entry-commosus-campaign.html https://ipokimu.jp/blog-entry-commosus-campaign.html#respond Thu, 28 Mar 2024 23:01:35 +0000 https://ipokimu.jp/?p=57184 COMMOSUS(コモサス)でAmazonギフトカード(アマギフ)が最大100万円分貰えるキャンペーンが始まりました。しかも利回り11%ファンドも発表され投資家に人気がありそうです。


キャンペーンも魅力的だと思いますが、ファンドに投資できれば利益を得られるためまとまった資金で投資する方もいるはずです!


COMMOSUS(コモサス)Amazonギフトカードキャンペーン
※コモサス公式サイト引用


同社は融資型クラウドファンディングを行う企業になります。


COZUCHI(コヅチ)に投資していたけどなかなか当選しないため、COMMOSUS(コモサス)に投資しているという方もいます。


ホームページの作りも少し意識した作りだと個人的に感じます。


また過去に「COZUCHI FUND」や「TRIAD」の名前が掲載されたファンド組成も行われています。


TRIAD(トライアド)はCOZUCHI運営のLAETOLI(ラエトリ)と関係が深い企業です。この辺りは少し難しい話になりますが面白い取り組みが行われています。


ちょっとワクワク感があるため、もしかして融資型クラウドファンディングで1番を狙うのでは?と感じるところがあります。


実はCOZUCHIでは何度も営業の方と直接お話する機会があり、不動産投資型クラウドファンディングで1番を狙うと仰っていたんですよね。今ではご存知のように業界を代表する企業に成長しています!!


COMMOSUS(コモサス)でAmazonギフトカードが貰えるキャンペーンについて調べました

COMMOSUS(コモサス)で行われているキャンペーンについて調べてみました。新規口座開設と投資を行うことでキャンペーンに参加できます。


また、投資金額別に先着人数枠が用意されています。


項 目 その内容
キャンペーン期間 2024年3月22(金)~2024年4月30日(火)まで
キャンペーン概要 新規口座開設と初めてのファンド投資で投資額に応じたAmazonギフトカードをプレゼント
対象者 キャンペーン期間中に新規口座開設と初めてのファンド投資申込みを行い、ファンドの投資申込みが成立した金額に応じたAmazonギフトカードをプレゼント
特典
  • 10万円~50万円未満の投資でアマギフ1,500円(先着500人)
  • 50万円~100万円未満の投資でアマギフ7,500円(先着300人)
  • 100万円~500万円未満の投資でアマギフ15,000円(先着100)
  • 500万円~5,000万円未満の投資でアマギフ100,000円(先着10人)
  • 5,000万円以上の投資でアマギフ1,000,000円(先着5人)
※関東近郊物流インフラファンドⅠ終了時点でまだ枠があるそうです
商品の配布日程 2024年5月末頃を目安に登録メールアドレス宛にAmazonギフトカードが送られる
注意事項
  • AmazonギフトカードはEメールタイプのみの送付
  • プレゼントの発送までに退会申請を行った場合は対象外
  • ファンドへの投資申込み後、投資完了しなかった場合は対象外
  • その他、同社が本キャンペーンを適用することが不適切であると判断した場合は対象外


キャンペーンの内容をまとめると上記のようになります。


ファンド利回りが高く設定されることもあるためクラファンに興味があれば口座開設しておいたほうがよいでしょう。私も投資している企業です。


COMMOSUS(コモサス)の口座開設完了のハガキ
※旧社名はCAMPFIRE Ownersになりその頃から投資しています


今後のファンド組成は多種多様なファンドを組成すると聞いています。


同社にお聞きした感じでは「担保や連帯保証など安全性の追求」も行うそうです。


今後は担保がないファンドは減っていくためより安全性を追求したファンド組成を行うそうです。投資家には安心できる材料だと思います!


不動産投資型クラウドファンディングだと劣後出資があるため比較的安心ですよね。しかし、人気があり過ぎて投資できないことも度々起こります。


同社の場合は融資型クラウドファンディングになりますが、担保設定などをしっかり行うことで投資家リスクを軽減していくようです。


投資しているファンドが遅延したり、元本毀損となれば運営に致命的なダメージがありますからね。


kimukimu

今回は投資することがキャンペーン条件になるけどCOZUCHIと比べたら投資しやすいため気になる方は投資先の候補として考えておくと良いかもしれません!!



COMMOSUS(コモサス)で利回り11%のファンドが登場。続くファンドにも期待

COMMOSUSのファンドを確認すると利回り11%のファンドが登場していました。


募集金額は10億円なので多くの方が投資できるはずです。余裕資金が多くある方はキャンペーンよりも投資することが目的という方もいそうです。


COMMOSUS(コモサス)の関東近郊物流インフラファンド
※新ファンドが続々登場中


募集内容をざっくりご紹介すると以下のようになります。


それと今回のファンドは「特別プレゼントキャンペーン」が付いています。200万円以上投資すると「HOTEL CANATA KYOTO」のスイートルーム無料宿泊券を抽選で20人にプレゼントとなっています。


項 目 その内容
目標募集金額 1,000,000,000円
予定利回り 年率11.0%(税引き前)
予定運用期間 16ヶ月間
募集期間 2024年3月28日~2024年4月03日
募集方法 先着順
担保 手付金返還請求権への抵当権
最低投資金額 10,000円以上


ファンド名は「関東近郊物流インフラファンドⅠ」になり、借入人のTetra社が関東近郊に所在する土地について物流用地として許認可取得を行い、売却するプロジェクトとなっています。※SPC案件


ファンド概要を読むと、TRIAD者が参画している案件で、地権者調整が完了し許認可取得も問題なく進捗しているとあります。


kimukimu

これもTRIADの力なのかな?なんて思ってしまいますよね。



キャンペーン狙いでも良いと思いますが、利回りが高いため純投資でも魅力あるファンドだと思います。


キャンペーン期間が長いため口座開設が間に合わなくても次のファンドに投資すればいいと思います。


個人的に気になったのでCOMMOSUS(コモサス)に聞いてみたんですけど、どうやらこれからボリュームが大きいファンド組成が続くみたいです。


先着順になることが多いため大型のファンド組成だと余裕があり嬉しいですよね。


maronmaron

キャンペーン適用のファンドが続々登場するそうなので公式サイトで確認しておきましょう。新ファンド登場が待ち遠しいと思う投資家も増えているようです。

※京都市南区 ホテルプロジェクトが早速登場しました!


同社についてご存知ない方は下記記事で詳しくまとめています。よかったら参考にしてください。特典付きファンドなども登場します。




COMMOSUS(コモサス)のキャンペーンまとめ!元本償還率100%

COMMOSUS(コモサス)の投資に興味がある方はキャンペーンを利用するとお得だと思います。


今回は新規口座開設者向けのキャンペーンなので既存口座開設者は対象外になります。ただ既存口座開設者向けのキャンペーンが行われることもあります。


COMMOSUS(コモサス)のキャンペーンまとめ
※コモサス公式サイト引用


最大100万円貰えるキャンペーンは先着順となっているためファンドへの申込みを少し頑張らないといけません。


現時点で即完売になることは少ないようです。ただ人気があるファンドだと数分で売りきれることがありますけどね。


kimukimu

似たような大型ファンドだと「港区開発プロジェクト EXITファンド」は約6.4億円募集、利回り10%で約50分かかったそうです。



大型のキャンペーンで一気に投資家を増やす目的があると思いますが、COZUCHIに比べるとだいぶ投資しやすいと思います。今後も「TRIAD」が同社内でどのように関わって行くのか楽しみです。


それと融資型クラウドファンディングにしかできない高利回りプロジェクトにも期待したいと思います。元本償還率は100%となっています!


バリエーションに富んだファンド組成を行うみたいなので個人的にも期待しています。メイン投資でもサブ投資でも利用できる事業者ですからね。


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「IPO承認」情報戦略テクノロジー(155A)の上場データと初値予想を考察! https://ipokimu.jp/blog-entry-is-tech-kousatu.html https://ipokimu.jp/blog-entry-is-tech-kousatu.html#respond Thu, 28 Mar 2024 09:06:42 +0000 https://ipokimu.jp/?p=58285 情報戦略テクノロジー(155A)がグロース市場に新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。DX関連の小粒IPOなので人気がありそうです。


主幹事はみずほ証券が務め公開株数2,070,000株、オーバーアロットメント310,500株です。上場規模は想定発行価格600円から計算すると約14.3億円になります。


情報戦略テクノロジー(155A)IPOが上場承認
※情報戦略テクノロジー公式サイト引用


年商1千億円以上の大手企業グループなどにDX内製支援サービスを行っている企業です。


競合のシステム開発会社やITコンサルティング会社との優位性は、「0次システム開発」という開発姿勢、アジャイル開発という開発手法、優秀なエンジニアによる費用・品質の適正化となっています。


上場時の業績にインパクトがあるためIPOとしては人気が見込めそうです。グロース市場で情報通信業、さらに株単価が低いため個人投資家を中心ににぎわいそうです。


ベンチャーキャピタル出資もないためセカンダリー期待もありそうです!


情報戦略テクノロジー(155A)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目 上場基本データ
上場日 3月28日
市場 グロース市場
業種 情報・通信業
事業内容 大手企業向けDX内製支援サービス等
ブックビルディング 3月11日~3月15日
想定価格 600円
仮条件 380円~460円
公開価格 460円
初値結果 1,021円(公開価格2.22倍)
企業情報 https://www.is-tech.co.jp/
監査人 ESネクスト有限責任監査法人
手取金の使途
  • 設備投資(本社移転による拠点の集約及び拡張)
  • 運転資金(本社の移転・拡張、人材の採用)


項目 株数データ
公募株数 1,470,000株
売出株数 600,000株
公開株数(合計) 2,070,000株
オーバーアロットメント 310,500株
上場時発行済み株数 9,970,000株
※公募分を含む
想定ベースの時価総額 約59.8億円
幹事団 みずほ証券(主幹事)
アイザワ証券
あかつき証券
岩井コスモ証券
SBI証券
極東証券
松井証券
マネックス証券
丸三証券
委託見込 SBIネオトレード証券
DMM.com証券


情報戦略テクノロジー(155A)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格600円を基に吸収金額を算出すると約12.4億円となり、オーバーアロットメントを含めると約14.3億円規模の上場となります。


同社はシステム開発における課題の解決やあるべき姿の実現を目指し、顧客とエンジニアが協働して進めるシステム開発のあり方を「0次システム開発」と称してサービスを提供しています。


顧客のDXを実現する「0次システム開発」、及びシステム開発業界のDXを実現する「WhiteBox」サービスを行っています。


情報戦略テクノロジー(155A)の業績
※有価証券届出書引用


0次システム開発は顧客とエンジニアが、提案・相談を繰り返しながら協働して開発し、ビジネスの状況変化に対応できるアジャイル型の開発手法です。


IT業界では多重下請け構造という、顧客から委託された業務を1次請け企業が2次請け企業、更にその下層の3次、4次請け企業に流していくピラミッド型構造が存在しています。


多重下請け構造に基づくシステム開発では、最初に顧客と1次請け企業が決めた要件どおり開発し納品する流れでは、ビジネス状況変化に対応できない場合が多い現実があります。


それらに対し同社の0次システム開発であれば、開発・改善のハイスピード化が図れ顧客の要望に近いシステムの開発が可能になるそうです。コスト等もカットできるとあります。


また、上流から下流まで一気通貫でのサービス提供、営業力があるシステム開発企業、エンジニアの就業環境などの特徴があります。


情報戦略テクノロジー(155A)の事業系統図
※有価証券届出書引用


同社は顧客から「0次システム開発」というコンセプトでシステム開発を受注し、更にシステム開発企業向けオープンプラットフォームサービス「WhiteBox」を自社サービスとして提供しています。


WhiteBoxはシステム開発企業又はフリーランスが利用申込を行い、同社がそれを会員として受付処理することにより利用できるサービスです。


企業所属エンジニア又はフリーランス自身の開発経歴の登録管理等、基本的な機能は無料で利用することができます。


1次請け企業がパートナーを募集する目的でシステム開発案件を掲載・提案したり、パートナーが1次請け企業とエンジニアに関する情報を共有するなどの機能を利用する場合には月額基本料金が発生します。


情報戦略テクノロジー(155A)IPOの販売実績
※有価証券届出書引用


情報戦略テクノロジー(155A)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は2009年1月23日、東京都渋谷区東三丁目9番19号に本社を構えます。社長は髙井淳氏(1975年6月12日生まれ)、株式保有率は47.42%(4,476,317株)です。※資産管理会社保有分を含まない


従業員数283人で臨時雇用者0人、平均年齢33.4歳、平均勤続年数4.2年、平均年間給与6,350,000円です。


セグメントはDX関連事業の単一セグメントになります。


氏名又は名称 所有株式数(株) 所有株式数割合(%) ロック
髙井 淳 4,476,317株 47.42%
株式会社ISTホールディングス 3,500,000株 37.08%
コタエル信託株式会社 660,000株 6.99%
近藤 将人 280,000株 2.97%
礒谷 幸始 264,320株 2.80%
情報戦略テクノロジー社員持株会 164,963株 1.75%
廣田 重徳 94,400株 1.00%
※株主上位7名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には180日間(2024年9月23日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


上場前の第三者割当等による新株予約権の割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っています。


親引けは取得金額51,898千円に相当する株式数を上限として要請予定となっています。


情報戦略テクノロジー(155A)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


仮条件が380円~460円に決定し上場による吸収金額は最大で約11.0億円、時価総額は約45.9億円になります。


想定発行価格600円から大幅に仮条件が引き下げられています。しかし初値利益はある程度狙えそうです!


昔は株価設定が高めでも問題なかったようですが、現在のシステム開発会社のPERは低いと観測されています。しかも2024年12月期の業績が伸びていないため仮条件の大幅修正となったみたいです。


業績に勢いがある企業は機関投資家の評価も高めですからね。同社の場合は逆になります。


アジャイル型のシステム開発会社も増えてきたため新味はなさそうです。VC保有株がないことは好感されています!


大手初値予想1,000円~1,500円
修正値1,000円前後
最終予想1,000円

※注目度B


業績を確認すると2024年12月期の単独予想を確認することができました。売上58.11億円となり前期比9.68%増、経常利益3.94億円となり前期比2.34%増となります。


四半期利益は2.86億円となり前期比4.00%増を予想しています。


公開価格が460円決定の場合の指標はEPS29.74からPER15.47倍、BPS156.62からPBR2.94倍になります。配当や株主優待の設定は現時点でありません。


仮条件引下げはネガティブサプライズとなりましたが、上場規模が小さくなりセカンダリー期待はありそうです。


低位株のIT系ということで株価1,000円が射程に入ると観測されています。一応、2024年12月期の純利益が2.86億円予想なのでしっかりした利益を計上している企業です。


kimukimu

業績や株価設定よりも「なんちゃって投資家」需要が多いのでは?と思える銘柄だと思います!!



幹事名 割当株数 引受割合
みずほ証券(主幹事) 1,904,400株 92.00%
アイザワ証券 20,700株 1.00%
あかつき証券 20,700株 1.00%
岩井コスモ証券 20,700株 1.00%
SBI証券 20,700株 1.00%
極東証券 20,700株 1.00%
松井証券 20,700株 1.00%
マネックス証券 20,700株 1.00%
丸三証券 20,700株 1.00%


前期はインパクトある利益を確認することができます。今期も良さそうなのでIPOとしても人気が見込めそうです。


幹事構成を確認するとネット組には厳しそうなので主幹事のみずほ証券から当選を狙いたいと思います。


OAを含め約238万株あるため当選確率はそこそこあると思います。


kimukimu

お小遣いを得るチャンスかもしれません!



みずほ証券の次はマネックス証券からの当選確率が高そうです。IPOルールは下記記事を参考にしていただければと思います。




また、月末までのCPになりますがヤマワケエステートで2,000円分のAmazonギフトカードをプレゼントしています。


公式サイトにキャンペーン表記がないため下記記事を参考にお申込みいただければと思います。




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業 PER
PBR
Sun Asterisk(4053) PER20.58倍 PBR3.85倍
BlueMeme(4069) PER20.88倍 PBR1.81倍
モンスターラボホールディングス(5255) PER49.8倍 PBR2.30倍
※2024年3月12日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間 株式の数 発行価格
2024年5月27日~2032年5月26日 280,000株 201円
2024年3月01日~2032年5月31日 660,000株 201円


ストックオプション(新株予約権)は660,000株が上場時に行使期限を迎えます。


発行済株式総数8,500,000株に対する新株予約権の割合は11.06%に相当します。新株予約権による潜在株式数は940,000株です。


ベンチャーキャピタル保有株はありません。


情報戦略テクノロジー(155A)IPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

情報戦略テクノロジーのIPOは良さそうなので全力で当選を狙いたいと思います。


情報戦略テクノロジー(155A)IPOのまとめ
※情報戦略テクノロジー公式サイト引用


ITコンサルティングからシステム開発までを一気通貫でサービス提供できると自負している企業です。また、大手1次請け企業よりも競争力のある価格となっているそうです。


上場することで新規提携企業も増えそうです。上場してないと依頼できない企業もありますからね。価格の優位性もあるそうです。


小規模な案件からリーディングカンパニーとの取引を開始することで取引実績を積み重ねるため、システム開発に係るコスト面で競合他社への切り替えが発生しにくい仕組みだそうです。


kimukimu

アジャイル開発の中でも代表的な手法であるスクラム開発を担えるエンジニアの育成に注力しているそうです。AWSの認定エンジニアを増加させAI(人工知能)やデータサイエンス、IoT等の最先端の技術力の強化に取り組んでいるようです!



初値2倍超えは期待できそうなのでIPOに当選できるように祈るしかありません。公開価格割れはないでしょう。


マリタイムバンクの会員登録でAmazonギフト券1,000円分が貰えます。


船舶への投資になりますが、船舶には抵当権の設定が行え万が一の場合には保険が適用されます。またセミナー時に回収見込みの高い案件だけファンド組成を行うと仰っていました。


投資船の3D画像や毎日の運行状況などをホームページ上で確認することもできるため面白みがあると思います!


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【最終】マテリアルグループ(156A)とグリーンモンスター(157A)IPOの上場直前の初値予想!! https://ipokimu.jp/blog-entry-materialgroup-greenmonster.html https://ipokimu.jp/blog-entry-materialgroup-greenmonster.html#respond Thu, 28 Mar 2024 04:28:44 +0000 https://ipokimu.jp/?p=58575 マテリアルグループ(156A)とグリーンモンスター(157A)の上場直前の初値予想と東京証券取引所から発表された気配運用を調べました。


2024年3月上場分のIPOとしては最後の2銘柄になります。3月権利付き最終日を乗り越え新たな資金流入に期待したいところです!


マテリアルグループ(156A)IPOの上場直前の初値予想
※マテリアルグループ公式ページ引用


東京証券取引所から発表されたマテリアルグループの気配運用は下記のようになります。

項 目 気配運用の内容
板中心値段 1,180円(公募・売出価格)
上限値段 2,714円(更新値幅59円、更新時間10分)
下限値段 885円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲 295円以上、4,720円以下


PRコンサルティング事業を中心に行っている企業になります。


IPOとしては大型ファンド出口案件として公開価格割れなのか?と別の意味で注目されています。


上場規模が約66.3億円、時価総額は約116.6億円になります。収益の割に上場規模が大きいため心配しています。


また気になっていた海外配分は全体の18.1%と少ない印象を受けます。野村證券主幹事でなければ公開価格割れ濃厚なのかも?と思えるIPOです。


私も100株当選しているため気になっています。後期型抽選については見送っています。


上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。

「IPO承認」マテリアルグループ(156A)の上場データと初値予想を考察!


マテリアルグループ(156A)の上場直前の初値予想はこうなる!

マテリアルグループ(156A)の上場直前の初値予想について調べてみました。


上場直前の初値予想


大手の上場直前の初値予想は1,180円となっています。幹事引受け価額は1085.60円です。


基本的に不人気IPOだと考えています。しかし今の地合いなら何とか公開価格をクリアーしそうなので当選分を購入してみました。


ドキドキ感を味わいたいだけですけどね。周りの投資家も購入した方が多かったようです。


どうやら割安感が乏しいためあまり人気がないと観測されているようです。上場規模が大きいことで機関投資家の需要が乏しい場合には公開価格割れだと考えています。


個人的には野村證券が主幹事なので購入してみました。割れても一度は公開価格にタッチするのでは?と楽観視しています。


グリーンモンスター(157A)の上場直前の初値予想と気配運用について調べました

グリーンモンスターの上場直前の初値予想について調べてみました。


グリーンモンスター(157A)IPOの上場直前の初値予想
※グリーンモンスター公式ページ引用


東京証券取引所から発表されたグリーンモンスターの気配運用は下記のようになります。


項 目 気配運用の内容
板中心値段 980円(公募・売出価格)
上限値段 2,254円(更新値幅49円、更新時間10分)
下限値段 735円(通常の更新値幅、更新時間3分)
注文受付価格の範囲 245円以上、3,920円以下


上場内容や業績などについては下記記事でまとめています。

「IPO承認」グリーンモンスター(157A)の上場データと初値予想を考察!


体験型投資学習支援事業として投資学習アプリの運営を行っている企業です。収益はアプリ経由の口座開設などによる成果報酬になります。


上場タイミングに恵まれ事業が投資系サービスのため注目されています。株式市場は新NISAなどで盛り上がりを見せています。


新奇性は感じられませんが実績が出ているタイミングでIPOを行うため面白そうな案件です。個人投資家はマテリアルグループよりもグリーンモンスターのほうが小粒案件で安心できそうです。


ファンド案件も上場後しばらくすれば面白いですけどね。売たい投資家が売り切ってから参戦すれば利益を得られることも多いです。


上場規模は約11.3億円、時価総額は約31.3億円です。


大手の上場直前の初値予想は2,000円となっています。幹事引受け価額は901.60円です。


kimukimu

3月上場ラッシュ終盤になり強弱出ていますが意外とセカンダリーに資金が向かっています。選ばれる銘柄はどれでしょうね~



クラウドバンクに1万円投資すると楽天ポイントが2,500円分貰えます。最大4,500円分なのでお得だと思います!


楽天IDとの連携が必要になるため下記記事で詳しくまとめています。公式サイトにも詳細が書かれているので参考になると思います。


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https://ipokimu.jp/blog-entry-materialgroup-greenmonster.html/feed 0
「IPO承認」カウリス(153A)の上場データと初値予想を考察! https://ipokimu.jp/blog-entry-caulis-kousatu.html https://ipokimu.jp/blog-entry-caulis-kousatu.html#respond Thu, 28 Mar 2024 04:00:04 +0000 https://ipokimu.jp/?p=58269 カウリス(153A)がグロース市場に新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。売出株中心のIPOになりますが利益見込みがあると考えています。


主幹事はSBI証券と大和証券が共同で務めます。公開株数1,590,700株、オーバーアロットメント238,600株です。上場規模は想定発行価格1,440円から計算すると約26.3億円になります。


カウリス(153A)IPOが上場承認
※カウリス公式サイト引用


同社は法人向けにクラウド型不正アクセス検知サービスを提供しています。


急激なデジタル化やインターネットサービスの利活用などにより、国民生活におけるデジタル化や企業活動におけるデジタル・トランスフォーメーションが進んでいます。


一方サイバー攻撃の増加等を背景に、特殊詐欺やクレジットカードの不正利用被害が増加傾向にあり社会経済活動に大きな影響を及ぼしています。


キャッシュレス決済比率が高まるにつれ、サイバー攻撃関連通信も増加している現状があります。


目論見によれば同社の市場規模が拡大し高い成長率を維持できると予想されています!


カウリス(153A)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目 上場基本データ
上場日 3月28日
市場 グロース市場
業種 情報・通信業
事業内容 法人向けクラウド型不正アクセス検知サービスの提供等
ブックビルディング 3月12日~3月18日
想定価格 1,440円
仮条件 1,440円~1,530円
公開価格 1,530円
初値結果 2,875円(公開価格1.88倍)
企業情報 https://caulis.jp/
監査人 EY新日本有限責任監査法人
手取金の使途
  • 人材への投資
  • セキュリティ投資
  • 借入金の返済


項目 株数データ
公募株数 380,000株
売出株数 1,210,700株
公開株数(合計) 1,590,700株
オーバーアロットメント 238,600株
上場時発行済み株数 6,086,700株
※公募分を含む
想定ベースの時価総額 約87.6億円
幹事団 SBI証券(共同主幹事)
大和証券(共同主幹事)
楽天証券
マネックス証券
SMBC日興証券
岡三証券
松井証券
委託見込 SBIネオトレード証券
大和コネクト証券
岡三オンライン


カウリス(153A)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格1,440円を基に吸収金額を算出すると約22.9億円となり、オーバーアロットメントを含めると約26.3億円規模の上場となります。


同社は先端技術を活用した実用的なサービスを創り続け、犯罪のビッグデータをアルゴリズムと掛け合わせることで、SaaS型アルゴリズムサービスを提供する事業モデルを構築しています。


具体的なサービスは法人向けクラウド型不正アクセス検知サービスのFraud Alert(フロードアラート)を提供しています。


カウリス(153A)の業績
※有価証券届出書引用


Fraud Alertはマネー・ローンダリング対策やサイバーセキュリティ対策等として利用されています。


銀行、証券会社等の資金移動業、膨大な個人ユーザーを有する通信キャリア、ガス等のインフラ事業者、その他のサービス事業者に対してサービスを提供しています。


端末から取得される情報をFraud Alertのアルゴリズムで算出し、なりすましではないか、自社・他社において不正利用履歴がないかなどを算定し、法人顧客にリアルタイムでアラートを上げるサービスです。


特に資金移動業社において自社に還流するキャッシュが正当なものかどうかを判断する要素が限られるため、送金元における利用履歴を活用することで判定精度を向上させたいと言ったニーズから同社サービスが生まれたそうです。


カウリス(153A)のサービス概要
※有価証券届出書引用


利用実績としては2023年8月は月間約4億件のログインのモニタリングを行い、そのうち約0.3%~0.7%のアクセスは本人らしさが低いものとして検知されたそうです。


警視庁・各県警から、同社顧客に凍結依頼があった銀行口座に紐づく端末情報をブラックリストデータベースに登録も行います。


また、総務省や警察庁及び経済産業省の調査によると、2022年の不正アクセス行為の認知件数は2,200件あり、そのうち約半数がインターネットバンキングでの不正送金等につながっているそうです。


ログインの際に、不正なエンドユーザーを検知し水際で防ぐ対策が求められるため同社サービス等の利用が必要のようです。


カウリス(153A)の販売実績と取引先
※有価証券届出書引用


同社のFraud Alert(フロードアラート)は、「月間数億件のモニタリング」「モニタリング運用支援のコンサルティングサービス」「業界ごとのガイドラインに準拠した導入実績」「不正アクセス状況が分かりやすく可視化された管理画面」といった特徴があるそうです。


Fraud Alertはインターネットバンキングなどの各種サービスにおけるWEBサイトに、JavaScriptのコードを数行埋め込むことでアクセス解析されたデータを取得します。


その解析結果を元にした追加認証やメール通知など、ログイン後の挙動をカスタマイズできるサービスになります。


カウリス(153A)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は2015年12月04日、東京都千代田区大手町一丁目6番1号大手町ビル4階FINOLABに本社を構えます。社長は島津敦好氏(1978年11月17日生まれ)、株式保有率は8.88%(576,900株)です。※株式会社rhizome所有分は除く


従業員数43人で臨時雇用者1人、平均年齢37.6歳、平均勤続年数2.7年、平均年間給与6,827,056円です。


セグメント別従業員数は営業部13人(臨時1人)、開発部18人(臨時0人)、海外・技術研究部3人(臨時0人)、バックオフィス9人(臨時0人)となっています。


氏名又は名称 所有株式数(株) 所有株式数割合(%) ロック
株式会社rhizome 3,252,900株 50.14%
島津 敦好 576,900株 8.88%
造田 洋典 300,000株 4.61%
Salesforce Ventures LLC 293,400株 4.51%
安藤 洋輔 280,000株 4.32%
大久保 久幸 189,400株 2.92%
ソニーグループ株式会社 188,600株 2.91%
※株主上位7名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には180日間(2024年9月23日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


Salesforce Ventures LLC、ソニーグループ株式会社、SMBCベンチャーキャピタル5号投資事業有限責任組合、三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合にはロックアップ90日間(2024年6月25日まで)、ロックアップ解除倍率は発行価格(売出価格)の1.5倍以上となっています。


上場前の第三者割当等による新株予約権の割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っています。


親引けは取得金額2,000万円に相当する株式数を上限として従業員持株会が要請予定となっています。


カウリス(153A)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


仮条件が1,440円~1,530円に決定し上場による吸収金額は最大で約28.0億円、時価総額は約93.1億円になります。


大手の予想値がかなり上がったためなぜなのか調べると関心の表明が発表されていました。


アセットマネジメントOneが運用するファンドが3.3億円、りそなアセットマネジメントが運用するファンドが4.0億円を取得する予定となっています。


関心の表明は法的拘束力はありませんが、これまでのIPOから初値高騰となる可能性が高いと思います。


業績水準は低いもののしっかりとした利益を計上しているため評価されています。また、某紙によれば「AIベンチャー企業」に匹敵する評価を受けてもおかしくないそうです。


理由としては金融機関だけでなく捜査当局との連携がポイントだそうです。不正検知サービスとしてレベルの高いサービスを提供しているようです!


大手初値予想2,500円~3,000円
修正値3,100円~3,500円
最終予想3,500円

※注目度A


業績を確認すると2024年12月期の単独予想を確認することができました。売上13.60億円となり前期比36.82%増、経常利益4.63億円となり前期比58.02%増となります。


四半期利益は3.10億円となり前期比19.23%増を予想しています。


公開価格が1,530円決定の場合の指標はEPS51.86からPER29.50倍、BPS207.47からPBR7.37倍になります。配当や株主優待の設定は現時点でありません。


米セールスフォースが同社に出資していることも初値高騰要因の一つになりそうです。売買に機関投資家の需要が見込めそうなんですよね。


kimukimu

複数のファンドが同社株を取得したいと伝わったことで機関投資家を巻き込んだ初値形成が期待できそうです。セカンダリーも強いと嬉しいですね!



類似企業は赤字に陥っている企業もありますが、現時点でカリウスは成長期にあるため期待できそうです。


ベンチャーキャピタル(VC)3社とソニーグループは公開価格1.5倍の2,295円以上で売却できます。「連売り」ではなくうまい具合捌いてくれると面白そうです。


幹事名 割当株数 引受割合
SBI証券(共同主幹事) 1,249,100株 78.53%
大和証券(共同主幹事) 238,600株 15.00%
楽天証券 47,700株 3.00%
マネックス証券 27,000株 1.70%
SMBC日興証券 23,900株 1.50%
岡三証券 3,000株 0.19%
松井証券 1,400株 0.09%


吸収金額から考えると共同主幹事は「どうなの?」と思うところもあります。これってもしかして期待して良いIPOなのかもしれません。


事業的にはIPOに好まれそうです。幹事構成は申込みやすいため全力で当選を狙うつもりです。


SBI証券メインなのでSBIネオトレード証券からも申込を行っておきたいと思います。


また、大和コネクト証券も申込を行っておきましょう。今年も個人的に当選を狙っています!


口座開設してから毎年IPO当選を頂いているので今年も狙いたいと思います。2,500円分の株式を貰えるので頂いておきましょう。IPOルールは下記記事でまとめています。




株高で個別株に手を出しにくいと思っている方はROBOPROに投資してみませんか?私も投資しています。


積立投資が行えるため手間もかかりません。記事作成時点では金融庁が公表したロボアド過去3年でパフォーマンスN0.1となっています。


詳しい内容は下記記事にまとめています。もちろん含み益となっています!




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業 PER
PBR
デジタルアーツ(2326) PER13.88倍 PBR4.40倍
アズジェント(4288) PER-倍 PBR2.12倍
サイバーセキュリティクラウド(4493) PER50.37倍 PBR15.05倍
※2024年3月12日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間 株式の数 発行価格
2018年10月02日~2025年9月30日 56,500株 18円
2019年6月02日~2026年5月31日 91,000株 190円
2019年6月02日~2026年5月31日 65,000株 190円
2024年3月26日~2030年12月28日 256,800株 295円
2025年6月16日~2032年3月25日 128,600株 300円
2025年7月21日~2032年3月25日 28,500株 300円
2025年12月22日~2032年3月25日 20,500株 300円
2026年9月21日~2033年3月24日 50,000株 450円
2026年10月14日~2033年10月13日 10,000株 450円
2018年8月09日~2025年8月10日 50,000株 600円
2019年12月26日~2026年12月10日 23,200株 648円


ストックオプション(新株予約権)は542,500株が上場時に行使期限を迎えます。


発行済株式総数5,706,700株に対する新株予約権の割合は13.67%に相当します。新株予約権による潜在株式数は780,100株です。


カウリス(153A)IPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

カウリス(153A)のIPOは上場時に関しては人気が見込めると考えています。


新株予約権の取得価格が低いため将来的にガンガン売ってきそうです。


カウリス(153A)IPOのまとめ
※カウリス公式サイト引用


取引先大手の名前に三井住友銀行や楽天証券の名前を確認できます。そのため技術力は高いと考えられます。


直近で「SBI FXトレード」もカウリスのシステムを導入したと発表が行われています。主幹事絡みでしょうか。


収益構造の特徴ではフロー型収益とストック型収益の両方を得ているそうです。大部分がFraud Alert利用料等のストック型収益になり安定的な経営となっているようです。


kimukimu

先行投資で赤字が続いていたようですが現在は黒字化しています。売出株が多くても今の地合いなら難なく吸収してしまいそうです!



AGクラウドファンディングで2,000円分の特典をプレゼントしています。期間限定のタイアップになります!


締め切り日が近づいているためよかったらお早めにご参加いただければと思います。既存口座開設者にVプリカプレゼントCPが行われることもあります。


詳しくは下記記事にまとめています。


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https://ipokimu.jp/blog-entry-caulis-kousatu.html/feed 0
【キャンペーン】VERFUND(ベルファンド)の口座開設でAmazonギフトカード1000円分貰える! https://ipokimu.jp/blog-entry-verfund-campaign.html https://ipokimu.jp/blog-entry-verfund-campaign.html#respond Thu, 28 Mar 2024 02:03:11 +0000 https://ipokimu.jp/?p=56500 VERFUND(ベルファンド)の口座開設でAmazonギフトカード(アマギフ)1,000円分が貰えるキャンペーンが行われています。高利回りで短期運用型のファンド組成が多く人気です。


投資は1口10万円からになり抽選式のファンドが多いようです。不動産投資型クラウドファンディングになります!


VERFUND(ベルファンド)キャンペーン
※VERFUND公式サイト引用


キャンペーンは短期間となっているため興味があれば早めに取り組んだほうがよさそうです。


運営会社は株式会社ベルテックスになり、不動産コンサルティングや不動産開発など不動産に特化した事業を行っています。自社ブランドマンションではVERXEED(ベルシード)などもあります。


既に組成されたファンドを確認すると3ヶ月運用の超短期ファンドが多いようです。利回り10%を超えるようなファンドも登場しています!


不動産投資に興味がある方は同社で資産運用してみると面白いかもしれません。


VERFUND(ベルファンド)の口座開設でアマギフが貰えるキャンペーンについて調べました

VERFUND(ベルファンド)の口座開設(会員登録)でAmazonギフトカードが1,000円分貰えます。


まとめると以下のようになります。


項 目 その内容
キャンペーン期間 2024年3月20日~4月18日
特典 会員登録完了でAmazonギフトカード1,000円分プレゼント
プレゼント時期 キャンペーン期間終了後、15営業日ほどで登録メールアドレス宛に案内メールを送信
注意事項
  • 審査で否認された方は対象外
  • 同一人物の複数会員登録は不可
  • 案内メール送信までに退会された方は進呈の対象外


2024年4月18日までとなっており会員登録完了で良いみたいです。詳しい内容は公式サイトをご確認ください。※延長の可能性あり


「会員登録完了」となっているためハードルは低いと思います。ただできるだけ早めに申込んだほうがいいと思います。


また、プレゼント時期は「キャンペーン期間終了後、15営業日ほど」と今回はしっかりと書かれています。過去のキャンペーンと同じ流れみたいですね。


キャンペーンがあると口座開設をしてみようかな?と少し意欲が出るためありがたいと思います!


VERFUND(ベルファンド)は短期運用型ファンドが多く資金回転できる!

VERFUNDのファンド内容を確認してみました。超短期ファンドの高利回り案件ばかりとなっています。


VERFUND(ベルファンド)のファンド詳細
※VERFUND公式サイト引用


投資スキームを確認すると抽選式と先着式がありました。


抽選の場合は当選された方に契約成立時書面および入金の案内メールが届くそうです。振込代金は投資家持ちになります。


分配金や償還時の振込代金は同社が持つため無料となっています。


出資の際の振込手数料負担の他に手数料は発生しないそうです。出金手数料が無料なのは嬉しいですよね。


また、分配金や償還時の元本は同社のデポジット口座に一度入る仕組みになります。その場合は募集中のファンドに投資金を回すことができます!


kimukimu

無料の確定申告作成サポートやファイナンシャルプランナーによる資産運用など、税理士やファイナンシャルプランナー(FP)がトータルサポートするサービスもあるそうです!!



事業内容やファンドスキームなど詳しい情報を確認したい方は下記記事でまとめています。


プロサッカークラブやプロバスケットボールチームのスポンサーなのは驚きました。




VERFUND(ベルファンド)の口座開設でAmazonギフトカードが1,000円分貰えるキャンペーンまとめ!

VERFUND(ベルファンド)への投資は短期投資目的の方に向いていると思います。


短期間運用のファンドが多いため資金の有効活用ができそうです。抽選方式の場合はファンドに当選した後に振り込みを行えばいいため気楽に投資できそうです。


VERFUND(ベルファンド)のキャンペーンまとめ
※VERFUND公式サイト引用


不動産クラウドファンディングのため劣後出資割合を確認してみると30%となっている案件が多いようです。


登録投資家が増えてくるとファンド組成金額も大型になると考えています。既にサービス開始時よりも大型化していますけどね。


また、スマートフォンで本人確認を行うことができるため口座開設の日数は短期間で済みそうです。従来のようにハガキ郵送による本人確認も可能となっています。


口座開設できる年齢は20歳以上、74歳以下の方となっています!


1口10万円からの投資で劣後出資30%、短期運用型のファンドになりネット完結なので人気が見込めそうです。資金が余っている方は抽選に参加してみると面白いかもしれません。


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https://ipokimu.jp/blog-entry-verfund-campaign.html/feed 0
「IPO承認」ハンモック(173A)の上場データと初値予想を考察! https://ipokimu.jp/blog-entry-hammock-kousatu.html https://ipokimu.jp/blog-entry-hammock-kousatu.html#respond Thu, 28 Mar 2024 00:54:40 +0000 https://ipokimu.jp/?p=58398 ハンモック(173A)のIPOがグロース市場に新規上場承認されたのでご紹介したいと思います。IT関連のビジネスでセキュリティ対策も手掛けている企業です。


主幹事はSMBC日興証券が務め公開株数1,327,000株、オーバーアロットメント199,000株です。上場規模は想定発行価格2,060円から計算すると約31.4億円になります。


ハンモック(173A)IPOが上場承認
※ハンモック公式サイト引用


今まで世の中になかった機能をスピーディーに開発し、必要な機能を高品質で適切な価格で提供している企業です。


新たなITソリューションを提供し社会になくてはならないリーディングカンパニーを目指しています。


契約企業は製造業やサービス業、卸売業~小売業、さらに官公庁から建設業など幅広く対応しています。


オンプレミス型とクラウド型の両方に対応できる企業で事業規模もそこそこ大きく、IPOでは面白い展開が期待できそうです。


セキュリティ対策に関しては、ウイルスやマルウェア等の外部からの脅威に対する対策はもちろんPC紛失等による情報漏洩の阻止などにも対応しています!


ハンモック(173A)IPOの上場基本データと引受幹事について調べました

項目 上場基本データ
上場日 4月11日
市場 グロース市場
業種 情報・通信業
事業内容 「IT資産管理・セキュリティ対策」「営業支援・名刺管理」「AIによる文字認識を活用したデータエントリー」に関する業務支援システム及びクラウドサービスの開発、提供
ブックビルディング 3月27日~4月02日
想定価格 2,060円
仮条件 1,940円~2,060円
公開価格 4月03日
初値結果
企業情報 https://www.hammock.jp/
監査人 PwC Japan有限責任監査法人
手取金の使途
  • 人材関連費用
  • 製品開発費用


項目 株数データ
公募株数 50,000株
売出株数 1,277,000株
公開株数(合計) 1,327,000株
オーバーアロットメント 199,000株
上場時発行済み株数 4,360,000株
※公募分を含む
想定ベースの時価総額 約89.8億円
幹事団 SMBC日興証券(主幹事)
野村證券
みずほ証券
SBI証券
岡三証券
東海東京証券
岩井コスモ証券
あかつき証券
丸三証券
松井証券
委託見込 SBIネオトレード証券
岡三オンライン
DMM.com証券


ハンモック(173A)の事業内容と上場に伴う評判を考察してみました

想定発行価格2,060円を基に吸収金額を算出すると約27.3億円となり、オーバーアロットメントを含めると約31.4億円規模の上場となります。


同社は「ネットワークソリューション」「セールスDXソリューション」「AIデータエントリーソリューション」の3ソリューションを提供しています。


ネットワークソリューションはPCやPCネットワーク等の管理を行うIT資産管理やセキュリティ対策等の業務領域を対象としています。


セールスDXソリューションはSFA/CRM、MA等の営業支援の業務領域を対象とします。AIデータエントリーソリューションはデータエントリーの業務領域になります。


ハンモック(173A)の業績
※有価証券届出書引用


3ソリューションそれぞれ業務領域は異なるものの、顧客や市場のニーズを捉え、それまでになかった機能を備えたシステムを自社で開発しています。


これらサービスにより顧客の経営課題を解決し、業務の生産性・信頼性を向上させ、企業価値の向上を図ることを目指しています。


少子高齢化に伴い生産年齢人口が減少し、労働生産性の向上、業務の効率化を図ることが必須となっている環境において、同社製品に対する市場ニーズが拡大しており、それぞれのソリューションの市場規模も拡大傾向となっているそうです。


ハンモックIPOの事業概況
※有価証券届出書引用


製品の提供形態としてはオンプレミス型とクラウド型の両方の形態があります。


同社製品においては、一部の機能のみの導入やパッケージとして一式を導入することも可能であり、必要な機能のみ導入し事業成長に応じて機能を追加導入することが可能となっています。


さらに、オンプレミス型とクラウド型の両方の提供形態があることなどから、顧客は民間企業から官公庁まで、また事業規模も大手企業のみならず、中小企業まで幅広く導入されているそうです。


ハンモックIPOの販売実績
※有価証券届出書引用


ビジネスモデルは、クラウド型やオンプレミス型における保守契約などの月額料金によるリカーリング型のビジネスモデルに移行しています。


これにより、既存顧客からの安定的な収益を確保しつつ、新規売上の拡大により成長を加速させるそうです。


直接顧客に販売する場合の他、代理店経由で販売する場合においても、直接顧客と接点を持ち営業及びカスタマーサクセスを実施することで顧客ニーズを的確にとらえているそうです。


製品については殆どが自社開発製品となっています。


ハンモック(173A)の株主状況とロックアップについて調べました

会社設立は1994年4月01日、東京都新宿区大久保一丁目3番21号に本社を構えます。社長は若山大典氏(1976年11月20日生まれ)、株式保有率は44.39%(1,900,000株)です。


従業員数221人で臨時雇用者23人、平均年齢35.8歳、平均勤続年数5.6年、平均年間給与5,714,000円です。


セグメントはソリューション提供事業の単一セグメントになります。


氏名又は名称 所有株式数(株) 所有株式数割合(%) ロック
若山 大典 1,900,000株 44.39%
若山 正美 1,080,000株 25.23%
若山 悠 510,000株 11.91%
高野 紀子 450,000株 10.51%
若山 知子 140,000株 3.27%
水元 敬也 50,000株 1.17%
ハンモック従業員持株会 26,033株 0.61% ×
※株主上位7名の状況、△表示は新株予約権を表します


上位株主には180日間(2024年10月07日まで)のロックアップが付与されています。ロックアップ解除倍率の記載は目論見にありません。


上場前の第三者割当等による新株予約権の割当を受けた者との間に継続所有等の確約を行っています。


親引けは取得金額2,800万円に相当する株式数を上限として従業員持株会が要請予定となっています。


ハンモック(173A)IPOの初値予想と幹事引受け株数をチェックしました

大手初値予想は仮条件発表後に掲載を予定しています。しばらくお待ちください。最新業績予想の他、仮条件発表後のPERやPBRなども後日追記します。


仮条件が1,940円~2,060円に決定し上場による吸収金額は最大で約31.4億円、時価総額は約89.8億円になります。


設立から30年が経過し上場に至るためスピード感はありません。ただIPOでは人気のIT系企業になります。


上場規模が大きく売出株中心となっているため初値パフォーマンスはあまり高くなさそうです。財務面の問題はなく今期は一時的に業績が鈍化すると観測されています。


また、2025年3月期の業績が非開示のため投資しにくいと言われているようです。


大手初値予想2,500円~3,000円
修正値3,000円前後

※注目度A


業績を確認すると2024年3月の単独予想を確認することができました。売上42.25億円となり前期比5.81%増、経常利益7.32億円となり前期比45.24%増となります。


四半期利益は5.91億円となり前期比41.73%増を予想しています。


公開価格が2,060円決定の場合の指標はEPS142.33からPER14.47倍、BPS496.62からPBR4.15倍になります。配当金は30円予想なので配当利回り1.46%になります。


オンプレミス型からクラウドに移行中とのことで今期業績の伸びが悪いようです。初期収益を考えるとオンプレミス型のほうが利益が出ますからね。


ただ2025年3月期は鈍化した業績が元にもどる見通しとなっています。信じるなら株価は上向きそうです。一応、某紙では2桁増収期待となっているようです。


kimukimu

事業に新味がある感じではないため無難な初値を付けた後は業績次第でしょう。投資家に好まれればIPOが減るタイミングのためセカンダリーは面白い展開も期待できそうです。

荷もたれ感ある上場サイズなので機関投資家需要が必要だと思います!



幹事名 割当株数 引受割合
SMBC日興証券(主幹事) 1,227,800株 92.52%
野村證券 39,800株 3.00%
みずほ証券 13,100株 0.99%
SBI証券 10,000株 0.75%
岡三証券 6,600株 0.50%
東海東京証券 6,600株 0.50%
岩井コスモ証券 6,600株 0.50%
あかつき証券 6,600株 0.50%
丸三証券 6,600株 0.50%
松井証券 3,300株 0.25%


上場規模がやや大きめとなっていますがIPOでは人気のリカーリング型のビジネスモデルです。


このクラスのIPOを狙わないと当選は難しいため積極的に参加したいと思います。


事業内容もIPO向きなので期待したいと思います。利益もそこそこ出ているため面白いかもしれません。


引受け幹事上位は店頭系が多いためネット組はSMBC日興証券から当選しないと厳しそうです。申込忘れのないようにしておきましょう!


資金を銘柄毎に拘束されるためBBが集中すると当選しやすくなります。そのため日程と自己資金をしっかり把握しておきましょう。


SMBC日興証券のIPOルールは下記記事でまとめています。




また、クラファンで新しいキャンペーンが始まりました。口座開設ベースのキャンペーンになります!


アセクリでデジコ1,000円分をプレゼントすることになりました。投資を行う必要はなく口座開設費用なども無料です。


ファンド準備中とのことなのでサブ口座に丁度いいと思います。利回りは他社に比べ高めに設定されています。詳しくは公式サイト又は下記記事をご確認お願いします。




類似企業のPERやPBRを調べました

類似企業とPERやPBRは仮条件発表後に記載したいと思います。


類似企業 PER
PBR
シャノン(3976) PER156.45倍 PBR39.92倍
ユーザーローカル(3984) PER33.56倍 PBR5.34倍
Sansan(4443) PER402.27倍 PBR17.09倍
※2024年3月28日の株価基準

ストックオプションの株数や発行価格を調べました

ストックオプション行使期間 株式の数 発行価格
2024年3月30日~2032年2月29日 8,620株 107円
2024年9月01日~2032年7月31日 106,457株 660円
2024年9月01日~2032年7月31日 9,483株 660円


ストックオプション(新株予約権)は8,620株が上場時に行使期限を迎えます。


発行済株式総数4,310,000株に対する新株予約権の割合は2.89%に相当します。新株予約権による潜在株式数は124,560株です。


ハンモック(173A)IPOの評価と申し込みスタンス!まとめ

ハンモックのIPOは申込したいと考えています。


3月優待の権利付き日が27日なのでBBが苦しいかもしれません。ギリギリ間に合う感じでしょう。


ハンモック(173A)IPOのまとめ
※ハンモック公式サイト引用


競合は多数存在していますがDX化が進んでいるため需要見込みは高いようです。


スピーディーな機能追加やクラウド化への対応、サービスを導入しやすい価格設定などにより競合他社との差別化を図るそうです。


売上はジリジリ伸びているためエンジニアの採用が上手くいけば業績がさらに伸びそうな印象を受けます。目論見にはエンジニア不足と書かれていました。


また、自社製品となっていますがオフショア開発を行っていることは頭に入れておきたい情報です。


kimukimu

この手のIPOは毎回人気なので今回も問題ないと考えています。4月も後半になるとIPOが多くなる可能性があるため前半に稼いでおきたいと考えています!!



当サイト限定で2,000円分の特典が貰えるAGクラウドファンディングのキャンペーンが今月末までとなっています。


終了する可能性があるためよかったら早めにご利用ください。Vプリカはネットショッピングでも利用できるため我が家では妻の洋服購入に利用させていただきました。


詳しくは下記記事、又は公式サイトをご確認いただければと思います。


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https://ipokimu.jp/blog-entry-hammock-kousatu.html/feed 0